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Introducing セイコー プロスペックスが、新たなGMTモデル(SBEJ009、SBEJ011、SBEJ013)を追加発表

新型の自動巻きムーブメントを搭載した、よりハイスペックなダイバーズGMTの登場だ。

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我々が知っていること

自分の誕生日を迎える3月に、新しい刺激的な時計が発売されると、そのどれかが自分の誕生日となにか関係しているのではないかと思って意識してしまう。少なくとも、セイコーのスポーティなプロスペックスコレクションに、ダイバーズGMTとしての機能を備えつつ、マリンマスター譲りのルックスを持つ新型GMTモデルの発表を知ったとき、僕はそう感じた。これはバースデーケーキの香りがしてこないか? 僕だけ?

Seiko Prospex GMT SPB381 SPB383 SPB385

セイコー プロスペックス、左からSBEJ013、SBEJ011、SBEJ009。

 セイコー プロスペックス 1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMTと、セイコー腕時計110周年記念限定モデル Save the Oceanの2コレクションを構成する3つのリファレンスを、上の写真からご覧いただきたい。左がSBEJ013(海外版ではSPB385)で、次に真ん中の黒文字盤がSBEJ011(海外版ではSPB383)、緑の右側のモデルがSBEJ009(海外版ではSPB381)だ。3つのバージョンとも、直径42mm、厚さ12.9mm、ラグからラグまでのサイズが48.6mm。共通デザインとして、サファイアクリスタル風防、ドリルドラグ、セラミックベゼルインサート、4時位置と5時位置のあいだに挟まれた日付表示などを備えている。

 この日付とそのほかの機能はすべて、セイコーの新ムーブメント6R54によって実現している。この自動巻きムーブメントは、約72時間という非常に優れたパワーリザーブだけでなく、SBEJ系譜のコアのひとつである、独立した24時間GMT機能も実現している。第2時間帯を表示するこのスタイルは、“caller”GMTと呼ばれ、ユーザーがリューズを使ってGMT針を独自に調整して、文字盤を囲む24時間スケールで表示することで、第2時間帯を把握するスタイルである。

Seiko Prospex GMT SPB381 SPB383 SPB385

  レギュラーモデルのSBEJ009とSBEJ011は20万9000円(税込)で、4000本限定(うち国内流通は700本)のSBEJ013は23万1000円(税込)で発売される。3本ともダイヤシールドを施したスティールブレスレットを備え、発売は2023年6月9日に、一部の小売店(日本の展開はセイコーグローバルブランドコアショップ専用)での販売を予定している。

我々の考え

最近の僕は、GMTダイバーズの素晴らしさを誰彼構わず語っている。旅行中に使いたい時計(GMT)と、どこへ行くにも腕に巻いていたい時計(ダイバーズウォッチ)というふたつのよさが融合しているのは、大きな魅力のひとつだ。セイコーはこの新しい機械式GMTを、新機軸のソーラーGMTである“スモウ”(セイコーがつくったフライヤー型のダイバーズ GMT。大変優れた性能を発揮している)の発表からわずか数週間後に発表しており、ちょっとした盛り上がりを見せている。

spb383

 この新しいSBEJシリーズに限っていえば、セイコーはホームランを打ったようなものだと思っている。サイジングがとても理に適っており(特にラグからラグまでのサイズが49mmアンダーである)、しかもスペックもしっかりと高い。そしてセイコーのダイバーズモデルでありながら、マリンマスターやグランドセイコーのデザイン要素を取り入れた、クラシカルなルックスを備えている。さらに色鮮やかな3つのカラーリングから選べる点、セラミックインサートのベゼルも採用しているのに、20万9000円からという価格設定も大変すばらしい。日常的に使えるハンサムなスポーツウォッチとして、とても高いコストパフォーマンスを実現していると思う。

 新しいムーブメントにはローカルジャンピングGMT(通称“flyer”型GMT)の機能をつけてほしかったという、今後展開されるだろうコメントの一部に賛同しつつも、とはいえ、特にこの機能の主なニーズが、ホームにいるあいだに第2タイムゾーンを把握すること(というよりむしろ逆)であるのならば、なおさら“caller”GMTでも構わない。しかし、flyer型GMTの価格帯は、ここ数年でぐっと下がり、積極的にタイムゾーンを変更する人にとっては直接的な効果がある。SBEJダイバーズの平均小売価格より数万円高いだけで、GMTも手に入るのだから。

Seiko Prospex GMT SPB381 SPB383 SPB385

 僕の誕生日にまつわるナルシシズムはさておき、この新しいダイバーズGMTは、セイコーが以前からつくりたいといっていたようなSS製の時計だと思うため、1本でも実機を見られたらと思うととても楽しみである。手に入り次第紹介するため、乞うご期待。


基本情報

ブランド: セイコー プロスペックス(Seiko Prospex)
モデル名: 1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMT、セイコー腕時計110周年記念限定モデル Save the Ocean
型番: SBEJ009(グリーン、海外版ではSPB381)、 SBEJ011(ブラック、海外版ではSPB383)、SBEJ013(ライトブルーのリミテッドエディション、海外版ではSPB385)

直径: 42mm
厚さ: 12.9mm
ラグからラグまで: 48.6mm
ケース素材: ステンレススティール(ダイヤシールドコーティング)
文字盤: グリーン、ブラック、ライトブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり。針とマーカーにルミブライト
防水性能: 200m潜水用防水
ストラップ/ブレスレット: スティールブレスレット、ワンプッシュダイバーエクステンダー方式クラスプ


ムーブメント情報

キャリバー: Cal.6R54
機能: 時・分・秒、日付表示、24時間針、GMT(独立した“caller”スタイル)
直径: 27.4mm
厚み: 5.3mm
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24


価格 & 発売時期

価格: SBEJ009とSBEJ011は20万9000円(税込)、SBEJ013は23万1000円(税込)
発売時期: 2023年6月9日、日本ではセイコーグローバルブランドコアショップでのみ販売
限定: SBEJ013は4000本限定(うち国内700本)、SBEJ009とSBEJ011はなし

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HODINKEE Shopは、セイコーウオッチの正規販売店です。ショップのコレクションはこちらからご覧ください。セイコー プロスペックス GMT、SBEJ009、SBEJ011、SBEJ013の詳細についてはセイコーのウェブサイトをご覧ください。