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Introducing オシアナス マンタ OCW-SG1000MC、マーブルセラミックベゼルで“海のうねり”を表現した最新限定モデル

ひとつとして同じものがない、新開発のマーブルセラミックベゼルを備えた限定モデル。

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クイック解説

オシアナス マンタに限定モデルのOCW-SG1000MCが加わった。“Ocean Surge(雄大な海のうねり)”をコンセプトに掲げた本作は、新開発のマーブルセラミックをベゼルに採用。ブラックセラミックのダイヤルと組み合わせ、海が見せる躍動と静けさを表現した。2026年11月13日発売、価格は74万8000円(税込)。世界限定300本で、裏蓋にはシリアルナンバーが刻まれる。

 最大の特徴であるベゼルは、黒と白の2色のセラミック素材を混合成形し、焼結、切削、研磨を経て製作する。その過程で生まれる不規則な模様によって、海流がぶつかり合って白波を立てる情景を表現した。2色が混ざり合う部分にはブルーグリーンの色彩も現れ、模様や色合いには個体差があるため1本ごとに異なる表情を持つ。24面のファセットカットによって多角形状に整えられたベゼルは、天面を曲面に仕上げることでセラミックの光沢を引き出している。

 ダイヤルには、外周をカットアウトして日付表示用ディスク(日車)を露出させた特徴的な構成を採用。艶のあるブラックセラミックに、肉抜き加工とグレーの蒸着を施した金属製の日車を組み合わせる。都市コードを配したダイヤルリングにはブラックIP、インダイヤルのリングにはブラックの蒸着を施し、全体をモノトーンでまとめた。裏蓋にも海のうねりを表す渦巻き模様があしらわれ、DLCコーティングとレーザー処理によってオシアナスのロゴを浮かび上がらせている。

 こうした質感豊かなダイヤル表現を可能にしたのが、宇宙産業の太陽電池技術を腕時計向けに応用した“ガリウムタフソーラー”だ。発電効率の高いソーラーセルを日付表示用ディスクの下に配置し、わずかな隙間から入る光だけで発電する。これにより、光を通すダイヤル素材に依存することなくセラミックを用いたデザインを実現した。

 ケースとブレスレットにはチタンを採用し、表面に硬質なDLCコーティングを施した。鏡面の一部にはザラツ研磨が用いられ、部位ごとにミラーとヘアラインの仕上げを使い分けている。ケースサイズは縦47.5mm、横43mm、厚さ11.7mm、重量は100g。風防は両面反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル製で、防水性能は10気圧。ブレスレットの中留にはスライドアジャスト機構を備える。

 標準電波の受信とBluetooth®によるスマートフォン連携で時刻を自動修正し、ワールドタイム、ストップウォッチ、日付・曜日表示にも対応。製造は山形カシオのプレミアムプロダクションラインが担う。


ファースト・インプレッション

本作でまず注目したいのは、やはり新開発のマーブルセラミックベゼルだろう。24面にカットされたベゼルの輪郭には規則性があるが、表面を走る白い模様は不規則に広がり、同じものはひとつとしてないという。注目すべきはそれがダイヤル素材の選択肢を広げている点である。実物を見ると、ベゼルの小さな不規則さが、この黒を基調とする時計の印象を大きく変えている。青を前面に押し出さずに海を感じさせる点も、オシアナスの表現の幅を示していて興味深い。

 その変化は、2025年11月に発売されたOCW-SG1000CNと比較すると分かりやすい。前作にあたるOCW-SG1000CNは、江戸切子を施したサファイアガラスベゼルと月面の凹凸を表現した金属製ダイヤルによって月夜の海を描いていた。今回も黒を基調とする点は共通するが、ベゼルは素材を混ぜ合わせたマーブル模様へ、ダイヤルは艶やかなセラミックへと変わった。カットの線や凹凸による表現から、素材そのものの模様と光沢を生かした表現へと変化した。

ガリウムタフソーラーモジュール。“C”の形をしたパーツがソーラーセルで、大幅に小型化している。

 ここ数年、オシアナスは本作を含め、腕時計としての質感や高級感を大きく高めたハイエンドモデルをコレクションに加えてきた。本作の豊かな表現を支えるのが、ガリウムタフソーラーだ。この技術は2024年に発表されたOCW-SG1000ZEで初めて採用されたもので、本作で初めて登場したものではない。

 ガリウムタフソーラーは、人工衛星などに用いられる高効率な太陽電池の技術を腕時計向けに応用したカシオの先進的なソーラー発電システムだ。高い発電効率を特徴とするが、注目すべきはそれがダイヤル素材の選択肢を広げている点である。ダイヤル全体で光を取り込む必要がなくなり、日車の隙間から入る光で十分に発電できるため、ダイヤルに光を通さない素材も使えるようになり、表現の自由度が高まった。本作のセラミックダイヤルの採用も、この恩恵のひとつと言える。

 時計の顔となるダイヤルに加えて、ケースやブレスレットの仕上げも抜かりがない。チタンにDLCコーティングを施し、素材表面の耐摩耗性を高めるとともに、美しいブラックの発色を実現。鏡面の一部には職人の手によるザラツ研磨が用いられ、平滑度の高い美しい面に仕上げられている。

 オシアナスに限らず、先進の技術に下支えされた表現の幅の拡大、質感の向上は近年のカシオの魅力をひも解く重要なキーワードだ。今後はガリウムタフソーラーの採用が、より幅広い価格帯のモデルへと広がることにも期待したい。

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基本情報

ブランド: オシアナス(Oceanus)
モデル名: マンタ OCW-SG1000MC
型番: OCW-SG1000MC-1AJR

ケースサイズ: 47.5mm(縦)×43mm(横)
厚さ: 11.7mm
ケース素材: チタン(DLCコーティング)、マーブルセラミックベゼル
文字盤色: ブラック
インデックス: アプライドバー
夜光: 時・分針とアプライドバーインデックス
防水性能: 10気圧防水
ストラップ/ブレスレット:チタン(DLCコーティング)製ブレスレット


ムーブメント情報

キャリバー: ガリウムタフソーラー
機能: 電波受信機能(※)/自動受信(最大6回/日、中国電波は最大5回/日)、手動受信、モバイルリンク機能(対応スマートフォンとのBluetooth®通信による機能連動)、針位置自動補正機能、ワールドタイム機能(世界27都市、38タイムゾーン対応。サマータイム自動設定機能付き)、UTC(協定世界時)の時刻表示、ホームタイムの都市入替機能(スマートフォンとの連携により更新される場合あり)、ストップウォッチ機能(1秒、24時間計)、バッテリーインジケーター表示、パワーセービング機能(暗所では一定時間が経過すると運針を停止して節電)、フルオートカレンダー、日付・曜日表示
駆動時間(フル充電時からソーラー発電なしの状態で): 機能使用の場合は約5ヵ月、パワーセービング状態の場合は約18ヵ月
追加情報:※ホームタイム設定を受信可能な都市に設定すると、都市に合わせた局を受信。なお、時差は選択した都市またはタイムゾーンによって設定。


価格 & 発売時期

価格: 74万8000円(税込)
発売時期: 2026年11月13日(金)
限定: 世界限定300本

詳細は、オシアナス公式サイトをクリック。