ADVERTISEMENT
我々が知っていること
今回のWatches & Wondersでも、カルティエから多くの新作が発表された。そのなかには、この「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイムのように本当に夢のようなモデルも含まれている。仕様だけをまず見てみると、新作「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイムはグレーの文字盤を持ち、ブレスレットとグレーのアリゲーターストラップの両方が付属する。6時位置のインダイヤルにはデュアルタイムが分かりやすく表示されていて、僕たちが愛してやまない「サントス」に機能性とインターナショナルな趣向を加えたエキサイティングなモデルとなっている。
今作は「サントス」コレクションのなかでも比較的大型になる。「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイムのスティール製ケースのサイズは、幅40.2mmで厚さ10.1mm、ラグ・トゥ・ラグは47.5mmだ。100m防水で、付属のオプション(SS製ブレスレットとグレーのレザーストラップ)の両方にカルティエのクイックスイッチシステムを搭載できるようケースが設計されている。さらに、SS製ブレスレットにはカルティエのスマートリンクシステムが組み込まれており、工具なしでブレスレットの微調整が可能だ。
内部には、セリタ製SW330をもとにデュアルタイム機能をカスタマイズした自動巻きムーブメントを搭載(このムーブメントについてさらに情報を求めたが、現時点でそれ以上の情報は得られそうにない)。とはいえSW330は、振動数が2万8800振動/時、パワーリザーブは約40時間とよく知られた自動巻きムーブメントである。リューズで完全に制御され、時刻表示、日付表示、セカンドタイムゾーンの12時間表示とそのタイムゾーンのデイ/ナイト表示を行うインダイヤルを備えている。
「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイムは現在、カルティエ「サントス」のコアラインナップのひとつとなっている。価格は139万9200円(税込予定価格)だ。
我々の考え
SS製の「サントス」でグレーの文字盤、そしてデュアルタイム機能を搭載だって? 多分、カルティエは僕の誕生日とWatches & Wondersを取り違えたのだろう。だが、何も文句はない。今回の展示会で発表された数多くの新作のなかでも、このトラベル仕様のカルティエは僕にとって最高のモデルだ。そして、カルティエがクイックスイッチとスマートリンクの両方をこの新モデルに搭載した点も大いに気に入っている。手首で放つ存在感の大部分は、シルバートーンの文字盤を縁取る、高度に磨かれたSS製ベゼルによるものだ。
SS製ブレスレットの重厚感を十分に生かしたこのラージサイズモデルは、とりわけスポーティだ。時刻表示は主にローカルタイムに重点を置き、セカンドタイムゾーンはインダイヤルに、そしてそのダイヤルの12時位置には実に小さなデイ/ナイト表示が配されている。とはいえ、シルバーとグレーという近い色合いの配列にもかかわらず、ローカルタイムもアウェイタイムも読みにくいとは感じなかった。
「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイムの1作目として、このような知名度の高いフォーマットと多様なデザインにタイムゾーンを追加しようという試みにはとても好感が持てる。ブランドが今後、このムーブメントとレイアウトをより小さなケースやほかのダイヤルバリエーションに取り入れることを非常に楽しみにしている。
基本情報
ブランド: カルティエ(Cartier)
モデル名: 「サントス ドゥ カルティエ」デュアルタイム
型番: WSSA0076
直径: 40.2mm
厚さ: 10.1mm
全長: 47.5mm
ケース素材: スティール
文字盤色: グレー
インデックス: アプライドのローマンインデックス
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: スティール製ブレスレットとグレーのアリゲーターストラップ(いずれもカルティエのクイックスイッチシステムを搭載。ブレスレットにはカルティエのスマートリンクが採用され、工具を使わずに微調整が可能)
ムーブメント情報
キャリバー: SW330ベース
機能: 時・分・秒表示、デイ/ナイト付き第二時間帯表示
パワーリザーブ: 40時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
価格 & 発売時期
価格: 139万9200円(税込予定価格)
発売時期: 2024年9月
限定: なし
Shop This Story
詳しくはカルティエのWebサイトをご覧ください。