trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Photo Report HODINKEE.jp × Herman Miller エクスクルーシブ ナイト in 青山

イームズの名作「イームズ ラウンジチェア&オットマン」のカスタマイズ紹介がされるなど、ハーマンミラーとHODINKEE Japanがコラボレーションした特別な一夜の様子をお届け。

Photographs by Cedric Diradourian

8月下旬のある夜。骨董通り沿いにあるハーマンミラーストア 青山でこの日行われたのは、アメリカの著明な家具メーカーであるハーマンミラーとHODINKEE Japanがコラボレートした特別なイベントだ。ハーマンミラーの全面的な協力のもと、現在発売中の最新号『HODINKEE Japan HODINKEE Magazine Japan Edition, Volume 8』にて掲載したチャールズ&レイ・イームズ夫妻によるデザインプロダクトにフォーカスした特集記事が縁となり、ハーマンミラーストアを会場に、HODINKEE読者を招いたイベントが実現した。


イームズのアイコニックチェアの魅力に直に触れる貴重な一夜

 2時間ほどの短い時間ではあったものの、特別な夜にふさわしくコンテンツは充実。『デザインの現在 コンテンポラリーデザイン・インタビューズ』の著書にして、デザイン専門誌『llmm(アイエルエムエム)』のエディターとしても活躍されているデザインジャーナリスト・土田貴宏氏をスペシャルスピーカーに迎えたトークセッションでは、ハーマンミラーストア 青山店長の髙田佳祐氏、そしてHODINKEE Japan編集長・関口 優を交えて、改めてチャールズ&レイ・イームズ夫妻がデザイン史において高く評価される理由を分かりやすく解説したほか、同夫妻が手がけたことで世界的に知られているシェルチェアやラウンジチェア&オットマン、アルミナムグループなどの名作がなぜ評価されているかなど、より深掘りした内容を交えながらイームズのデザインプロダクトの魅力にフォーカスした。

ハーマンミラーストア 青山店長の髙田佳祐氏。

デザインジャーナリストの土田貴宏氏。

参加者は会場に用意されたさまざまなイームズチェアに腰掛けながら、土田氏や髙田氏が語る名作の魅力について耳を傾けた。

 名作チェアをいくつも残しているイームズ夫妻だが、実はその技術的な礎となったものとして知られているのが、レッグスプリント(負傷兵の治療に使われる医療用固定具)だ。

 イームズ夫妻が第2次世界大戦中にデザインしたレッグスプリントは、プライウッド(成型合板)を使用したのが特徴だった。プライウッドならではの柔軟性と耐久性を生すことで、軽量で強度がありつつも従来の金属製スプリントと比べて脚の形にフィットしやすくなり、快適な装着感が得られたそうだ。

 人の脚の形に沿う人体工学に基づいたデザインであったことも注目すべきところだが、このレッグスプリントの開発経験が、のちにイームズ夫妻が手がけるデザイン、特にチェアのデザインに大きな影響を与えた。彼らのデザイン哲学は機能性と美しさを融合させるものだが、このレッグスプリントがその基礎を築いたとも言え、イームズ夫妻を語る上で欠かすことのできない重要な要素として知られている。

 イベントでは、なんとこのレッグスプリントのデッドストック品が展示(イベント参加者は、当日実際に触ることもできた)され、まさにこの夜ならではの貴重な機会となった。

 トークセッション終了後はイベント恒例のソーシャライズタイム。普段は店頭でも見ることができない生地のサンプルが本イベントのために用意され、ラウンジチェアなどのアイコンプロダクトを自分好みのスタイルで素材や色などをセレクトできるカスタムオーダーの案内も実施された。展示されているチェアで実際の座り心地を確かめたうえで、熱心にカスタムオーダーの相談をする参加者の姿も見られた。

 もちろん、本イベントでも参加してくれた読者の皆さんのリストショットをバッチリ撮影しているので紹介しよう。

カルティエ サントス ガルベ  LM

パテック フィリップ カラトラバ

カルティエ タンク マスト

ピアジェ アルティプラノ

パートナーとともに来場されたおふたりの手首で輝く、ロレックス サブマリーナーデイトのコンビ、そしてフランク ミュラーのトノウ カーベックス。

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.6265 “ビッグレッド”。カジュアルな装いにも映える。

ロレックス サブマリーナー Ref.16610LVだが、ジュビリーブレスで楽しんでいる方を発見!

ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126713GRNR

ロレックス エクスプローラー。39mmのRef.214270だろうか?

ラバーブレスレットだが、マリーン トルピユールのコモンタイム限定モデルだろうか。

ブランパン レマン ウルトラスリム

オーデマ ピゲ CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフのグリーンダイヤル。この方は最近時計収集にハマり、短期間のうちに買い増しているそうだ。

こちらは小振りなヴィンテージ・シーマのクロノメーターウォッチ。エナメルダイヤルが抜群にキレイだ。しかもオーバーホールにより、今でもしっかりとクロノメーターの精度が出ているのだとか。恐るべし。

カルティエ タンク マスト

ショパール L.U.C XPS

これは珍しい。イタリア発のマイクロ時計ブランド、ヴェネチアニコ レデントーレ ベラノッテ。レデントーレの夜のサンマルコ広場を描いたダイヤルデザインがユニークだ。

オメガ シーマスター ダイバー300M 007エディション

モーリス・ラクロア アイコン オートマティック 39mm アンスラサイト

イームズ製品に関する詳細は、ハーマンミラー公式ウェブサイトまで。