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HODINKEE Magazine Japan Edition, Volume 5

いかにして機械式時計が日本に根付いたのか、そして世界に誇る優れたヴィンテージウォッチ市場の形成を陰から支えたある時計ディーラーの物語を明かす。


本日、『HODINKEE マガジン ジャパン エディション  Vol.5』を発売しました。HODINKEE マガジンは、エディターたちのパッションをもとに編集されており、時計はもちろん、時計と同じように収集価値の高いクルマや、デザインプロダクト、アート、ライフスタイルなど、HODINKEE読者の皆さんが楽しめるさまざまなコンテンツを掲載する、“コーヒーテーブルブック”のような存在のマガジンです。

 ストーリーはどれも、タイムレスで色褪せないものを選びぬいています。何度も手に取って読みたくなる、ときに会話のきっかけにもなる。そうした価値と興味を見出すことができるようなものとなることがHODINKEEマガジンの目指す姿です。

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 今号の表紙を飾るのは、“プレデイトナ”と呼ばれるヴィンテージロレックスのクロノグラフ。時計自体も希少な存在ではありますが、これにはある時計ディーラーの人生と忘れがたいストーリーが詰まっています。それは一体どんなものなのか? その詳細は、ぜひこのマガジンを手に取って、あなた自身の目で確かめてください。


HODINKEE マガジン ジャパン エディション, Vol.5

 前号と同様に今号もさまざまなトピックを取り上げており、特にウェブサイトではなくマガジンというカタチでぜひ読んでもらいたいコンテンツを多数掲載しています。

 HODINKEE マガジン ジャパン エディション Vol.5では、アイコニックな腕時計を体系的に振り返るREFERENCE POINTSで、史上最薄に挑戦し続け、今や8つの最薄記録を持つ(※2022年12月現在)ブルガリのアイコン、オクト フィニッシモを取り上げます。

 1990年代に日本を席巻したヴィンテージウォッチブームに注目。今でこそ日本のヴィンテージウォッチ市場は多くのコレクターを抱え、希少な逸品が集う重要なマーケットとして世界的に知られていますが、そのような評価を得るようになった陰には日本の時計ディーラーたちの活躍がありました。今回は、その礎を築くのに貢献したある時計ディーラーに注目。ディーラー人生を通して収集したコレクションの一部を紹介するとともに、コレクション以上に貴重でユニークな、ひとりの人間としてのストーリーに迫ります。

 そのほか時計に関するコンテンツとして、パーペチュアルカレンダーの陰に隠れてなかなか日の目を見ることのないアニュアルカレンダーやコンプリート(トリプル)カレンダーにフォーカスした企画や、90年代に復権した機械式時計が、いかにして日本で根付いていったのかを、当時の裏側をよく知る時計業界の識者たちの声をもとに解き明かした興味深い企画も収録しています。

 そして今号も、時計以外にフォーカスを当てたコンテンツが充実。クルマに関するストーリーでは、イギリスのマクラーレン・カーズ(現マクラーレン・オートモーティブ)が1992年から1998年にかけて製造・販売したスーパーカー、マクラーレン F1について。また、彫刻家、造園家、インテリアデザイナーなど多彩な才能を持った芸術家、イサム・ノグチの代表作のひとつであるAKARIコレクションについても取り上げています。


購入方法

 HODINKEE マガジン ジャパン エディションの価格は、3300円(税込)です。多くの方に手に取っていただくために、いくつかの購入方法をご用意しました。通常の書店販売、オンライン販売や提携するパートナーを通じた販売があります。それぞれの詳細は下記をご覧ください。

書店・オンラインで購入する

 HODINKEE マガジンは、Amazon、楽天ブックスといったおなじみのネットショップはもちろんのこと、代官山 蔦屋書店、六本木 蔦屋書店、紀伊國屋書店といった一般の書店でも販売されます。 さらに、日本国内の一部の正規時計店、ザ・リッツ・カールトン大阪や星野リゾートなど、多くのホスピタリティ・パートナーを通じて、HODINKEEマガジンを設置しています。

定期購読

 HODINKEE マガジン ジャパン エディションは、7月と12月の年2回の刊行です。定期購読の登録は送料込みで5000円(税込)。毎号送料が無料で確実にお手元に届くためおすすめしています。

 HODINKEE マガジンは、日本のみならずHODINKEEチーム全員の創造的なエネルギーと努力が結集されています。そして寛大なコレクターやディーラーの方々の協力があって、無事に刊行することができました。この場を借りて改めて感謝を申し上げるとともに、多くのHODINKEE読者の皆さんがこの一冊と僕たちが語るストーリーを楽しんでくださることを心から願っています。

Photographs by Keita Takahashi