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我々が知っていること
ユリス・ナルダンのなかでも特に人気の高いマリーン トルピユール。このコレクションは、同社が20世紀を通じて世界的に製造していたデッキクロックやマリンクロノメーターからインスピレーションを得ており、文字盤の12時位置にパワーリザーブ表示、6時位置にスモールセコンドレジスターを配置した、わかりやすい縦型のレイアウトを採用している。マリンクロノメーターは、1995年にベストセラーとなったデーヴァ・ソベルの著書『経度への挑戦』で神話化されているように、ジンバル型のボックスに収められた精密な計時装置で、公海での航行に頻繁に使用されていた。ユリス・ナルダンはこれらの時計の著名なメーカーであり、1905年にはアメリカ海軍と契約し、アメリカの魚雷艇隊が使用するマリンクロノメーターを製造した。
1996年、スイス時計業界の伝説的な存在であるロルフ・シュナイダーのもと、ユリス・ナルダンはマリンクロノメーターを復活させ、今度は航海をモチーフにした腕時計として発表した。2017年に発表されたマリーン トルピユールは、その理想をさらに進化させたもので、同社の創業175周年にあたる2021年には、新たに42mmのマリーン トルピユール "パンダ "リミテッドエディションが発表されている。
外観はクラシカルだが、内部のムーブメントにはフリークシリーズのハイテクが取り入れられている。ムーブメントには、シリシウム製脱進機を採用したマニュファクチュールCal.UN-118を搭載し、65時間の駆動時間を実現。300本限定の本機には、ブルーまたはブラウンのアリゲーターストラップが付属する。
我々が思ったこと
ユリス・ナルダンは過去20年の大半をフリークコレクションで業界の常識を覆し、時計作りをさらに進化させてきた。そのため、マリーン トルピユールのような本質的に優れたデザインの時計があることを忘れがちになる。同社がこのデザインを初めて採用したという新モデル、マリーン トルピユール パンダは、ダークブルーのインダイヤルとクラシックなブラックのローマ数字を採用し、ヴァーニッシュ(ニス塗り)仕上げのホワイトダイヤルとロジウム仕上げのスペード型針とのコントラストが特徴だ。
正直なところ、このモデルがパンダダイヤルを備えた初のマリーン トルピユールであることに非常に驚いている。パンダダイヤルとは、白い文字盤に濃い色のサブダイヤルを配した、パンダの顔のようなデザインのことだ。本機は、このような方向性の文字盤やデザインを採用した最初のマリーン トルピユールかもしれないが、これが最後ではないと確信している。
基本情報
ブランド: ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin)
モデル名: マリーン トルピユール パンダ(Marine Torpilleur "Panda")
型番: 1183-310LE-OA-175/1A
直径: 42mm
厚さ: 11.13mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ヴァーニッシュ(ニス塗り)仕上げのホワイト
インデックス: ブラックのローマ数字
夜光: なし
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ブラックまたはブラウンのアリゲーターストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: UN-118、シリシウムテクノロジーを採用した自社で設計されたムーブメント
機能: 時、分、秒針、日付、パワーリザーブインジケーター
直径: 11.5リーニュ
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4 Hz(2万8800振動/時)
石数: 50
クロノメーター認定: あり、COSC
価格 & 発売時期
価格: 99万円(税込)
限定: あり、300本
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さらに詳細を知りたい方はユリス・ナルダン公式サイトをご覧ください。