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オレゴン州ユージーンで世界陸上競技選手権大会が開催された。この数週間、世界中から集まった選手たちはオレゴン大学構内の真新しいスタジアムで、砲丸投げや槍投げなどのさまざま陸上競技で競い合った(もちろん、ランニングも盛んに行われた)。
週末、私はこのイベントに参加し、世界陸上の公式計時を担当するセイコーが、すべて(私にはそれがものを言う)を滞りなく進めるために最先端技術をどのように活用しているかを探った。セイコーの内藤昭男社長が来日し、写真判定用のフィニッシュカメラから電子時計まで、競技用計時の最先端に取り組んでいることを紹介。ピストルの発射も電子化されており、セイコーブランドのスターティングブロックのスピーカーから流れるのだ。
大会の歴史を学び、ジェシー・オーエンス(Jesse Owens)をはじめ選手の遺品を展示したミニチュア博物館を訪れるなど、イベント自体も見ごたえは十分。ご想像のとおり、セイコーの時計は観客やスタッフの手首を飾るのに事欠かず、最新のものからヴィンテージものまでさまざまなものがあった。
スタジアムの内外からユージーンの街中に至るまでのフォトレポートをお届けしよう。2022年世界陸上の“セイコー編”だ。
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