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2024年7月11日の夜、現存する世界最古の時計ブランドのひとつであるブランパンとHODINKEE Japanによる、一夜限りのコラボレーションイベントが開催されました。参加者たちは、東京タワーなど贅沢な景色を一望できるアンダーズ東京51階に集まり、イベント時のオリジナルのカクテルやフィンガーフードを楽しみながら、トークショーやタッチ&フィールのセッションを堪能しました。
HODINKEE Japan編集長の関口と僕とのトークショーでは、ダイバーズウォッチの祖として広く知られるフィフティ ファゾムスコレクションの豊かな歴史を振り返り、その進化の過程について詳しく語りました。同コレクションは、ロック可能な回転ベゼルや二重の防水シールが施されたリューズ、密閉システムを備えたケースバックなど革新的な技術を持って誕生しました。オリジナルデザインに倣いながら、現在に至るまで技術革新の進化を遂げてきました。
特に注目を集めたのは、本イベントの1週間ほどまえに発表されたばかりの最新作であるフィフティ ファゾムス バチスカーフのセラミックモデルについての紹介です。セラミック製のケースはもちろん、ブレスレットの製造は非常に難易度の高いものです。高密度のセラミックは、焼成の段階で収縮するためそれを考慮して作らなければならないからです。また、仕上げにも特別な技術が要求されますが、その結果として生まれた新フィフティ ファゾムス バチスカーフのフルセラミックモデルはまるで金属のような美しい光沢が与えられました。
タッチ&フィールセッションでは、ブラックセラミックモデルに加え、新たに直径42mmのケースが採用されたフィフティ ファゾムスも用意されていました。参加者たちは、これらの時計を実際に手に取って触れることができ、その質感や仕上がりの美しさを直接体験する機会を楽しみました。
セラミックモデルの軽さと耐傷性に感嘆する声が多く聞かれました。セラミック素材は通常の金属とは異なり、非常に軽量でありながらも硬度が高く、傷がつきにくい特徴があります。参加者たちは、このセラミックの特性を実際に手に取って確かめ、その高級感と機能性に感動していました。また、新しい42mmケースのフィフティ ファゾムスも反響が高く、従来のモデルよりもやや小径化されたことで、フィフティ ファゾムスの伝統的なデザインがより多くの人の手首にフィットするようになりました。
イベントの後半では、HODINKEE Japanのエディトリアルチームや来場者とともに時計談義に花を咲かせ、大いに盛り上がりました。リストショットを交えながら、その様子をご紹介します。
Photographs by Cedric Diradourian