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Hands-On サイモン・ブレット クロノメーター アルティザン ローズはすでに素晴らしい時計がさらなる進化を遂げたものだ

2年目のジンクス(2作目には失敗作が多い)なるものは忘れよう。ブレット氏が市販向けに発表したこの時計には、さらに優れたウォッチメイキングが詰まっていた。新作の魅力と、この1年半で彼が得た教訓について本人に話を聞いた。


Photos by Mark Kauzlarich

数カ月前、サイモン・ブレット(Simon Brette)氏はUBSとのイベント “ハウス・オブ・クラフト(House of Craft)”に参加するためにニューヨークに滞在した。この若い時計師はほんの1年ちょっと前までは時計業界では比較的無名だったが、短期間のうちに時計コレクターたちを引きつける存在になっていた。私が2023年3月に初めて会ったシャイな男からは想像できないほど自信に満ち、英語まで上達していたその変貌ぶりがさらに印象的だった。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 サイモン・ブレット氏が2023年に発表した最初の時計、クロノメーター アルティザンの評判は(控えめに言っても)相当なものだった。ブレット氏については、ある友人がスースクリプションモデルに傾倒していたのをきっかけに早くから耳にしていた。しかし1年半前、Watches & Wondersのスケジュールの合間を縫って、サイモン氏(コレクターのあいだではサイモンともシモンとも呼ばれるが、フランス語らしい響きに依存するようだ)に会いに行く必要があると言われたときは、ちょっと信じられなかった。そのミーティングで、私は驚嘆した。誇張ではない。今でもそうだ。いや、ますます圧倒されているのかもしれない。

Simon Brette Chronomètre Artisans

サイモン・ブレット “スースクリプション” クロノメーター アルティザン

 多忙な1週間のなかで私はこの時計の写真を撮り倒し、“圧倒的な大差で今週のベストウォッチ”とまで言い切ってしまった。私が見出しにタイプし、ベンやほかの何人かに実際に送ったメールは、“たった今、今年のベストウォッチを見てきた”という内容だった。公平を期すためにつけ足すと、その時点では2023年にHODINKEEに入ってまだ数カ月しか経っておらず、チームにとって私は比較的新参者だった。そんな私に何がわかるというのだ? 今でも私は間違っていなかったと思っている。でも、当時はベンでさえ納得していなかった。

Simon Brette Chronomètre Artisans

サイモン・ブレット “スースクリプション”クロノメーター アルティザン

 ブレット氏が2023年のジュネーブ時計グランプリ(GPHG)でレヴェレイション賞(Revelation)を受賞したとき、私は彼におめでとうと、私の見立てが正しかったことを証明してくれたと感謝のメールを送った。そのころにはベンもこの時計を見て、同じように夢中になっていた。ボスに「ね、言ったでしょ?」と言えるチャンスは見逃すべきでない。クロノメーター アルティザンは時計界隈でもっともホットな存在となったが、一方でその注目はブレット氏と時計自体にとって逆効果になっていたかもしれない。チタン製のクロノメーター アルティザンシリーズの最初の100本の割り当てを求める人々がブレット氏の門を叩き、なんとか入手できないかと私にも着信の波が押し寄せた。第2弾となる、率直に言って信じられないほど見事なモデルが発表されたことで、おそらくこの状況はさらに悪化するだろう。クロノメーター アルティザン(略してCA)は完全に洗練され、圧倒的な美しさを誇るようになった。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 クロノメーター アルティザン ローズは同モデルの最新進化版であり、その優れた点(仕上げの美しさは特に印象的だ)をすべて引き継ぎつつ、より大胆で成熟したデザインへと進化している。今後数年で異なるケース素材や文字盤が登場予定だが、今回はローズゴールド(RG)製ケースにトレムブラージュ(tremblage)風の彫金が施されたゴールドダイヤルにブラックDLCコーティングが施されている。全体として、初代モデルを大きく上回る統一感と視認性を備えている。しかしケースや文字盤以外に大きな変更はない。

 そこで技術的なレビューの代わりに、大量の写真と共にこの1年のブレットの成長についての私の見解を紹介しながら、その内訳を説明しよう。またこの熱風をどのように感じたのか、彼の視点からいくつかの洞察を得るために、ブレット氏本人と話をした。その一部は、UBS “ハウス・オブ・クラフト”でベンと交わした会話でカバーされている(便宜上、ここに掲載している)。


クロノメーター アルティザン ローズ

 新しいクロノメーター アルティザン ローズは手首に心地よくなじむ設計に加え、あらゆる面が極限まで昇華されているように感じられる。ブレットの工房は、伝統的なエタブリサージュ・スタイルで働く10人の従業員を抱えるまでに成長した。ブレットはサプライヤーと緊密に連携し、彼の厳格な基準に基づいた最高品質のパーツを調達し、時計の組み立てと仕上げを行っているのだ。実際、この新しい8万5000スイスフラン(日本円で約1490万円)の時計では、コストの66%(つまり5万6100スイスフラン)が仕上げ作業に費やされている。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 パッケージ全体は初代のチタン製モデルよりも洗練され、統一感が増している。ブラックダイヤルとミニッツトラックがRGの歯車やケースと見事に調和し、もともとドレススタイルである時計をより洗練された完成形へと昇華している。視認性もさらに向上しており(詳細は後述)、9時位置より少し上にあるスモールセコンドや3時位置のキーレス機構がブラック地に映えている。同じことは、歯車を支えるシルバーのブリッジにも言える。受け石を支えるピンクゴールド(PG)のシャトンとのコントラストが、いっそう際立っている。

Simon Brette Chronomètre Artisans
Simon Brette Chronomètre Artisans

 初代クロノメーター アルティザンは真鍮製ムーブメントを搭載していたが、アップデートされたムーブメントにはRGの地板と受けが採用され、二重香箱(並列)とのコントラストがより際立つだけでなく72時間のパワーリザーブを実現している。すべてが徹底的にブラックポリッシュされ、香箱には光の反射により美しい螺旋模様が生まれている(ただし、自分の姿が映り込まないように撮影するのは非常に難しい)。

Simon Brette Chronomètre Artisans
Simon Brette Chronomètre Artisans

 クロノメーター アルティザンのシンプルなエレガンスを示す一例として、リューズを引くとムーブメントを停止させるS字型の規制バネが挙げられる。大型のテンプは可変慣性モーメントの調整可能な錘を備え、1万8000振動/時で鼓動する。ヒゲゼンマイはブレゲ巻き上げ式である。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 新しいクロノメーター アルティザン ローズは、驚くほど装着性に優れる。ほかのどのモデルよりも、RGならではの重厚感がこのモデル全体のまとまりを高めている。私が今年もっとも気に入った“比較的手ごろな価格帯の”ドレスウォッチであるグランドセイコー SLGW003はチタン製だが、手首にもっと重さを感じる時計をつけているはずだと、奇妙な認知的不協和が生じた。この時計のサイズは直径39mmに厚さ10.3mm、ラグトゥラグが45mm、ラグ幅は20mmである。クロノメーター コンテンポラン IIよりやや厚いが、それでもドレスウォッチとしてはバランスの取れた現代的なサイズだ。ケースとラグの表面にはサテン仕上げとポリッシュ仕上げが組み合わされており、ホワイトメタルよりもコントラストが際立っている。ケースにはねじ込み式ベゼルと30m防水を確保するケースバックが備わっている。

Simon Brette Chronomètre Artisans
Simon Brette Chronomètre Artisans

 ブレット氏の父親が大工であったことへのオマージュとして、本作のケース9時側(今回はホワイトゴールド)にアリ継ぎ技法を取り入れている。ケースバックにはエングレービングが施され、やや商業的な印象を受けるが実用的なデザインとなっている。しかしディテールを掘り下げていくとさらに小さな工夫が次々と見つかる。このことが、この時計を何度眺めても飽きない類まれな存在にしている。

Simon Brette Chronomètre Artisans
Simon Brette Chronomètre Artisans
Simon Brette Chronomètre Artisans
Simon Brette Chronomètre Artisans

 この時計のブラックダイヤルはRG製で、ヤスミナ・アンティ(Yasmina Anti)氏が手作業でエングレービングを施し、DLCコーティングでブラックに仕上げている。そのエングレービング技法は、完全に理解することも言葉で伝えることも容易ではない。この技法はスースクリプションモデルに見られる“竜のうろこ”とチタンモデルの“虎の爪”パターンを融合させたもので、現在では“バトル”パターンと呼ばれている。平らな表面とトレムラージュ風の装飾をミックスさせる手法は彼女の卓越した技術の賜物であり、細部へのこだわりが求められる時計にふさわしい仕上がりとなっている。テンプの下には、“ローズゴールドNo. X”と手彫りされている。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 ブレット氏がモデル間で行った数少ない改良のひとつは、視認性を高めるために針をサイズアップしたことだ。しかし単に針が大きくなっただけではない。時針のサークルの上端はポリッシュ仕上げのシルバーで、斜面にはゴールドを施すことでブラックダイヤルとのコントラストを際立たせている。また時針のステムも徹底的にポリッシュされており、暗い部屋では上部が黒く反射しつつ、光を拾って時針のエッジが際立つ仕上がりとなっている。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 サイモン・ブレット氏と彼のチームは、今後4年間で新しいクロノメーター アルティザン ローズを50本製作する予定である。当初は年間12本の製造からスタートしたが、今後2年間でさらにふたつのバージョンのクロノメーター アルティザンを展開するとのことだ。新しいバージョン(今回のバージョンも含む)ごとに12本が追加され、このバージョンでは年間24本、次のバージョンでは36本に増産される。

 私はこれまでゴールドウォッチ(特にゴールドカラー)にあまり引かれたことがなかったが、ブレットがてがけたこのクロノメーター アルティザンより優れたモデルを挙げるのは難しい。もちろん、仕上げの一部にはさらなる進化が期待される部分もある。例えばアングラージュの深さはクロノメーター コンテンポラン IIほどではない。しかしこの2本の時計はともにタイムオンリーの時計でありながら、それぞれ異なる魅力を放っている。クロノメーター コンテンポラン IIは正面から見ると美しく、裏側には驚きを秘めた時計だ。一方でクロノメーター アルティザンは、ひと目見た瞬間にその魅力を伝える、時計愛好家のための時計である。

Simon Brette Chronomètre Artisans

俯瞰

 独立時計師になるのはいばらの道である。ペテルマン・ベダ(Petermann Bédat)氏、ラウル・パジェス(Raúl Pagès')氏、テオ・オフレ(Théo Auffret)氏、レミー・クールズ(Remy Cools)氏などの名前が思い浮かぶ。たしかに彼らのビジネスは順調だ。しかし独立系の寵児たちのなかには、過剰な成功というものがあることを教えてくれる人たちが少なからずいる。ブレットはそのひとりであり、レジェップ・レジェピ(Rexhep Rexhepi)氏もまた然りだ。彼らはまた、今日市場に出回るなかで最も素晴らしいタイムオンリーの時計を作り上げている。努力を重ね、過程から学ぶことで、得意分野をさらに磨き上げた彼らの姿が、それを証明しているのだ。

 ブレット氏によるクロノメーター アルティザンの改良は、名目上必要なかった。彼のメーリングリストには4000人が登録されており、そのうち1400人からは注文に関する切迫した問い合わせが寄せられている。ブレットが2026年に4作目のクロノメーター アルティザンをフル生産したとすると年間48本を製造することになるが、その場合でも理論的には注文をすべて満たすのに29年かかる計算になる。しかし彼が製作するのはケース素材ごとに50本、合計で200本だけだ。それ以上の生産は、製品の品質や希少性を損なう可能性がある。しかしこの高い需要は諸刃の剣でもあり、多くの人々が失望することになるだろう。

Simon Brette Chronomètre Artisans

 さらに流通市場やオークションに時計が出回った場合のコントロールも問題になる。もし成功を収めれば、プレッシャーはさらに高まるだろう。レジェップ氏はこれまでにも、自分の時計がオークションに出品されることを喜ばないと何度か語っている。その結果、割り当てを求める電話が増え、時計を手に入れられなかった人々が不満を抱くことは想像に難くない。また購入した時計がすぐに5倍、10倍、20倍のリターンを生む可能性があると知った所有者も、考え方が変わるだろう。これは市場からの信頼を示すものではあるが、レジェップ氏もブレット氏も人々が時計を愛し、持ち続けることを望んでいるのは明らかだ。では、もしあなたが時計師だとして、どうすれば時計が本当にふさわしい所有者に届くだろうか。そして、過剰な熱狂を抑えながらそれを実現することはできるのだろうか?

Chronomètre Artisans

クロノメーター アルティザン

 ブレット氏は私にこう語った。「自分の作品を人々に評価してもらいたいけれど、すべてをコントロールすることはできません。私がすべきことは目の前の課題に取り組み、ブランドを育てることです。もちろんブランド運営や時計の所有者選びで間違いを犯したくないと願っていますが、きっといつかは間違うでしょう。いずれ誰かがこの時計を手放すことになるでしょうし、それがとても有名なコレクターであろうと、無名の人物であろうと、私には何もできません。ただ未来に目を向けるしかないのです」

 さて、クロノメーター アルティザンに対する“ハイプ”という名の船は、すでに出航している。今なおこの時計を入手するのはほぼ不可能だ。クロノメーター アルティザン ローズはそのすべて顧客に割り当てられており、新たな問い合わせは将来展開される別素材のモデルに向けられることになる。この点については、ブレット氏自身も一部の人々を怒らせる可能性を認識している。しかし“ハイプ”という言葉には、成功や需要が正当でないというニュアンスがあるため、私はあまり好きではない。この時計を見れば、多くの人々がそれを欲しがる理由は明らかだ。私自身も強く引かれている。しかしながらブレット氏の市場展開が完璧でないのも事実だ。だが、完璧な市場展開をができる人などいないだろう。

Simon Brette Chronometre Artisans Rose

 ひとつだけ不利な点があるとすれば、初代のスースクリプション12本が、ソーシャルメディアで非常に著名なコレクターや時計コミュニティで積極的に活動するコレクターの手に渡ったことだ。これらのコレクターたちはブレット氏に注目し、彼の仕事を支援する資金を提供した。それによって多くの注目を集めることができた一方で、ブランドの希少性や時計の入手しやすさに対する認識が混乱する結果にもなった。Instagramでフォローしている10人がRedBarのミートアップで見たクロノメーター アルティザンの写真を投稿しているのを目にすると、ブランドが発表している本数よりも多く流通しているように錯覚してしまう。私自身もこの時計を最初から深く愛しているにもかかわらず、(SNSを辿るのを)少し疲れてしまったほどだ。

 ブレット氏はこう語る。「何もないところから始めれば、誰も自分に期待しないし、また誰も自分に関心を持ちません。しかしひとたびマーケットで注目されれば、顧客は大きな期待を寄せるようになります。成功すればそれはとても刺激的なことですし、素晴らしいことですが、大きなプレッシャーにもなります。時計は期待どおりの仕上がりになるのか? その期待に応える品質を提供できるのか? そして必要な人材が周囲に揃っているのか? それが次の課題となるのです」

Simon Brette at the UBS House of Craft

UBS “ハウス・オブ・クラフト“壇上のベン・クライマーとサイモン・ブレット氏。Photo: Chris Eckert

 GPHGの投票では、割り当てを得るのに苦労している見込み客からの一般的な不満に加え、ブレット氏の価格戦略がアグレッシブすぎるという独立系時計メーカーからの反発も耳にした。その意見はブレット氏の低価格はこのレベルのウォッチメイキングの実際のコストを誤って伝えているというもので、当然のことながら彼らのビジネスに波及効果をもたらしかねないというものだった。ブレット氏自身も、スースクリプションモデルが利益を生むものではなかったと認めている。これは単なる誤算と呼ぶべきか、それとも注目を集めるための戦略だったのかもしれない。現在の8万5000スイスフラン(日本円で約1490万円)という価格設定は長期的な成功を見据えたものであり、その成功を維持するためのチームづくりに必要な予算を確保するための適切な利益を意味している。

 「これは会社にとって進化なのです。スースクリプションのとき、最初は私ひとり、自宅で仕事をしていました」とブレットは言う。「でも今は違います。来年は10人ほどのスタッフを雇うちうもりですし、新しい工房も完成する予定です。出費も増えるため、会社を持続可能にするためには、適切な利益を確保する必要がありました」

Simon Brette Chronomètre Artisans

 「こんなに早く事が進むとは思っていませんでした。1年半で1人から10人になったのですから、とても大きな一歩ですね。でも私たちが顧客に約束している3つのこと、品質、納期、価格をとても重く受け止めています。私たちのようにサプライヤーと連携している場合、誰かが脱落するとその3つすべてに影響が及びます。そのため、そうした事態に備えてチームを整え、どの要素にも妥協しない体制を築いています」

 次に、生産本数についての噂もある。ブレット氏が公言しているよりもはるかに多くの時計を製造しているという話を耳にすることがある(サプライヤーから聞いたと主張する人もいる)。私は彼に単刀直入に聞いてみた。

 「もともと99本以下しか作らないと言っていたのですが、説明が不十分でした」と彼は言う。「ある一定数以上は作らないということを伝えたかっただけなのです。素材ごとに50本ずつしか製作しません。RG50本、チタン50本、SS50本、プラチナ(Pt)50本。50本と言ったら、それ以上は絶対に作らない。もしそれを破れば評判を一瞬で失うことになるでしょう。このゲームは一度きりしか許されないのです」

Simon Brette Chronomètre Artisans

 最後に、この“ハイプ”については私自身も少し責任を感じている(私がこの時計を熱烈に取り上げたせいで、そうなったと言う人もいる)。ブレット氏によれば購入の問い合わせの45%はアメリカからで、その多くがHODINKEEの記事を見たと言っているらしい。しかし、ブレット氏の成功は間違いなく彼自身のものだ。彼は素晴らしい職人たち(ウェブサイトで紹介されている)の助けを借りて、この信じられない時計を作り上げた。サイモン・ブレット旋風はまだ収まる気配はない。

詳しくはサイモン・ブレットの公式ウェブサイトをご覧ください。