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Introducing オーデマ ピゲがカラフルなロイヤル オーク オフショアの新作を発表

37mm径のピンクゴールド製オフショアはちょっとよさそうだ。

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我々が知っていること

“オーデマ ピゲが新しいロイヤル オークを発表”というタイトルや見出しは年に何度も書いているが、いかにクラシックなモデルであってもロイヤル オークに対する興味がやや薄れてきたのも事実だ。その一方で、37mm径のピンクゴールド(PG)製ロイヤル オーク オフショアなんてかなりクールじゃないだろうか?

royal oak offshore 37mm

自分でも感情をうまく言い表せないけど、このグレーのベゼル、なんとなく気に入ってるかも?

 夏の終わりが近づくこのタイミングで、オーデマ ピゲから新たなロイヤル オーク オフショアが3本追加された。まず最初のオフショアは、37mmのPG製ケース(厚さ12.1mm)にグレーのラバーベゼルの組み合わせだ。アイボリーのグランドタペストリーダイヤルにはPG製のインデックスが並び、グレーラバーストラップにはシャークスキンのようなモザイクパターンが施されている(以前のオフショア ミュージック エディションに使用されたものに似ている)。内部にはAPの自動巻きCal.5900が搭載されており、約60時間のパワーリザーブと2万8800振動/時(4Hz)の振動数を誇る。オフショアといえば、大きくてワイルドなモデルというイメージがあり、シルヴェスター・スタローン(Sylvester Stallone)のような手首の太さが必要だと思っていたが……このモデル、なかなかいい感じだ。価格は682万円(税込)である。

audemars piguet offshore royal 2024

マークが今年初めにミラノですべてのオーデマ ピゲの新作を見たときに、43mm径のオフショアを撮影していた。

 次に43mm径(厚さ14.4mm)のオフショア オートマティックは、ステンレススティール(SS)製のケースに青いラバーベゼルとマッチするブルーのラバーストラップを装備している。新世代のスモークブルーのメガタペストリー(これは37mm径のモデルに見られるものより、グリッドが大きいことを意味する)と、70時間のパワーリザーブを持つ自動巻きCal.4302を搭載している。このモデルについてほかに特筆すべきことはあまりないが、ハンサムな見た目で完成度も高く、スモークブルーのダイヤルが伝統的なタペストリーに新たな魅力を加えていることは間違いない。“ブルーのロイヤル オーク”という発想自体は予測可能なものかもしれないが、この新しいオフショアを数カ月前に見て写真を撮ったマークは、「オフショアは自分の好みではないが、これはちょっとクールだと認めざるを得ない」と述べていた。私も同意見だ。価格は396万円(税込)である。

royal oak offshore blue

 最後に、同じタイミングで新しいロイヤル オーク オフショア クロノグラフも登場した。43mm径のSS製ケースにセラミック製のプッシャーとリューズを備えている。100mの防水性があり、大体の海洋(オフショア)での冒険に対応できるだろう。そしてスモークブロンズのメガタペストリーパターンにホワイトゴールド(WG)製のアプライドインデックスを採用している。内部にはコラムホイール式のフライバック・クロノグラフを搭載したAPの自動巻きCal.4401が内蔵されている。このクロノグラフはほかのモデルと比べて高級感があり、ブラウンのアリゲーターストラップが付属している。しかしもしあなたが陽気な性格の場合(もしくは汗っかき)、これらの新しいオフショアにはすべて追加のブラックラバーストラップも付属していることもつけ加えておこう。価格は599万5000円(税込)だ。


我々の考え

この新しいロイヤル オーク オフショアのトリオは、5月に発表された小振りなミニ ロイヤル オークほど業界の話題をさらうことはないかもしれない。しかしもしあなたがこの時期能動的に“夏”を楽しむタイプの人であれば、これらはフレンチ・リヴィエラ(南フランスの保養地として知られる地中海沿岸)のどこかに赴いて夏を楽しむのにぴったりの時計だ。水遊びをしたり、砂遊びを楽しんだりしても大丈夫だが、あまり深くは潜らないで欲しい! ……50m防水の37mm径PGモデルをつけているのなら。

audemars piguet royal oak offshore chronograph

 37mm径のオフショアではダイヤモンドが使われておらず、ミュージックボードのようなダイヤルがない唯一のモデルであることに気がついて驚いた。ついに私たち一般人でもつけやすいオフショアが登場したということだ。クラシックなロイヤル オークにおいて、オーデマ ピゲはどんな嗜好にも応じられるあらゆるサイズの時計を提供することで成功を収めてきた。そして今、その哲学はオフショアにも受け継がれようとしている。小さいサイズであっても、ダイヤモンドが必須というわけではないのだ。

 そして当然ながら、こう思うことだろう。「かつて“ザ・ビースト”と名づけられた時計が、どうして比較的コンパクトな37mmで提供されたのだろう?」と。それに対しては、こう返そう。「心配しないで欲しい。オフショアのラインナップには、あなたが言うようなワイルドな時計がまだまだ残されているよ」。

royal oak offshore movement

基本情報

ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: ロイヤル オーク オフショア(Royal Oak Offshore)
型番: 77605OK.OO.A101CA.01、15605SK.OO.A350CA.01、26420ST.OO.A828CR.01

直径: 37mm、43mm
厚さ: 12.1mm、14.4mm
ケース素材: ピンクゴールド(37mm)、SS(43mmおよびクロノグラフ)
文字盤色: ポリッシュ仕上げのアイボリーダイヤル、グランドタペストリーパターン(37mm)、スモークブルーまたはスモークブロンズダイヤル、メガタペストリーパターン(43mmおよびクロノグラフ)
インデックス: ゴールドのアプライド
防水性能: 50m(37mm)、100m(43mmおよびクロノグラフ)
ストラップ/ブレスレット: モザイクエフェクトを施した交換可能なベージュのラバーストラップ、18KPG製ピンバックル(37mm)、交換可能なブルーのラバーストラップ、APピンバックル(43mm)、ハンドフィニッシュによりパティーヌが施された交換可能なブラウンのアリゲーターストラップ、スティール製ピンバックル(クロノグラフ)

royal oak offshore

ムーブメント情報

キャリバー: 5900(37mm)、4302(43mm)、4401(クロノグラフ)

Cal.5900

機能: 時刻表示、デイト表示
直径: 26.2mm
厚さ: 3.9mm
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 29

Cal.4302

機能: 時刻表示、デイト表示
直径: 32mm
厚さ: 4.9mm
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 32

Cal.4401

機能: 時刻表示、フライバック・クロノグラフ
直径: 32mm
厚さ: 6.8mm
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 40


価格 & 発売時期

価格: 682万円(37mm)、396万円(43mm)、599万5000円(クロノグラフ、以上すべて税込)

詳しくはオーデマ ピゲのウェブサイトをご覧ください。