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我々が知っていること
IWCが、また新たなアメリカ海軍飛行隊にまつわる腕時計を発表する。今回はカリフォルニア州リムーア海軍航空基地を拠点とする第41戦闘攻撃飛行隊(VFA-41)、通称“ブラック・エイセス”がパートナーだ。この新作パイロット・ウォッチ ・オートマティック 41・ブラック・エイセスはIWCのパイロット・ウォッチとしては初めて、ダイヤルと針の全面に夜光塗料が塗布されている。
直径41mm、厚さ11.4mmのこの時計は、41mmサイズのトップガンと同様に秒針停止機能付きのCal.32100を搭載しており、一見するとなじみ深いものに感じられるかもしれない。しかし、ダイヤルはまったく異なるものとなっており、独特の存在感を放っている。スーパールミノバ®の顔料は結合剤と混ぜ合わせたうえで円型の鋳型に流し込まれ、セラミックのような耐久性となるまで固められる。その後、軟鉄製のダイヤルにしっかりと固定され、ブラックの印刷が施されるのだ。IWCによると、このダイヤルは23時間以上にわたって緑色の光を放つという。
この時計はオンライン限定で、94万6000円(税込)で販売される。
我々の考え
そう、今回IWCが私の興味を引いたのは確かだ。セラミック製ケースと夜光ダイヤルはどちらもただただクールで、一瞬で私の心をときめかせてくれる。そして新しいパイロット・ウォッチである“ブラック・エイセス”は、IWCが2019年に発表した41mm径のトップガンが作った強固な基盤の上に成り立つものだ。事実、ダイヤルと価格以外はすべて同じに見える。
率直な感想として、夜光ダイヤルが好きな私としてはブラック・エイセスのワッペンがちょっと気になる。IWCはアメリカ海軍の多くの飛行隊とコラボレーションしており、“ブラック・エイセス”の“ブラック”は夜間の暗闇をイメージしているのだと思う。しかしこれがトップガンのようにシンプルなロゴであったなら、私にとってはもっと素晴らしいことであっただろう。私は航空業界には詳しくない。なので、もしかしたら飛行隊のファンのなかには、特定の飛行隊のワッペンが付いているものなら何でも欲しがる人がいるのかもしれない。だが、IWCには今後、夜光ダイヤルのほかの使い方を見つけてもらいたいものだ。
しかし少し調べてみると、ブラック・エイセスの飛行隊は独自のカスタムでパイロット・ウォッチ・マーク XVIIIをデザインし、2023年の初めに納品されていることがRedditの投稿でわかった。その時計が、今回のリリースのきっかけになったに違いない。これはかなりクールだ。
基本情報
ブランド: IWC
モデル名: パイロット・ウォッチ・オートマティック 41・ブラック・エイセス(Pilot's Watch Automatic 41 Black Aces)
型番: IW326905
直径: 41mm
厚さ: 11.4mm
ケース素材: セラミック
文字盤色: ホワイトの全面夜光ダイヤル
インデックス: ブラックペイントによるアラビア数字、バー&ブロックの分・5分表示
夜光: スーパールミノバ®を使用した全面夜光ダイヤル
防水性能: 60m
ストラップ/ブレスレット: ブラックのテキスタイルストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: 32100
機能: 時・分・秒表示と秒針停止機能
直径: 25.6mm
パワーリザーブ: 72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 21
追加情報: 両面反射防止加工を施したドーム型サファイアクリスタルガラス。文字盤に“ブラック・エイセス”のワッペンロゴ。23時間夜光が発光。
価格 & 発売時期
価格: 94万6000円(税込)
限定: オンライン限定
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