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我々が知っていること
猛暑のなか、グランドセイコーは44GSデザインにふたつのクールな新解釈を加え、それを米国市場向けに発表した。それらはどちらもスプリングドライブモデルが製造される、「信州 時の匠工房」の南東に位置する諏訪湖の朝焼けと夕焼けのさまざまな色合いからインスピレーションを得ている。
両モデルともスプリングドライブCal.9R65を搭載しており、パワーリザーブは約72時間、精度は月差±15秒である。同ムーブメントは40mm径×12.5mm厚のステンレススティール製ケース(SSブレスレット付き)のシースルーバックから鑑賞が可能だ。しかしこれらの限定モデルの魅力は何といってもダイヤルにある。どちらも浮世絵の木版画に似たテクスチャーである雲母摺(きらずり)手法で施したダイヤルであり、ひとつはバラ色に似たピンク、もう一方はソフトブルーだ。(私と同じく)この技法を知らない方のために説明すると、雲母摺は雲母粉(うんもふん)を用いてキラキラとした輝きを与える、日本の木版画に見られる技法である。
まだ実物を見たことはないが、これらのモデルはグランドセイコーの真骨頂である光と遊ぶダイヤルを備えているに違いない。それぞれ300本限定で、価格は5600ドル(日本円で約83万7000円)だ。本日からブティック、小売店、およびグランドセイコーのオンラインブティックにて販売される。
我々の考え
そう感じないかもしれないが、グランドセイコーは限定モデルについて以前よりも慎重かつ丁寧に取り組んでいるようだ。新しいモデルを次々と出すことで消費者を飽きさせることなく、それぞれのリリースに細かな配慮をしている。確かにこれらは新しい限定モデルだが、デザイン、仕上げ、そしてブランドのより手ごろな価格帯において、グランドセイコーに求められるすべてを備えている。これを嫌う理由はないだろう?
グランドセイコーのピンクダイヤルには何か特別な魅力があるようで、予想以上に愛されている。SBGA413はもっと柔らかいピンクの色合いだが、その高い需要を考えると、SBGA509も同様に人気が出るのではないかと思う。ブルーダイヤルは光の加減で色が変わるため、ドレッシーにもスポーティにも使える多用途な選択肢となっている。
基本情報
ブランド: グランドセイコー(Grand Seiko)
モデル名: ヘリテージコレクション(Heritage Collection)
型番: SBGA507(ブルー)、SBGA509(ピンク)
直径: 40mm
厚さ: 12.5mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ダスティローズまたはクールブルー
インデックス: ポリッシュ仕上げのアプライド
夜光: なし
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット、ワンプッシュ3つ折れ方式
ムーブメント情報
キャリバー: スプリングドライブCal.9R65
機能: 時・分・センターセコンド表示、日付表示、パワーリザーブインジケーター
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
追加情報: 4800A/mまでの耐磁性、ねじ込み式のシースルーバック
価格 & 発売時期
価格: 各5600ドル(日本円で約83万7000円)
発売時期: グランドセイコーブティック、一部の正規販売店、およびオンラインショップにて発売中(編注;アメリカ市場でのみ販売)
限定: あり、世界限定各300本
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