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パテック フィリップの2025年新作を会場から実機でご紹介
我々が知っていること
超高額なスモークドサファイアダイヤル搭載モデル、Ref.5316Pに心を奪われつつもトゥールビヨンやミニッツリピーターは必要ない。そんな人に朗報だ。同じビジュアルを、永久カレンダーとレトログラード式日付表示だけで楽しめるモデルが登場した。新作Ref.6159G-001は、あのスモークダイヤルをホワイトゴールド製ケースとホブネイルベゼルの組み合わせで実現している。
ムーブメントには、レトログラード式日付表示に加え、曜日、うるう年サイクル、月をそれぞれ9時、12時、3時位置の窓で表示する自動巻きCal.26-330 S QRを搭載。パワーリザーブは約45時間で、2万8800振動/時で駆動する。とはいえ、この時計でもっとも目を引くのはやはりその全体的な美しさだろう。おそらく多くの人にとって意外性すら感じさせる要素である。ホワイトゴールド製ケースのサイズは直径39.5mm、厚さ11.49mmとなっている。
Ref.6159G-001は、パテック フィリップから登場したとは思えない、まさに意表を突くような1本である。まず特筆すべきは、ムーブメントを見せつつも視認性を確保した驚くべきスモークドサファイアダイヤルの採用だ。そしてホワイトゴールド製ケースにはホブネイルベゼルが組み合わされているが、複雑機構を備えたパテックのモデルでこの意匠を見る機会はあまり多くない(思い浮かぶのは、永久カレンダーとホブネイルベゼルを備えたRef.5139くらいだろう)。なお、Ref.6159G-001の価格は1866万円(税込)である。
我々の考え
もし現代の時計のなかで、これまで実物を見たことがないが、ぜひ触れて、撮影して、じっくり観察したい1本を挙げるとすれば、それは間違いなくパテックのRef.5316/50Pだろう。レトログラード式日付、永久カレンダー、ミニッツリピーター、トゥールビヨンという超絶複雑機構に、スモークドサファイアダイヤルという意外性あるデザインを掛け合わせた“怪物”的存在だ。そして今回の新作は、まさにそのモデルから強くインスピレーションを受けたものに思える。いわば“怪物の息子”とも呼ぶべき存在で、より親しみやすい仕様ながらパテックのハイエンド要素を多く備えている。ムーブメントには、2016年から採用されているキャリバーが搭載されている。
このキャリバーを搭載した直近のモデルは、昨年発表された希少なハンドクラフトモデルのRef.5160/500Rである。実はこの時計、私は撮影する機会を逃してしまった(そしてその見事な彫金を見られなかったことを今も後悔している)。時間に制約があったこと、そしてやや変わったケースデザインが個人的にしっくりこなかったことが理由である。
だが今回のRef.6159G-001で使われているクル・ド・パリ装飾のベゼルは、予想以上に美しく仕上がっていた。このデザイン要素にはあまり引かれたことがなかったが、ここではまったく別物のように感じられる。ちなみにこの意匠を採用した最新のモデルのひとつがRef.6119Gであり、私はこのモデルに関しては、ホブネイルベゼルを省いたほうがすっきり見えるのではないかと考えていた(お気に入りだったRef.5196Pの後継ということもあり)。とはいえ好みは人それぞれであるし、この意匠は1932年から続く由緒あるデザインなのだから、そろそろ自分も“100年近く前のセンス”に歩み寄るべきなのかもしれない。本日行われるアポイントでは、真っ先にこの時計に向かうつもりだ。そしてきっと、ホブネイルベゼルに対して“申し訳なかった”と素直に感じることになるだろう。それほどに、この時計は素晴らしい仕上がりであると感じている。
基本情報
ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: レトログラード日付表示針付永久カレンダー(erpetual Calendar Retrograde Date)
型番: 6159G-001
直径: 39.5mm
厚さ: 11.49mm
ケース素材: ホワイトゴールド
文字盤色: ブラック・グラデーションのグレー・メタライズ・サファイヤクリスタル
インデックス: アプライド
夜光: ホワイトゴールド製のファセット仕上げバトン型アワーマーカーにホワイトの蓄光塗料を塗布
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ファブリック柄のコンポジット素材、カラーはブラック。ホワイトゴールド製の特許取得済み3ブレード・折り畳み式バックルを採用
ムーブメント情報
キャリバー: 26-330 S QR
機能: 時・分・秒表示、レトログラード式日付表示、曜日・うるう年サイクル・月表示、ムーンフェイズ
直径: 28mm
厚さ: 5.36mm
パワーリザーブ: 最小35時間~最大45時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 30
クロノメーター認定: なし
価格 & 発売時期
価格: 1866万円(税込)
発売時期: 発売中
限定: なし
詳しくはこちらをクリック。今後数日にわたりWatches & Wondersからの最新情報をお届けする予定なので、引き続き本ページで各ブランドの新作をチェックして欲しい。