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我々が知っていること
私たちだけではない。時計を知る人なら誰でも、ある種の時計を見分けることができる。それはステンレススティール製でブレスレット一体型の今では番人受けするような時計のことだ。そのため、ほとんどの時計ブランドが独自のエッジの効いたトノーシェイプの時計を発表している。ステンレススティール製のスポーツウォッチにアンタークティックで最近参入したチャペックは、1800年代にアントニ・パテックとパートナーシップを結んだチャペックから発売された。そう、あのパテックである。
アンタークティックのブレスレットとケースは、1970年代の伝説的な時計製造を思い起こさせ、モデルによっては、人目を引く色で作られた複雑なパターンのダイヤルが間違いない仕上がりになっている。このモデルは、チャペックが「Stairway to Eternity–永遠への階段」と名付けた文字盤パターンである(70年代初頭を意識したネーミングだ)。実は、このモチーフは、じっくり見ると目を楽しませてくれるものだ。この模様は、上へ向かっているのか、下へ向かっているのだろうか。グレイシャー・ブルーの文字盤と、いつも注目を集めるサーモンカラーの2種類がある。
サーモンダイヤルは99個しか作られない。その文字盤の下に配されるムーブメントは、チャペック社製のマイクロローター付きCal. SXH5で、2万8800振動/時、標準56時間のパワーリザーブを備えている。
我々が思うこと
しかし、アンタークティックで個人的にとても目を引かれたのは、フラットなエッジと丸みを帯びたエッジの組み合わせだ。特にポリッシュ仕上げのセンターリンクは、光の加減でやや柔らかな表情を見せ、鋭角的なフォルムとは相反する質感を放っている。これは、鈍いマットな外側のリンクに対して、まるでレリーフのように見えるからだろう。
ステンレススティール製のラグジュアリースポーツウォッチは、表面に施された仕上げによって光と戯れるのが特徴だ。手頃な価格で大量生産されるこのタイプの時計は、遠くから見ても中距離から見てもそれらしく見えるが、ハイエンドで知られる本物たちは、ケースやブレスレットの仕上げにエレガントさがあり、じっくり観察するのに適している。しかも、このサーモンバージョンは生産数が限られているものの、手持ちの資金があれば、一般の時計愛好家でも購入できる価格であると思う。一緒に歌おうではないか。“And she's buying a stairway to …”(レッド・ツェッペリン、天国への階段より)。
基本情報
ブランド: チャペック(Czapek & Cię.)
モデル名: アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク、グレイシャー・ブルー & サーモン(Antarctique Passage de Drake Glacier Blue And Salmon)
型番:
直径: 40.5mm
厚さ: 10.6mm
ケース素材: スティール
文字盤色: グレイシャー・ブルーまたはサーモン
インデックス: アプライド、夜光
夜光: あり
防水性能: 120m
ストラップ/ブレスレット: 一体型ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: SXH5
機構: 時、分、秒、日付
直径: 30mm
厚さ: 4.2mm
パワーリザーブ: 56時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 28
価格 & 発売時期
価格: 2万2000ドル(日本円で約254万円)
限定: サーモンダイヤルのみ99本限定
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