今回のWatches In The Wildのエピソードでは、コール・ペニントンと僕が時計をテーマにロサンゼルスからサンフランシスコまでの西海岸をロードトリップに出かけた。西海岸の時計愛好家の気質を感じるべく、僕たちは道中で見つけられる限りの楽しみと冒険を求めた。
太平洋沿岸の旅の最初の旅程では、エキサイティングな場所をいくつか訪れた。エル・ミラージュの乾燥湖底(速度制限なし)から、J.N.シャピロウォッチズの賑やかな工房、さらにカリフォルニアの時計への情熱をよりよく知るために、僕たちは空にも飛び立った。
L.A.への旅は友人たちの協力なしではなし得なかった。我々は旧知の間柄であるHODINKEEの卒業生であるスティーブン・プルビレントや、L.A.タイムズ紙のダニエル・ミラー氏、写真家でパイロットのエヴァン・ロビンソン氏などと腰を落ち着けて語らった。
わずか数日という短い期間だったが、僕たちはロサンゼルス中にあふれる個性と熱意の深さに相変わらず感銘を受けた。時計、クルマ、そして飛行機に至るまで、この地の人々の気質は明確で、機械志向で、収集への熱心さが際立っていることが肌で感じられた。
次回、Watches In The Wild:アメリカ時計大紀行の最終回にご期待いただきたい。コールと私はベイエリアまで海岸沿いを北上した。その道中、僕たちは軽くダイビングを楽しんだあと、ユニークなアメリカ産の工芸品や超希少なロレックスまで、さまざまな時計コレクター達に話を聞いた。