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我々が知っていること
先日発表され、発売を開始したWorn & Woundとブリューウォッチによる2回目のコラボレーション、メトリック クロノ レギュレーター。3色展開の各バージョンは限定仕様で、ブリューのファンで人気の高いクロノグラフを、特別なレイアウトにして少し異なる形で提供している。
これらの限定モデルは直径36mm、厚さ10.75mm、ラグからラグまで41.5mmの、通常のメトリック クロノグラフのサイズを踏襲。また3種類すべてのブレスレットはいずれもフルスティールかつサファイアクリスタルを使用し、50mの防水性を備えている。ブリュー メトリックをまったく知らない人は、以前のモデルでお届けした僕のHands-On記事を読んでみて欲しい。この最新トリオの限定モデルはファンキーな70年代の雰囲気はそのままに、レギュレーターのレイアウトへと変更され、センターには分針(同じように)があるが、時間は2時位置の24時間積算計に表示される。
ランニングセコンドは6時位置のインダイヤルで示され、クロノグラフは中央の秒針と10時位置のインダイヤルを使用する。文字盤は時を示すインダイヤルの中心点から広がる、円の配列で仕上げられている。ブリューもWorn & Woundも明るく楽しい色を避けることはほとんどないため、3種類すべてクロノグラフのスタート/ストップボタンやリセットボタンなどに、コントラストとハイライトを採用している。
3つのバージョンは、モスグリーン、スカイブルー、ルビーレッドと説明されているが、前述したようにその完成度は文字盤のベースカラー以上に奥深い。じっくりと見る価値のあるデザインであることは間違いない(特に手首につけているなら特に…今は何時だっけ?)。
過去のブリュー メトリックモデルと同様、これらのWorn & Woundコラボレーションエディションはセイコーインスツルメンツのメカクォーツムーブメント、VK-68を使用しており、価格は3つのバージョンのいずれも549ドル(日本円で約8万1000円)に設定されている。ただし各モデルは200本しか作られない。すでに発売しているため興味のある方はお早めに。
我々の考え
当然といえば当然かもしれないが、3本とも素晴らしいと思う。僕は2021年にレビューしたメトリックを純粋に愛していたが、これらの限定版はメトリックの手軽な魅力にさらに強く傾く。メトリックのような時計は、自国の時計産業から生まれるのを見るのがうれしい種類の時計だ。価格は良心的で着用感もよく、ほかの時計や別の時代への単純な言及よりも興味深いものを提供してくれる。
3本のうち、自分がどれを選ぶかはわからないが、これらはかなり人気がでるだろうと想像している。3つのカラーリングはそれぞれの個性を感じさせながらも、プラン(モットー)を守るという素晴らしい仕事をしている。文字盤のサーキュラーとアシンメトリーに仕上げられたおもしろさ、多様な針、そして無数の色彩のタッチのすべてが、非常に楽しいトリオウォッチの役割を果たしている。
内心ではイエローゴールド(トーン)のケースを持つ、レトロダイヤルのメトリックを心待ちにしているかもしれないが、ブリューとWorn & Woundがこの最新のコラボレーションでもたらすものに反論するのは簡単ではない。70年代のデザインを基盤としながらも、明るく楽しく、時計への情熱に駆られたすえ実行したブリューとWorn & Woundは、時計の楽しさを伝え続けているからだ。
基本情報
ブランド: ブリュー×Worn & Wound(Brew x Worn & Wound)
モデル名: メトリック クロノ レギュレーター(Metric Chrono Regulator)
直径: 36mm
厚さ: 10.75mm
ラグからラグまで: 41.5mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: モスグリーン、スカイブルー、ルビーレッド
インデックス: アプライド
夜光: あり、BGW9
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SS製ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: セイコーインスツルメンツ VK68(メカクォーツ)
機能: 時・分・スモールセコンド、クロノグラフ(12時関計)
直径: 30.8mm
厚さ: 5.1mm
価格 & 発売時期
価格: 549ドル(日本円で約8万1000円)
発売時期: 発売中(2023年11月上旬までに発送開始)
限定: あり、各ダイヤルにつき200本限定
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