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Introducing セイコー 黒を基調とした3種のクラシックモデルを発表

ブランドにとって最も象徴的な3つのリファレンスが、ブラックアウトして生まれ変わった。

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我々が知っていること

セイコーは、優れたプロダクトを手にしたときの喜びに加え、過去に成功を収めた自社製品の価値を損なうことなく、クールかつ瑞々しい魅力をもたらす方法を熟知していることは間違いない。その証拠に先日、セイコーでも特に人気が高い3種の時計で構成されるThe Black Seriesが発表された。2022年、彼らの“タートル”と“キングサムライ(サムライのアップデートモデル)”をブラックアウトしてみせたように、1965 メカニカルダイバーズベースのSBDX055(北米ではSLA067)、セカンドダイバーベースのSBDC183(北米ではSPB335)、アルピニストベースのSBDC185(北米ではSPBJ337)にコーティングを施すことで、ダークな色調に仕上げた。

The SLA067 watch press image

SBDX055(北米ではSLA067)。

 セイコーのどのモデルが次にブラックアウトされるかを占なったならば、この3機種は間違いなく上位に食い込むはずだ。ダークコーティングされたケースと質感のある文字盤が、1965年生まれの62MAS、その後継モデルであるRef.6105-8000、そして人気の高いフィールドウォッチ、アルピニストをタフな印象に生まれ変わらせている。

The SPB335

セカンドダイバーをベースとしたSBDC183(北米ではSPB335)。

 同コレクションにおける最上位モデルはSBDX053であり、デザイン上はSBDX055(北米ではSLA065)とほぼ近しい。幅41.3mm、厚さ13.1mmのこの時計は、サンドブラックとスムース仕上げのテクスチャーを交互に配したストライプダイヤルを備え、Cal.8L35を搭載。約50時間のパワーリザーブを備えている。SBDX053は600本の限定生産で、価格は40万7000円(税込)。SBDC183は先にリリースされたSBDC187(北米ではSPB333)と同じく、ブラックとアンスラサイトのツートンカラーによるベゼルインサートと質感のあるダイヤルを備えている。41mm径のブラックケースの内部には約70時間のパワーリザーブを有するCal.6R35を搭載。4500本限定で、12万6500円(税込)で販売される。そして、39.5mm×13.2mmの古きよき時代のアルピニストを下地としたSBDC185もある。SBDC183と同じムーブメントを搭載しつつ、ブラックアウトされたこのアルピニストは5500本生産される予定で、1本あたり11万5500円(税込)となっている。

我々の考え

これらの時計に関して、その前身となった時計(そして、それらに影響を受けた時計)について、いまだ語られていないことはそれほど多くないだろう。私は自分の好みがどれほど平凡なものかを認めたくはないが、世にあるほとんどの時計にブラックコーティングを施して、最高機密を扱う特殊工作員になったような気分で所有したくてたまらなくなるのだ。黒、グレーにターコイズブルーのルミブライトを組み合わせたスタイルは、タフな印象を和らげるクールな仕上がりだ。文字盤のテクスチャーもオーデマ ピゲの“タスカン”文字盤のような雰囲気を持ちつつ、本コレクションにおいてはより夜の暗闇に潜むような美しさもあり、素晴らしい雰囲気を生み出している。

SPB337 watch

SBDC185(北米ではSPBJ337)。

 SBDX055(北米ではSLA067)は確かに高価格帯の製品だ。コメンテーターの多くは、誰が文字盤に“SEIKO”と書いてある時計に40万円も費やすだろうとその驚きをコメントし続けるだろうが、ブランドはそれらを生産し続けるし、表向きには人々も買い求め続けている。また、限定モデルのシリアルナンバーが、まあ、無制限に近いことについての不満もあるだろう。確かにちょっとばかばかしい気もするが、欲しい人に応じて入手できる腕時計が増えること自体は大賛成だ。


基本情報

ブランド: セイコー(Seiko)
型番: SBDX055(北米ではSLA067)、SBDC183(北米ではSPB335)、SBDC185(北米ではSPBJ337)

直径: 41.3mm(SBDX055)、41mm(SBDC183)、39.5mm (SBDC185)
ケース素材: ステンレススティール、ブラックハードコーティング
文字盤色: ブラックテクスチャー
インデックス: バーインデックス(SBDX055、SBDC183)、アラビアインデックス(SBDC185)
夜光: 針とマーカーに、プロフェッショナル用に開発された、より明るく長持ちするグリーンのルミブライトを搭載
防水性能: 200m防水
ストラップ/ブレスレット: バックル付き製紐(せいちゅう)ファブリックストラップ(SBDX055)、バックル付きシリコンストラップ(SBDC183)、ブラックハードコーティングを施したプッシュボタン式3つ折りクラスプ付きSSストラップ(SBDC185)

Seiko SPB337 watch lume shot

夜光もちょっと味わってみよう。


ムーブメント情報

キャリバー: 8L35(SBDX055), 6R35(SBDC183、SBDC185)
機能: 時、分、秒、デイト表示
巻き上げ方式: 自動巻き
パワーリザーブ:  約50時間(SBDX055)、約70時間(SBDC183、SBDC185)
振動数: 2万8800振動/時(SBDX055)、2万1600振動/時(SBDC183、SBDC185)
石数: 26(SBDX055)、24(SBDC183、SBDC185)
その他の仕様詳細: シリアルナンバー入りケースバック、内面に無反射コーティングを施したデュアルカーブサファイアガラス風防(SBDX055)、ねじ込み式シリアルナンバー入りケースバック、内面無反射コーティングのカーブドサファイア ガラス風防(SBDC183)、ねじ込み式シースルーケースバック、両面無反射コーティング (SBDC185)、すべて限定コレクターズBOX入り


価格&発売情報

価格: 40万7000円(税込、SBDX055)、12万6500円(税込、SBDC183)、11万5500円(税込、SBDC185)
発売: 2023年4月
限定: あり。600本 (SBDX055)、4500本(SBDC183)、5500本(SBDC185)

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HODINKEE Shopはセイコーウォッチの正規販売店です。ショップのコレクションはこちらでご覧いただけます。SBDX055、SBDC183、SBDC185の詳細については、こちらのセイコーのウェブサイトをご覧ください。