ADVERTISEMENT
Alliance of British Watch and Clock Makersは、同連盟に所属しているメンバーの活動を紹介する初の展示会“British Watchmakers’ Day”を開催すると発表した。このイベントは2024年3月9日(土)に、ロンドンのウェストミンスターにあるリンドリー・ホール(王立園芸ホール)で行われる。
「連盟の設立以来、私たちは90を超える英国の時計メーカーをコミュニティに迎えてきました」。連盟のCEOであるアリスター・オーズリー(Alistair Audsley)氏は言う。「私たちは今、英国時計製造の目覚しい復活を迎えています。メンバーやブランドに特化したイベントを開催することで、その存在感を示すときが来たのです」
確定している出展者は以下の通り。アキュリスト(Accurist)、アルキン(Alkin)、アーケン(Arken)、バックス&ストラウス(Backes & Strauss)、Beaucroft(ボウクロフト)、ブルックランズ(Brooklands)、Böken(ボーケン)、BVOR、クリストファー・ウォード(Christopher Ward)、Clemence(クレメンス)、ダックワース・プレステックス(Duckworth Prestex)、エリオットブラウン(Elliot Brown)、エスクード(Escudo)、フェラー(Farer)、フィアーズ(Fears)、Fink(フィンク)、ゲコータ(Geckota)、Great British Watch Company(グレート ブリティッシュ ウォッチ カンパニー)、Harold Pinchbeck(ハロルド ピンチベック)、ヘリコン(Helicon)、イオタ(IOTA)、アイソトープ(Isotope)、MHD、ミスタージョーンズ(Mr. Jones)、マーロウ(Marloe)、Monro、ナイト(Nite)、Nomadic(ノーマディック)、オモロガート(Omologato)、Olivier Meylan(オリヴィエ・メイラン)、ピニオン(Pinion)、Pompeak(ポンピーク)、スコフィールド(Schofield)、シデレウス(Sidereus)、シンクレア ハーディング(Sinclair Harding)、スタジオ・アンダードッグ(Studio Underdog)、Thomas James(トーマス・ジェームス)、ヴァーテックス(Vertex)、William Wood(ウィリアム・ウッド)、Zero West(ゼロ ウェスト)、そして今回特別参加となるロジャー・W・スミス(Roger W. Smith)だ。
「British Watchmakers' Dayという構想が会員に受け入れられたことをうれしく思っています。時計愛好家の皆さんには、エキサイティングで充実した1日をお約束します」とアリスター氏は語った。
時計コレクターにとってこのイベントの目玉は、出展者が製作したスペシャルエディションウォッチで、British Watchmakers' Dayの来場者だけが手に入れることができる。連盟の会長であるロジャー・W・スミス氏は、その時計の希少さから長蛇のウェイティングリストを持つことで有名だが、British Watchmakers' Dayのために特別なシリーズ1を製作する予定であるという。
29万7500ポンド(消費税別、日本円で5630万円)で最低落札価格が確定したこのシリーズ1のスペシャルエディションは、rwsmithwatches.comのクローズドオークション(入札状況を非公開とする手法のオークション)に出品され、ロジャー・スミス氏はその売上金を非営利団体であるAlliance of British Watch and Clock Makersに寄付することを約束している。
「私の願いは、British Watchmakers' Dayが毎年恒例のイベントとなり、この業界の認知度を世界中に高めていくことです」とスミス氏は言う。「このイベントが私にとってどれほど重要な意味を持つかを明確にしたかったので、このために特別に時計を作ることを約束したのです」
連盟の共同設立者でありクリストファー・ウォードのCEOであるマイク・フランス(Mike France)も同様の声明を発表している。「スペシャルエディションの時計は、この日が英国の時計製造にとって歴史的な1日になることを約束するものです。クリストファー・ウォードでは、ベル カントのスペシャルエディションを製作中です」
「出展が決定しているほぼすべてのメーカーが、この日のためだけにスペシャルエディションを製作することを表明しています。そのため、参加者はあらゆる手首や財布事情にぴったりの時計を見つけることができると確信しています」とオーズリー氏は言う。「近年、英国の時計産業がいかに発展してきたかを示すのに、これ以上のデモンストレーションはないでしょう」
詳しくはAlliance of British Watch and Clock MakersのWebサイトをご覧ください。