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冬休みが間近に迫り、もうクリスマス。つまりプレゼントを買う時期になったということ。そこで今年は、HODINKEE Japanのメンバーがこの季節におすすめするギフトをまとめてみました。時計にまつわるものやそうでないものまで、こだわりの強い人(= 時計愛好家)たちにも喜んでもらえると思います。それでは早速見ていきましょう。
和田 将治、Webプロデューサー/エディター
BANG & OLUFSEN Beosound A1 2nd Gen
僕は普段からほとんど常に音楽が周りにある環境にいます。今もSpotifyのお気に入りのプレイリストを聴きながらこれを書いています。出張や旅行でホテルや旅館の部屋にいるとき、恋人と公園でピクニックをしたり、友達と週末に出かけるとき、大好きな音楽を高品質で楽しむことができれば、その時間がさらに良いものになります。このBeosound A1 2nd Genは、長時間再生、防水・防塵でAlexaボイスアシスタントにも対応。そして何より美しい外観のポータブルスピーカーです。カラーバリエーションもいくつかあるので、相手にあった色を選ぶことができます。
価格は、2万9900円(税抜)。詳細は、BANG & OLUFSEN公式サイトへ。
HODINKEEオリジナル カシミアスカーフ
冬の定番アイテムといえば、マフラーやスカーフが挙がるのではないでしょうか。ダークグレーの100%カシミア製のこのスカーフは、時計好きのためのちょっとしたアクセントが加えられています。スカーフ全体に時計のムーブメントの部品がプリントされているのが特徴です。ただ本当に控えめなので、首に巻いてしまえばそれがどんな柄なのかはすぐには分からないほど。他の時計愛好家たちに自分もその一員であることをさり気なく伝えることができます。
価格は、8900円(税抜)。現在、六本木 蔦屋書店の店頭で手に取っていただけるほか、オンラインでも限定販売しています。
G-SHOCK GA-2110ET-8AJF
特徴的な八角形ケースから、愛好家たちの間では、カシオークと呼ばれカルト的人気を誇るGA2110シリーズ。本サイトでもこれまでカシオーク開発秘話などその魅力をご紹介してきましたが、GA2100は、これまでリリースされたG-SHOCKの中でも、とにかく最も着けやすいモデルの一つです。ケースの厚さがわずか11.8mmと現行モデルの中でも最も薄いG-SHOCKであるだけでなく、下に角度のついたストラップが着けやすさの理由です。個人的には最近登場したグレーが好みなのでおすすめですが、カラーバリエーションも豊富なので、そこもおすすめのポイント。それにG-SHOCKは、誰でも一本はコレクションに必要なものだと思うのです。
価格は、1万4500円(税抜)。詳しくはカシオ公式サイトへ。
佐藤 杏輔、エディター
Drake's for HODINKEE スノーフレーク ポケットチーフ
おすすめのプレゼント1つめは、ポケットチーフだ。以前は興味を惹かれることもなかったものだが、この1年ほどはジャケットを着ることが多くなり、ポケットチーフを挿す機会もグッと増えた。
ドレイクス(Drake's)は、1977年に設立されたブランドで、現在ではネクタイとシャツの英国に残る希少なファクトリーブランドとしての地位を築いている。ドレイクスでは、高級時計のように全て手作業で作られる。ポケットチーフの縁のパイピングも、もちろんそう。特にHODINKEEのために作られたのポケットチーフは、ヴィンテージテイストで、温かみのある色合いに仕上げられている。しかも、オレンジ色に囲まれたスノーフレーク針のパターンが全面にプリントされているユニークなアイテムで、時計好きになら絶対に喜んでくれるはず。かく言う自分もこれは欲しい。
価格は、6300円(税抜)。スカーフと同様、こちらも六本木 蔦屋書店の店頭、そしてオンラインでの限定販売を行っている。
CARESE オリジナル バンブーブレスレット
続いてのおすすめは、アンティークウォッチの世界で知らない人はいないほどの有名店、ケアーズオリジナルのバンブーブレスレット。
ヴィンテージブレスレットの中でも人気の高いブレスレットメーカー、GAY FRERES社製ブレスレットをモチーフに、細部に至るまでイチから作成された。当時の仕様に出来る限り近づけ、薄く手首にフィットするデザインを採用。コマ部分は中央をヘアライン、両サイドは鏡面仕上げに切り替えており、しなやかに動く。
オリジナルは特殊な留め具を備えるが、こちらは扱いやすさを重視して取り外しのしやすい三つ折れのバックルを採用。独特かつ華奢なコマのデザインや作りは、1930、40年代製の小ぶりな時計にもほどよくマッチする。
レザーストラップは多いかもしれないが、ブレスレットを購入する機会というのは、意外と少ないのではないだろうか。そいうものをプレゼントされると、自分だったらとても嬉しいし、時計好きで喜ばない人はいないはず!?
サイズは取り付け幅が15mmから19mmまで、長さはショートとロングの2種類を展開。価格は2万円(税抜)。オンライン販売のほか、ケアーズ森下本店、および表参道ヒルズ、東京ミッドタウン各店の店頭でも購入可能だ。
Paraboot ミカエル
そして、最後はパラブーツだ。自分のこれまでの経験上、高い確率で、時計好きは靴好きでもあった。自分が靴に興味をもつようになったのは、ここ数年の話だが、パラブーツは昔から知っていたくらい有名なブランドだった。自分が初めて買った本格靴もパラブーツで、ウィリアム、シャンボード、ランス、ヴィヴァルディを所有している。それだけもっていれば、十分では? とは、ならないところも、時計趣味と感覚がとても似ている。
今、自分がもしプレゼントされたら嬉しく、かつおすすめなのはミカエルだ。パラブーツを代表する名作のチロリアンシューズで、創業者の孫(現会長)の誕生を祝うモデルとして1945年に誕生したという。本来のチロリアンシューズは山岳、民族的要素の強い武骨なものが多いが、ミカエルはそういった無骨さを排除したことで、どんな服にも合わせやすい。ここぞというときに履ける靴というのも魅力だが、自分の場合、せっかくのプレゼントなら時々ではなく、毎日にように愛用したい。ミカエルならうってつけだ。
価格は、6万5000円(税抜)。公式オンラインショップで購入できるほか、パラブーツ青山店を始めとする全国の正規取り扱いショップで購入可能だ。ちなみに自分なら、何かと合わせやすいノワールがおすすめ。
関口 優、編集長
HODINKEE マガジン Japan Edition、Vol.1
多くの人には捨てたくても捨てられない本があると思う。僕以上の世代の人であれば、学生のころに購入した雑誌をまだコレクトしていることにシンパシーを感じていただける人も多いはずだ。僕は今、デジタルメディアの編集長をしているものの、生粋の雑誌好きでプリント媒体に育てられたと思っている。単に情報を詰め込んだだけでなく、見たこともないビジュアルに偶然出会い、知るよしもなかったことに突然驚く、そんなセレンディピティに満ちたものが雑誌なのだ。
今回僕たちが無事発行に漕ぎ着けたHODINKEEマガジンは、そんな雑誌という存在を目指して作ったもの。いわゆる“映える”見た目はSNSにアップしてもサマになるし、自宅の本棚やリビングに置いておくだけでも豊かな気持ちになれる「コーヒーテーブルブック」としても活躍する。願わくば、その上でみなさんに
ちょっと高いけれど、クリスマスギフトには最適なんじゃないかと、少しだけ自負している。
価格は、3000円(税抜)。全国の書店をはじめ、Amazonや楽天市場のほか、当社のELLE Shop内からも購入可能。ELLE Shopでは、KITH創設者であるロニー・ファイグ氏が表紙の限定版も選択できる。
アスタリフト メン トラベルキット
インスタグラムなどで腕時計の投稿を見ているときに、妙にガサガサした手が気になることはないだろうか? 僕は逆にそっちに目がいってしまう方なのだが、せっかく良い時計を着けるならご本人も健康的な状態である方がより時計も輝くというもの。それは、手以外の肌も同じであり、最も印象を左右する顔は特に重要だ(おせっかいを承知でお話している)。
僕自身体験したことなのだが、現在36歳、自分の疲れ気味の顔を回復した気にさせた素晴らしいアイテムがある。それが愛用中のこのアスタリフト メンのコスメだ。洗顔、化粧水くらいは使う方が多いかもしれないが(僕もその1人だった)、乳液やましてや美容液の重要性は考えたこともなかった。ただ、本来僕のようにたくましいヒゲをもつタイプの男性には、シェービング後のケアに乳液は効果を発揮し、美容液は、なんというか肌のハリや弾力をもたらしてくれた気がする。
腕時計によって自信やパワーをもらったことのある愛好家の皆さんは多いだろうが、その相棒をより輝かせるために、ご自身のケアをしてみるのも楽しいのではないかと思う。
お試し感覚で使えるトラベルキットの価格は、5500円(税抜)。オンラインでは、富士フイルム ヘルスケアラボラトリーや伊勢丹オンラインのほか、直営店「ASTALIFT 六本木店 」で購入可能だ。
ラルフ ローレン ポロ クロス マスク
最後にオススメしたいのは、このご時世ということもあるが、コロナウィルスの感染拡散防止や予防に加えて意義深い活動が付加されたマスクだ。見覚えのあるポニーロゴは、そうポロ ラルフ ローレンでおなじみのあれである。同社は今年、医療現場で働く人々のために米国の製造パートナーと協力し、25万枚のマスクと2万5000枚の感染予防ガウンを生産。さらに、一般消費者向けとしては、余剰生地を用いてフルマスクコレクションを開発した。
これまた僕の愛用品なのだが、ポロ ラルフ ローレンのシャツ生地で作られたマスクは頑丈かつ高品位そのもの(アメリカ服らしい、オックスフォードのサックスブルーがお気に入り)。ギンガムやタータン、ストライプにチェックなど、洋服さながらのバリエーションが楽しめる上、”かゆいところに手が届く”もの感がちょっとしたギフトとしても胸を張れる。なお、12月31日までの販売分についてはその利益が、国連財団による「WHO のための新型コロ ナウイルス感染症連帯対応基金」に寄付されるというのも心を打たれる。
価格は2500円(税抜)。公式オンラインショップのほか、ラルフ ローレン取り扱いの一部店舗で購入可能。