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我々が知っていること
先日発表されたオリスの新しいダイバーズ65 クロノグラフは、多くの人を喜ばせるであろう、直径40mmへとダウンサイジングされた。
オリスは2019年に限定モデルではないダイバーズ65 クロノグラフを発表している。この時計はスティールとブロンズのコンビケースであり、当時流行していたヴィンテージスタイルの雰囲気を醸し出していた。それ以来、ブランドはこのコレクションに関して比較的ひっそりと扱ってきた。時計愛好家からの反応は、魅力的なパッケージにもかかわらず、直径43mm、厚さ約16mmと少し大きすぎるというものだったようだ。
新しいダイバーズ65 クロノグラフは、ギルト/ブロンズのアクセントを加えたベゼルという完全なヴィンテージ美学に傾いたものではなく、オールブラックとホワイトのカラーパレットを備え、ややモダン(1965年にインスパイアされたフレームワークのなかで)に仕上げた。ケースはフルステンレス、サイドはサテン仕上げとポリッシュ仕上げをミックスし、フェイクリベットブレスレットまたはチェルボボランテのディアスキンストラップの2タイプから選べる。時計のなかには、前回と同じセリタのSW510をベースにした自動巻きムーブメント、Oris 771(パワーリザーブは約48時間)を搭載する。つまりこれは時計がある程度のサイズだからといって、時計を小さくするためにムーブメントが制限の要因にはならないということを示している。
それでも厚さは15.6mmとかなり厚いが、40mmへとダウンサイズしたことで前回のリリースの問題点を一部相殺してくれたようだ。新作はブレスレットが67万1000円、レザーストラップが63万8000円(ともに税込)で、現在販売中だ。
我々の考え
オリスが発表する時計は、ほぼ毎回、私の好きなオリスウォッチシリーズへと切り替える気持ちにさせる。例えば新しいアクイスは、アクイスがいかにしっかりしているかを思い出させてくれるし、新しいビッグクラウンはクラシックなオリスのスタイリングを思い起こさせてくれる。この新しいダイバーズ65 クロノグラフも同じ理由だ。クラシックで、シンプルで、ソリッドで、視認性に優れているなど、オリスに期待されるすべてを備えている。
これまでどおり、時計を実際に手に取ったときのために、フィット感と価値についての最終的な判断は保留しておく。通常、オリスにミスがあることは希だと思うが、オリジナルのダイバーズ65 クロノグラフがブランドにとって際立った成功を収めたとは思えない。私の直感としては、この新しいモデルはドーム型のケースバックによりまだかなり分厚いと思う。ただケースサイズを小さくすることで、手首に装着したときの見た目が小さくなることを期待している。
基本情報
ブランド: オリス(Oris)
モデル名: ダイバーズ65 クロノグラフ(Divers Sixty-Five Chronograph)
型番: 01 771 7791 4054-07 8 20 18(SSブレス)、01 771 7791 4054-07 6 20 01(レザーストラップ)
直径: 40mm
厚さ: 15.4mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック
インデックス: アプライド
夜光: ホワイトスーパールミノバをインデックスと針に採用
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: SS製ブレスレット(フォールディングクラスプ)、サステナブルなチェルボボランテの鹿革ストラップ(SS製バックル)
ムーブメント情報
キャリバー: Oris 771
機能: 時・分・スモールセコンド、クロノグラフ(1/4秒針、3時位置に30分積算計、ストップセコンド針)
直径: 30mm
パワーリザーブ: 約48時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
価格 & 発売時期
価格: ブレスレットが67万1000円、レザーストラップが63万8000円(ともに税込)
発売時期: すぐに
限定: なし
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HODINKEEはオリスの正規販売店です。新作のオリス ダイバーズ65 クロノグラフについての詳細はオリスの公式ウェブサイトをご覧ください。