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Introducing パテック フィリップ カラトラバ・パイロット・トラベルタイムRef.5524G-010

2015年、時計界に衝撃を与えたパテックが、アイボリーラッカー仕上げのダイヤルとホワイトゴールドケースでリフレッシュされた。

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パテック フィリップの2025年新作を会場から実機でご紹介

我々が知っていること

Watches & Wonders 2025に向けて、パテック フィリップはカラトラバ・パイロット・トラベルタイムをホワイトゴールド仕様で正式にリニューアルした。新作はアイボリーラッカー仕上げのダイヤルを備えたRef.5524G-010である。2015年に発表されたオリジナルのRef.5524G-001(ブルーダイヤルのWG仕様)に代わるもので、先月ひっそりと生産終了となったモデルに取って代わる存在だ。今回の新作は、ブランドのカタログにおけるこのモデルの地位を改めて確立し、“これからも残るモデル”であることを明確に示している。2015年当時、このモデルは賛否両論を呼んだ(多くの愛好家が知るパテックらしくない外観だったため)ものの、年月を経るごとにカラトラバ・パイロット・トラベルタイムは愛好家たちのあいだで密かな人気モデルとなっていったのである。

A Patek ref. 5524G-010

 新リファレンスは、42mmのWG製ケースと自動巻きCal.26-330 S C FUSを踏襲しつつ、これまでのコックピットを強く意識したブルーダイヤルを廃し、よりフィールドジャケットを羽織ってレンジファインダーを近所に持ち歩く、もう少し一般的な外観へと様変わりした。

 ダイヤルはアイボリーラッカー仕上げとなり、植字されたブラック仕上げのWG製アラビア数字インデックスには、ダイヤルの色味に近い夜光塗料が充填されている。ローカルタイムはインデックスと調和する大型の夜光入り剣型針によって示し、一方でホームタイムは追加されたスケルトン仕様の時針によって表示される。これまでのバージョンと同様、9時位置と3時位置にはデイ・ナイト表示窓が備わり、それぞれのタイムゾーンにおけるAM/PMを示す。日付表示は6時位置に配されている。

Patek Philippe Ref. 5524G-010

 ケース左側面に備えられたプッシャーは、ローカルタイムの時針を前後にジャンプさせるためのもので、誤操作を防ぐためにねじ込み式が採用されている。ストラップは新たにファブリックのような質感を持つカーキグリーンのコンポジット素材となり、WG製のクレビス型ピンバックルが組み合わされている。これはパイロット用のハーネスに着想を得たディテールである。

 今回の新作は、2018年に登場したブラウンダイヤルのローズゴールド製Ref.5524R-001と並んでコレクションに加わることとなった。また同時に5524G-001の正式な生産終了も発表された。パテック フィリップはこの新たなWG仕様が、2015年のオリジナルモデルの後継機であることを明言している。

 5524G-010の小売価格は964万円(税込)である。


我々の考え

カラトラバ・パイロット・トラベルタイムは、パテック フィリップのカタログに登場してから今年で10周年を迎える。そのことを念頭に置き、さらに今月初めに5524G-001がウェブサイトから姿を消したことを考えれば、新たなWGリファレンスが登場することは予想できた。しかし意外だったのは、この仕様そのものである。グリーン、特にカーキグリーンはパテックが好んで用いる色調(Ref.5168G-010を参照)であるとはいえ、今回のダイヤルが持つモノクロームの雰囲気はこれまでにない新鮮さを感じさせる。

Patek Philippe Ref. 5524G-010

 このタイミングで、過去10年にわたるパテック フィリップの美学の変遷を振り返るのは興味深い。2015年当時、オリジナルのカラトラバ・パイロット・トラベルタイムは衝撃的な存在であった。率直に言って、多くの人々がこのモデルを好まなかったのだ。常に堅実で保守的とされるパテックにしてはあまりに大胆な一手だったからである。しかしその後、5524G-001は時計界で確かな存在感を示し、支持層を獲得するに至った。そのあいだにパテックはこのデザイン言語をさらに発展させ、2019年のRef.51722022年のRef.5326、そして2023年にはRef.5924Ref.5224といったモデルを発表してきた。この美学の始まりこそ、まさに“驚嘆”をもたらしたカラトラバ・パイロット・トラベルタイムのリリースであった。

 新たに採用されたラッカー仕上げのアイボリーダイヤルは、前作に比べるとやや肩の力が抜けた印象を与えるかもしれないが、その真価は実際にこのリリースをハンズオンで取り上げるHODINKEEのチームメンバーに委ねたい。カーキグリーンのストラップは、昨年の人気モデルであるRef.5330Gのファブリック調の質感と、Ref.5164や5065をはじめとするアクアノートのカルト的な人気を誇るオプションストラップの色味を融合させた、間違いなく“勝ち”のディテールといえる。

Patek Philippe Ref. 5524G-010

基本情報

ブランド: パテック フィリップ(Patek Philippe)
モデル名: カラトラバ・パイロット・トラベルタイム(Calatrava Pilot Travel Time)
型番: 5524G-010

直径: 42mm
厚さ: 10.78mm
ケース素材: ホワイトゴールド
文字盤: アイボリーラッカー仕上げ
インデックス: アプライドによるブラック仕上げのホワイトゴールド製アラビア数字
夜光: あり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: カーキグリーンのファブリック調コンポジット素材、WG製クリビス型ピンバックル


ムーブメント情報

キャリバー: 26-330 S C FUS
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示、ローカル/ホームタイム表示(デイ/ナイトインジケーター付き)、日付表示
直径: 31mm
厚さ: 4.82mm
パワーリザーブ: 最小35時間~最大45時間
巻き上げ方式: 自動巻き(21Kゴールド製センターローター)
振動数: 2万8800振動/時
石数: 29
追加情報: 総部品数290点、パテック フィリップ・シール取得


価格 & 発売時期

価格: 964万円(税込)
限定: なし

詳しくはパテック フィリップ公式サイトをご覧ください。