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この秋、ファッションとデザインにおける世界的な発信地であるイタリア・ミラノで、時計愛好家と主要ブランドが一堂に会する新しい時計イベントが幕を開ける。これまでもドバイ・ウォッチ・ウィークのようなイベントの開催や、Watches & Wondersの一般公開への変更など、ブランドとコレクターの距離を縮めるために多くのことが行われてきた。同イベントの開催によりイタリアの人々は(そしてミラノに行ける人なら誰でも)、一流ブランドのコレクションを1カ所で楽しむことができるようになる。
ミラノを訪れたことのある人なら、この有名な建物のてっぺん、その中央に明るく光るビーコンを見たことがあるはずだ。
期間中のスケジュールはまだ決定していないが、イベントは10月4日から6日までかの有名なテラッツァ・マルティーニで開催される予定で、参加登録はすでに開始されている。MB&F、ウルベルク、パルミジャーニ・フルリエなどの独立系メーカーを中心に、20の参加ブランドがイベントのウェブサイトに掲載されている。さらに、世界有数の食、アート、テーラリングの中心地で開催されるというのも興味を引く要因だ。
運がよければ、MB&Fが“アーキテクト”と称するHM-11を披露してくれるかもしれない。
私がイタリアをこよなく愛する人間であることは周知の事実であり、HODINKEEのなかでもしばしば冗談のネタにされるほどである。イタリアはヴィンテージウォッチ市場を早くから築き上げた土地としても知られているが、現在でもクールで需要のあるものを形作る力を持っている。参加できるかどうかはまだ分からないが、もし可能ならばイタリア在住の読者に会えるのを楽しみにしている。
詳しくはイベントのウェブサイトをチェックして欲しい。