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Interview カルティエ ルネッサンスの立役者

CEOに就任して以来、シリル・ヴィニュロン氏はカルティエウォッチをジュエリーと同等に位置付けて、魅力的な新作を数多く発表してきた(同時に、人気の高い作品の復刻も行っている)。その成功の裏にある戦略について、今回は広範にインタビューを行った。

Watches & Wondersの見本市は月曜日の朝から始まる。そして今年、シリル・ヴィニュロン(Cyrille Vigneron)氏は水曜日の午後で早くも話し倒していて、喉を整えるためにお茶を飲んで養生していた。

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 62歳の饒舌なカルティエCEOは、共有すべき意見や解き明かすべき哲学を絶やすことがないが、今年は特に話すことがたくさんあるようだった(会う前に“彼は言葉数が多い”と、あるブランド関係者が伝えてくれた)。

 彼のブランドは今年、ショーのために60以上のバリエーションを発表して勢いに乗っている(一方、同じリシュモングループのA.ランゲ&ゾーネが発表したのはわずか1本だ)。ヴィンテージカルティエの価格はいまも驚くほど高騰。またペブルのような希少な作品の復刻版はコレクターから熱狂的な支持を集めている。

 昨年、カルティエがロレックスに次ぐ世界第2位の時計メーカーになったというニュースが報道されたとき、一部の疑い深い人たちはそれを信じなかった(特に時計業界のデータ報告が不透明であることを考慮すると)。しかし2016年から指揮を振るう、フランス人のヴィニュロン氏はその疑いの目を一掃する。彼はさらなる成長の可能性を感じているのだ。今よりも、もっと。

 これらはすべて、メルセデス・アブラーモ(Mercedes Abramo)氏がカルティエ・インターナショナルに移籍し、そしてウォルター・ボロニーノ(Walter Bolognino)氏がブルガリから移ってきてアメリカ部門のトップに就任するなど、アメリカ部門のリーダー交代が進んでいる時期に起こった。結局、最終的に彼らは皆、ヴィニュロン氏のところに集まった。彼らをはじめ、全世界にいる約1万人の従業員もともにだ。

cartier tank

 そしてベン・クライマーと私は、ラグジュアリー界で今最も勢いのある人物のひとりと、上記に関するすべてのことを中心にいろんな意見を交わした。

ニック・マリノ: 今年は60本以上のコレクションを発表しましたが、これは同業者や競合他社よりも圧倒的に多いです。これらのコレクションの総数はどのように設定しているのでしょうか?

シリル・ヴィニュロン: 私たちは3つの大きなテリトリーを設けました。ひとつはアイコニックな形状のもので、かなり多く売れているものの歴史をすべて調べたこと。ひとつひとつのモデルを見直して、過去あるいは現在の短い期間からそれを取り戻していき、現代で正しい形になりうるものを再定義していくのです。この10~15年で、これだけのボリュームになったのはバロンブルーが最後です。それ以降はすべて、同じ魅力は備えていませんでした。

ベン・クライマー: パシャ ゴルフのような?

ヴィニュロン: そうですね、あれは大きすぎました。しかしミス パシャは小さすぎました。均整の取れたプロポーションではなかったのです。またほかのモデル、例えばドライブ、クレ、キャリバー、カプティブ、ディヴァンなどなどたくさんありましたが、ほかのモデルほどしっくりきません。だからこそ今のままでいいのです。ただもしかしたら、いつかヴィンテージとしてやってきて強い魅力を宿すかもしれませんね。

 だからそのベースとなるシェイプドウォッチを中心に、モデル数をあまり増やさないようにしつつコレクションを展開しています。すでにスティール、SSとダイヤモンド、またときにはSSとゴールドといった、サイズも違えばムーブメントも違うものがあります。

cartier baignoire

 そしてプリヴェは、1905年から1970年代のロンドンの時代までのあいだに、より具体的な形状を持つ別の要素を集めたものです。クラッシュやタンク サントレをはじめタンク アシメトリックやトノーなど、リニューアルさせたものは、本当にたくさんあります。そして年に1度、彼らに再び光を当てるのです。昨年はタンク シノワーズがとても好評でしたね。そしてペブルのような復刻版や、周年記念みたいなものもあります。

 これらは普通であればすぐに売れてしまうという超売れ筋コレクションであり、素晴らしいシェイプを愛する人のためのものです。またカルティエを特徴づけるものでもあり、その数は少ないです。そして愛好家やコレクターにとって、これらのリニューアル版が欲しいのか、はたまたヴィンテージが欲しいのか、どちらか一方を選べばいいのです。

 そして私たちのやりたいことを何でも反映するカルティエ リーブルを、再び少量生産していきます。ただし、まだ手探り状態でもあります。ゴールドとメッシュのグローブなんかも過去にはありました。ですが私たちは“色々と試してみよう”と思いました。そしてなんと顧客を見つけたのです。私たちは同じ精神のもと、ゴールドのメッシュにファスナーやダイヤモンドをあしらった、羽衣のようなゴールドケープをつくりました。

zoe saldana on a red carptet

アカデミー賞の後にそのケープを着用した、ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)。Photo via Getty 

ベン: それは驚きますね。

ニック: 実はこれは、私が話したかった別のことにつながっているんです。というのも、カルティエは時計だけにとどまらずさまざまな魅力を持っているからです。ブランドにおけるジュエリーと比較した時計の重要性について教えてください。

ヴィニュロン: カルティエはジュエラーとして誕生し、それからさまざまなものに関心を持つようになり、そして早い段階で、あっという間に時計というものにたどり着きました。そして長いあいだ、ムーブメントを生産していなかったという理由で、デザインから時計が生まれていました。ジャガー・ルクルトやロレックス、オーデマ ピゲをはじめ、いろんなところからムーブメントを買っていたんです。そして1970年代、ブランドの再スタート以来、このふたつのカテゴリーはともに歩みを進めてきました。

 だから今日まで、カルティエはジュエラーであり、さらにウォッチメーカーでもあると思うのです。売り上げ的には同等ではありませんがブランドのあり方という点において、どちらも等しく重要な意味合いを持っているのです。

ベン: そして今、最大手ウォッチメーカーのひとつとして君臨していますね。

ヴィニュロン: 私たちはナンバー2のウォッチメーカーです。その上はクラウン(ロレックス)ですね。

ベン: 聞いたことがあります。

ヴィニュロン: そしてそれに次ぐブランドです。時計製造の分野からスタートしていないメゾンなのに、そのレベルに到達するとは、私たちも驚きました。

ベン: そのランク付けは果たしてどのように行われたのでしょう? 数年前はトップ5に入っていたのですか? それほどまでにあっという間の昇格だったんです。

ヴィニュロン: 肯定もできるし否定もできます。30年前はどこにもいなかったと思います。そして20年前ですでにナンバー2だったと思います。サントス、パンテール、ベニュワールが好調で、このさまざまなシェイプデザインで大きく成長していったのです。そしてある時期から少しづつ勢いがなくなり、そこでナンバー3という位置付けになりました。だからナンバー2という地位を奪還するべく、この5年間でブランドを再度盛り上げるためにやってきたことが実を結び、2位というポジションを取り戻したのです。

腕時計という客層は男性が3~4割程度です。これは非常にいいことだと思います。逆に言うと、時計職人的なウォッチメーカーになろうとする執念のようなものがもしあったら、男性にはあまり信用されなかったことでしょう。

ベン: そしてそのなかで、メンズはどのような役割を担っているのでしょうか?

ヴィニュロン: 腕時計という客層は男性が3~4割程度です。これは非常にいいことだと思います。逆に言うと、時計職人的なウォッチメーカーになろうとする執念のようなものがもしあったら、男性にはあまり信用されなかったことでしょう。もっとエレガンスにこだわろうという方針にしたら、そのあと男性客が戻ってきてくれたのです。

ニック: カルティエを、少なくともナンバー2に戻すというビジョンが明確にあったわけですね。そのような発展を遂げた今、時計メーカーとしてのカルティエとしてどのような抱負をお持ちですか?

ヴィニュロン: そうですね…成長し続けることですね。そして今よりシェアを拡大すること。自分たちのテリトリーを開拓していくような個性的な市場のため、市場拡大するのびしろが大きいのです。特に今は、時計をつけるだけで自分らしさを表現できる時代ですからね。以前は、自分のアイデンティティは出身国や性別、受け止められ方によって定義されていました。ある種固定されていたのです。さらに30年前は、時計は個人の意思表示のようなものではまったくなくて、主に大きなサイズは男性用、小さなサイズは女性用でした。ロレックスもカルティエも、そしてタグ・ホイヤーもそうでした。基本的にジュエリーウォッチや一部のコンプリケーションを除いて、9割がこのような感じでした。

 しかしカジュアルでもフォーマルな場面でも、より多くの人たちが自身のアイデンティティや表現を、好きなように発信できる自由を手に入れました。今はある程度、女性にとっての男性らしさ、あるいは男性にとっての女性らしさがよりオープンになっていきました。そして時計は、この20年間見てきたように、時計としてより重要な意味を持つようになりました。

 超大型、超素朴、超スポーティ、超複雑、超精巧などその範囲は確実に広がっています。この業界はとても多くのカテゴリーにおいて、本当にジェンダー化されていると思うのです。私たちの役割はシェイプ、エレガンス、洗練さ、ディテールへのこだわり、そして男性的なものと女性的なものの組み合わせた、つまりジェンダーレスであるということです。タンク マストやタンク ルイ カルティエは、男性的でも女性的でもない独特の特徴を持ち合わせています。あくまでもニュートラルであり続けます。

ニック: とても先進的な世界観だと思います。また、さらにほかより先に進んでいると感じているのは、リサイクル素材へのこだわりだと思います。カルティエで用いているゴールドの90%は、リサイクルされているとおっしゃっていたような気がしましたが。

cartier tank

ヴィニュロン: そして残りはペルーで使用しているような、環境にやさしく、そして現地のコミュニティから提供される小規模な職人の鉱山から公正に採掘されています。

ニック: ジュエラーであり多くのゴールドを使用するブランドにとって、その90%をリサイクルしてもらうためのゴールドはどこから調達するのでしょう?

ヴィニュロン: ゴールドはそれほど使いません。この時計・宝飾業界はある意味、資源に対しては非常に質素なのです。例えば鉄を使うときは、平均的な鉄鋼メーカーの生産量の半日分にも満たないでしょう。自動車産業の生産量の1時間分みたいに、とても小規模なんです。そしてそれはゴールドも同じです。年間数トンほどですから、それほど多くはありません。宝石産業で使用されるダイヤモンドは採掘される全ダイヤモンドの4%ほどしかありません。

ニック: 残りの96%はどこへ?

ヴィニュロン: 残りは産業に流れていきます。ダイヤモンドは非常に硬いですから。例えばドリルのヘッドとか、そういったものに使われます。そのため削る・研磨するいう要素がある場合、そのほとんどにダイヤモンドが使われているのです。

 ですから、私たちが使うものはとても質素なのです。とはいえ産業と違い、目に見える存在だからこそ、優れたものであることが重要なのです。だからこそトレーサビリティのある認証原産地にこだわっており、できる限りのリサイクルを行っています。

 サステナビリティのためのスローガンとは何でしょう? それはリデュース(削減)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)です。用する材料をすべてリサイクルして再利用、修理、再度作り変えることで、永久機関のように長く使えるのです。金やプラチナなどは使っても酸化しないですから。再生可能な素材のため、手入れさえすれば長持ちします。

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ベン: プリヴェは貴社の戦略のなかで、どのような位置付けにありますか? この新しいタンク ノルマルは100本ですよね? ですがおそらく、それ以上の数を売ることができるでしょう。

ヴィニュロン: その5倍は売れると思います。

ベン: そのとおりです。そのように時計の流通を制限するという選択は、意図的なものであることは間違いないでしょう。ではどうやって成長して、世界最大の時計メーカーになるのでしょうか?

ヴィニュロン: 世界には、私たちよりもはるかに大きなウォッチメーカーがあるため、私たちは世界最大のウォッチメーカーにはなり得ません。そして彼らと競争しようという意思はない。野心もありません。

 私たちはアイコニックなコレクションを改めて定義しなおしているだけに過ぎません。そしてそのそれぞれに、それを形作る象徴的なシェイプがあります。そのひとつひとつは、ユニークでありながらも万能さも持ちあわせています。彼らはあなたと話すことができて、またあなたがたくさん見ても、誰もが気分を害することなく、ほかの多数の人々と話をすることができるのです。私たちはバロンブルーやサントス、パンテールなどを非常に多く見ていますが、それらは増えていき成長を続けていきます。そして見れば見るほど、ある意味、人気が出てくるのです。そのため市場が成長すればするほど、これらも成長することができるんです。

 ですが限られたものでなければなりません。なぜならコレクターは希少価値の高いものを求めるからです。絵画であれば1点ものという限定品です。つまり、非常に特別なデザインかつ希少性という特別な価値を持つ作品であり、それを欲しい人は見つけることができます。誰かが持っているものと同じものを持ちたくないという人もいるはずです。

ニック: 商品を求める消費者にとって、それが手に入らないことがどれだけ悔しいかを認めているのですね。そしてカルティエは、顧客がカルティエの製品を欲しがっているのであれば、手に入らないよりも手に入る方が顧客にとって満足度が高いと捉えているわけですね。

もしほかのブランドの店に来店しても何もない、そう何もないというのはとても悔しいですよね。

ヴィニュロン: タンク ノルマルが欲しい方は難しいかもしれません。しかしタンク ノルマルは、タンクとあまり相違はありません。もちろん愛好家にとって、リニューアルしてとても特別なものですが、カルティエのタンクが欲しい人は、カルティエのタンクを探せばいいのです。もしサントスが欲しければサントスを探せばいい。

 カルティエのようなブランドの場合、とても多彩にスタイルを展開しているためある程度の安定供給は必要です。もしほかのブランドの店に来店しても何もない、そう何もないというのはとても悔しいですよね。欲求のバランスをとって少し緊張感を持たせつつも、あまりフラストレーションを感じさせないようにしたいものです。

ベン: フラストレーションといえば、この2年ほどでカスタムオーダーメイド(特注品)が浸透してきています。それについてはどう扱っているのでしょうか? というか、ユニークピースに対する公式の方針はどうなっていますか?

ヴィニュロン: 特別仕様の時計が欲しいという人がいたら、“では文字盤やブレスレット、リューズを変えたりして、ちょっと変わったものをつくりましょう”と提案します。以前、数字が逆走して針も逆走する、反時計回りの腕時計を製造したことがあります。このコレクターは、彼のためだけのオンリーワンエディションを手に入れています。

ベン: 彼とまったく同じ時計が欲しいという場合、それはつくってくれるのでしょうか? それとも、それぞれの時計が違うものでなければなりませんか?

ヴィニュロン: どちらかというと。私たちが彼に“2本目を作っても構いませんか”と尋ねています。もし彼が“構わない”と回答したら、2本目をつくります。あるいは、文字盤の色を変えたりして、微妙に違うものを生産します。

 あるとき、ムーブメントは動くけど針がない時計という、大きくひねりの効いたトノーを求めてたお客様がいました。作動するけど時間がわからない時計です。そしてそれを見ることで、“私は時間に囚われない”と言うのです。時計だけは知っているが、私は知りたくもない、自分の時間は自分でコントロールしたいという風に。もう一度やることはないでしょう。ですが誰かが似たようなことを聞いてきたら、納得できるのでしょうけど。

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ニック: 米国ではメルセデス・アブラーモ氏を知る人は多いです。彼女は大きな成功を収めていましたが、現在はプロモーションを行っているところです。そしてこの業界を知る人にとって、彼女は最も著名な女性経営者のひとりです。彼女の新しい役割についてと、その上でウォルター氏の活躍で期待していることについて少し教えてください。

ヴィニュロン: メルセデスの後を継いで成功させるのは困難です。業界のリーダーとしてだけでなく、人格者、ヒューマニストとしても。だからウォルターには、もちろん彼は彼自身であり、彼女本人ではないですから違うことを期待しています。でも同じように継続はしてほしいですね。米国市場は大きな可能性を秘めていると思います。現在は不況ですが、それは長続きしないでしょう。私たちは、基本的にこのまま市場が拡大していき、今後数年で倍増させたいと考えています。

ニック: 自分の市場と、市場全体のどちらのことですか?

ヴィニュロン: もちろん両方のラグジュアリー市場のことです。米国にはまだ成長の余地があると思っていますし、米国と中国がラグジュアリーの2大原動力になるとも思っています。そのためさまざまな方法、さまざまな都市で展開していくことは壮大なチャレンジであり、これは基本的にはウォルターの役割になるでしょう。そしてメルセデスの場合は、アメリカで培った知識をセントラルチームに伝え、この文化の一端を周りに広めなければいけません。

ベン: 今あなたが言ったことについてふたつ質問します。まず、今米国は不況であると見ているようですが、それは売上にも表れているのでしょうか?

ヴィニュロン: セールスについてはその限りではありません。しかし、最近カリフォルニアにあるシリコンバレーバンクで起きた出来事をご存じでしょうか。それとテクノロジー会社は多くの人をレイオフしました。今のニューヨークは、私が9月に来たときよりもずいぶん閑散としています。ただフロリダはまだ好景気でしょう。つまり、所属する分野によって異なるのです。

 売上は非常に堅調で、この2年間は活況を呈しています。しかしかつてほどの勢いはなく、だからといって非常に大きな落ち込みがあるわけではありません。いまの状況をかなり持ちこたえていますが、かつて4桁ほどの成長ではありません。

ベン: では私の質問の2点目ですが、今後数年で倍増する米国市場をどのように見ていますか?

ヴィニュロン: そうですね、まあこの3年間ですでにそうなっていますが。

ベン: 米国ではこの3年間で事業規模が倍増したんですか? それはすごいことですね。

ヴィニュロン: またほかのメゾン(例えばルイ・ヴィトンなど)を見てみると、あちこちにトレンドはあるようですが、アメリカ経済の規模が成長していけばその可能性は高くなります。ただし早くそこに到達するという意味ではなく、肝が冷える思いはしないという意味です。この5年、10年で、直線的な右肩上がりの成長ではなく、上下していることがわかりました。しかしそれぞれの危機を乗り越え、物事はよりはやく成長を遂げているのです。

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ニック: あなたが関わること、あなたが承認すること、あなたが夢を見ること、あなたが委ねることなど、個人的な関わり方について教えてください。また最近、個人的に時計とはどのように関わっていますか?

ヴィニュロン: ブランドで委員会を創設しており、そこですべてが承認されます。また1枚1枚、すべてのデザイン図面に、承認のためのサインをしています。

このインタビューは、わかりやすく簡潔に編集されています。