ADVERTISEMENT
我々が知っていること
今年のWatches & Wondersで、シャネルはこれまでで最も幅広いJ12のラインナップを発表した。そのコレクションは28mmのミニケースから、ダイヤモンドを全面にあしらったスケルトンのトゥールビヨンまで多岐にわたる。まずは、マリンな雰囲気が漂うモデルから見ていこう。今回、昨年限定モデルとしてリリースされたマットブルーセラミック製モデルがコアコレクションに加わったのだ。本作はは高く評価され、ファッション感度の高い層と時計愛好家の両方から支持された。スイス時計業界の三大ブランドのひとつがダークブルーを採用する以前に、洗練されたセラミックカラーを発表したのだ。その色合いはネイビーとブラックの中間に位置し、ミッドナイトブルーとでも呼ぼうか。長らくJ12を特徴づけてきた光沢仕上げとは一線を画す雰囲気を醸し出している。新しいブルーモデルは38mmと33mmの2サイズで展開され、既存のJ12の構造はそのままに、変更点はほぼすべて表面の仕上げに集中している。
同じ考え方は、ほかのモデルにも反映されている。新作の“ゴールデンブラック”バージョンは、マットブラックセラミックにイエローゴールド(YG)のインデックスを組み合わせている。42mmモデルは限定モデルとしてリリースされ、コアコレクションとは少し異なる位置づけとなっている。シャネルはこれまでもJ12にYGのアクセントを使用してきたが、それは常に光沢のあるセラミックとの組み合わせだった。マット仕上げにすることで、ブラックはよりモダンに、ゴールドは少し派手さを抑えた印象に映る。Y2Kの雰囲気は薄れ、J12はノスタルジックなイメージから脱却し、より大人びた存在へと昇華している。
シャネルはミニサイズのトレンドにも力を入れている。28mmのクォーツモデルは、伝統的な光沢のあるブラックとホワイトのセラミックで登場。ダイヤモンドをセットしたダイヤルとそうでないものが選べるほか、今回初めて、グログランリボンを思わせるブラックのトリミングが施されたテクスチャードラバーストラップが採用された。これは少し趣の異なる提案だ。
我々の考え
驚くことではないだろうが、私はJ12のファンだ。しかしそれ以上に、シャネルのウォッチメイキングの幅広さには常に感銘を受けている。そのラインナップは実に幅広く、カメリア型のダイヤモンドをあしらったシークレットウォッチから、サファイアクリスタルのスケルトン仕様のJ12まで多岐にわたる。さらに、セラミックの開発とその活用においても、シャネルは依然として他社を凌駕しているように感じる。
新しいJ12のキャンペーンには2000年代を代表するスーパーモデル、ジゼル・ブンチェン(Gisele Bündchen)氏を起用し、大海原で撮影が行われた。潮風を感じさせるその雰囲気は、J12のオリジナルの海洋的なルーツと結びついており、スタジオで撮影された光沢のある写真よりも、この時計にふさわしい仕上がりと言えるだろう。過剰な演出や不必要な仰々しさを排し、時計が最初にインスピレーションを得た環境に根ざした、クールでモダンな時計広告だ。そして女性の時計消費者として、これこそ私が見たいタイプの広告だと断言できる。洗練されていてグラマラス、それでいて製品との関連性が高いのだ。
これは、シャネルが最近スポーツ分野へ進出していることとも見事に結びついている。オックスフォード大学とケンブリッジ大学対抗のボートレース(現在はシャネル J12 ボートレース)のタイトルスポンサー兼公式タイムキーパーを務めることで、同ブランドは航海にまつわるアイデンティティを、綿密に練られた形でさらに強化している。J12が単にグラマラスなだけでなく、確固たる背景を持っていることを改めて思い起こさせてくれる。
基本情報
ブランド: シャネル(Chanel)
モデル名: J12
直径: 28 mm、33 mm、38 mm、42 mm
ケース素材: 高耐性セラミック(マットブルー、マットブラック、ブラック、またはホワイト)、モデルに応じてステンレススティールまたはゴールドのアクセント
文字盤色: マットブルー、マットブラック、ブラックラッカー、またはホワイトラッカー
インデックス: アプライドインデックス(SS製モデル、YG製プレートのモデル)、または一部モデルにダイヤモンドのインデックス
夜光: あり自動巻きモデル)
防水性能: 30m(28mmモデル)、200m(33mm、38mm、42mmモデル)
ストラップ/ブレスレット: セラミック製の一体型ブレスレット、またはブラックのトリミングが施されたテクスチャードラバーストラップ(一部の28mmモデル)
追加情報: ホワイトゴールド製のケースにバゲットカットダイヤモンドをあしらい、自社製のCal.5を搭載した限定モデル、J12 ダイヤモンド トゥールビヨン キャリバー 5(計12本)も含む
ムーブメント情報
キャリバー: 12.1/12.2(自動巻き)、高精度クォーツ(28mmモデル)、5(トゥールビヨン搭載モデル)
機能: 時・分・秒表示(Cal.12.1搭載モデルは日付表示付き、トゥールビヨン搭載モデルは時・分表示のみ)
パワーリザーブ: 約70時間(Cal.12.1搭載モデル)、約50時間(Cal.12.2搭載モデル)、バッテリー駆動(クォーツモデル)、約40時間(Cal.5搭載モデル)
巻き上げ方式: 自動巻き(Cal.12.1/12.2搭載モデル)、クォーツ、手巻き(Cal.5搭載モデル)
クロノメーター認定: あり、Cal.12.1/12.2のみCOSC認定
詳しくはこちらをご覧ください。
話題の記事
Introducing シャネルのJ12に新たにブルーカラー、マット仕上げ、そしてミニサイズが登場
Four + One シーバス・ブラザーズ社の名誉マスターブレンダー サンディ・ヒスロップ氏を語る4本の時計と欠かせない収集物
Bring a Loupe ホワイトゴールド製のヴァシュロン・コンスタンタン、IWC マークXII、そしてカルティエのバンブー クッション