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“グリーンジャケットを取りに行かなくちゃ”と、ローリー・マキロイ(Rory McIlroy)選手はマスターズのプレーオフ1ホール目でジャスティン・ローズ(Justin Rose)選手に勝利したあと、家族や友人たちと祝福を分かち合いながら語りました。
スポーツカレンダーのなかで、マスターズ最終日ほど重要なものはありません。最終ラウンドをリードして迎え、その座を多くの実力者たちの追い上げにもかかわらず守り抜くには、並外れた胆力と覚悟が求められます。しかし、北アイルランド出身のローリー・マキロイ選手は、それを見事に成し遂げました。さらに彼には、キャリアグランドスラム達成というプレッシャーもかかっていました。本人も認めているように、年を重ねるごとにその達成は難しくなっているように思えたのです。それでも彼は、ついにその偉業に手をかけました。ゴルフの詳しい話題についてはほかのスポーツメディアにお任せするとして、ここでは注目すべき腕時計に焦点を当てていきます。
Photo: Getty Images
ご存じない方のためにお伝えします。ローリー・マキロイ氏は筋金入りの時計好きです。HODINKEEでは、これまでに彼と何度か対談の機会がありました。最初は2020年の全米プロゴルフ選手権を前に、多岐にわたるテーマについて語ってもらったビデオインタビュー、そして後にはHODINKEE Radio第99回でのディープな対談です。日曜の夜の締めくくりにも、月曜朝の通勤のお供にも最適なコンテンツです。
しかし、ローリー氏が私たちのレーダーに入ったのは、2020年よりずっと前のこと。当時の彼は長髪で、北アイルランドから現れたヨーロッパ版タイガー・ウッズ(Tiger Woods)とも言うべき神童でした。2011年当時、彼はオーデマ ピゲの愛好者だった。
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マキロイ選手は、この瞬間を人生のすべてをかけて待ち続けてきました。そんな日は訪れないのではないかと多くの人が思っていましたが、2025年のマスターズ・サンデーにとうとう訪れたのです。では、人生でもっとも多くシェアされるであろう1枚の写真、そして今後のマスターズ中継で幾度となく使われるであろう映像のなかで、彼はどんな時計を身につけていたのでしょうか。それは、オメガ スピードマスター “シルバー・スヌーピー・アワード” 50周年記念モデルです。グリーンジャケットとの相性も抜群だと言えます。2013年からオメガのブランドアンバサダーを務め、スピードマスターのスペシャルエディションをデザインした経験もあるマキロイ選手は、念願のトロフィーを掲げ、初めてグリーンジャケットに袖を通した瞬間、計り知れない安堵と喜びをあらわにしていました。
ただ73ホール目を終えたあとに目を引いたのは、マキロイ選手の腕時計だけではありませんでした。長年手が届かなかったタイトルを決める最後のパットを沈めた直後、彼は歓喜のあまり妻のもとへ駆け寄りました。その妻もまた、この特別な瞬間にふさわしい時計を身につけていたのです。それはパテック フィリップの希少なローズゴールド製ノーチラス 7118/1200Rでした。
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マキロイ夫妻が今回の勝利を長く祝い続けることは間違いありません。そしてその祝宴は、トロフィーキャビネットも手首も、華やかに彩ることになるでしょう。
詳しくは、オメガ公式サイトをご覧ください。