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Introducing ロンジン スピリット Zulu Timeに39mmモデルが追加

ロンジンの人気フライヤーGMTモデルが小ぶり化という、大きなニュースが飛び込んだ。

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我々が知っていること

昨年ロンジンは、同僚のジェームズ・ステイシーがいうところの“フライヤー”GMTを搭載した、6本のコレクションからなるロンジン スピリット Zulu Timeを発表した(ステイシーイズムを知らない人のためにお伝えすると、ジャンピングローカル12時間針を持つのが“フライヤー”GMTであり、ジャンプする24時間針を持つ“コーラー”GMTとは対照的なものだ)。昨年3月に掲載した記事のコメントを見るといくつかのことに気づくだろう。まず45万円以下という価格で、ロンジン スピリット Zulu Timeはすぐにヒットしたこと。次に39mmサイズで欲しいという声があったこと。そして今回その願いは叶えられ、ロンジンはツートン仕上げのオプションを含む、39mmの新しいロンジン スピリット Zulu Timeを4型発表したのである。

ロンジン ロンジン スピリット Zulu Time 39mmモデル

 ダウンサイズしたZulu Timeは、既存モデルと同様COSC認定のETAベースムーブメント、Cal.L844.4を搭載する。約72時間のパワーリザーブとシリコン製ヒゲゼンマイを備えており、Zulu Timeのそのほかのディテールはおなじみのものだ。セラミック製の24時間ベゼル、アラビア数字のアプライドインデックス、6時位置に配された日付表示、ステンレススティール製ケース、さらに18Kゴールドをベゼルとリューズに採用した新しいリファレンスが加えられた。各リファレンスはレザーストラップまたはSSブレスレットが提供され、ゴールドアクセントのバージョンはNATOスタイルのストラップも用意されている。

ロンジン ロンジン スピリット Zulu Timeの42mmモデル(左)と39mmモデル(右)
ロンジン ロンジン スピリット Zulu Time 39mmモデル
ロンジン ロンジン スピリット Zulu Time 39mmモデルのゴールドバージョン

 色の選択肢もなじみのあるものとなっている。サンレイブルーダイヤルとブルーベゼル、マットブラックダイヤルとブラックベゼル、サンドブラスト仕上げのアンスラサイトダイヤル(基本的にはグレー)とグリーンベゼル、そして新しいゴールドアクセントのバージョンは、アンスラサイトダイヤルとダークブラウンベゼルだ。カラーの組み合わせは落ち着いた単色でありながら、どれもうまく成立している。

 さらにブランドは手の取りやすい価格にもしている。SSモデルはレザーストラップで43万6700円、ブレスレットで45万3200円、ツートンカラーはレザー&NATOスタイルストラップが60万3900円、ロンジン インターチェンジャブルシステムが付いたSSブレスは61万9300円(すべて税込)で提供される。

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我々の考え
ロンジン ロンジン スピリット Zulu Time 39mmモデルの裏蓋

何か気に入らない点があるだろうか? 既存のヒット作を、ロンジンが私たちのためにダウンサイジングしてくれたのだ。標準的な42mmのロンジン スピリット Zulu Timeが廃盤になったわけではない。ブランドはすでに人気のあるラインに、さらに多くの選択肢を増やしたのである。そのスペックはフライヤーGMT、39mm径、セラミック製ベゼル、(扱いやすい)13.5mmという厚さ、そしてブレスレットタイプなのに40万円を少し超える程度など、マニア向けな時計のチェックリストのようになっている。数週間前、少なくともスイスの大手ブランドでは着実に時計の価格が上昇していて、3000ドル以下のセグメントの買い物は選択肢が少なくなっているという記事を書いた。しかしロンジン スピリット Zulu Timeのような時計がある限り今でも私に希望をもたらし、この価格帯にときめきを与えてくれるのだ。

 実物を見ない限り実感がわかないが、すべてにおいて程よくダウンサイジングされているようで、39mmのロンジン スピリット Zulu Timeは均整が取れているように見える。デザインは機能的でまとまりがあり、賑やかすぎることもない。ロンジン スピリット Zulu Timeはしっかりしたつくりの時計として成り立っているが、競合他社にも負けていないようだ。例えば、チューダーのGMTモデルよりも1000ドル(日本円で約14万円)安く、ブラックベイ プロよりも1mm薄いのだ。

ロンジン ロンジン スピリット Zulu Time 39mmモデル

 新しいツートンカラー(ベゼルとリューズがゴールド)のバージョンも私の目に飛び込んできた。ヴィンテージのツートンGMTのような雰囲気を備えているからだ。私はそのような傾向が大好きなのだが、これはやり過ぎには見えない。ブレスレットは税込で61万9300円(ストラップは60万3900円)と、実はSSモデルよりも手頃な価格となっている。ロンジン スピリット Zulu Timeが小型化したというリリースを見た瞬間、これはきちんとHands-On記事を書くために借りてこなければならないと思った。今後の展開に注目してほしい。


基本情報

ブランド: ロンジン(Longines)
モデル名: ロンジン スピリット Zulu Time(Longines Spirit Zulu Time)
型番: ブルーサンレイ×ブルー...L3.802.4.92.6(ブレスレット)、L3.802.4.93.2(ストラップ)/マットブラック×ブラック...L3.802.4.53.6(ブレスレット)、L3.802.4.53.2(ストラップ)/アンスラサイト×グリーン...L3.802.4.63.6(ブレスレット)、L3.802.4.63.2(ストラップ)/アンスラサイト×ゴールド...L3.802.5.53.6(ブレスレット)、L3.802.5.53.2(ストラップ)、L3.802.5.53.9(NATOスタイル)

直径: 39mm
厚さ: 13.5mm
ケース素材: ステンレススティール、アンスラサイト×ゴールドモデルはイエローゴールドも使用
文字盤: ブルーサンレイ、マットブラック、アンスラサイト
風防: サファイア
インデックス: アプライドアラビア数字
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット、レザーストラップ、NATOスタイル


ムーブメント情報

キャリバー: L844.4(ETA A31.411ベース)
機能: 時・分・センターセコンド、6時位置に日付表示、セカンドタイムゾーン
直径: 25.6mm
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万5200振動/時(3.5Hz)
石数: 21
クロノメーター: あり。COSC
追加情報: シリコン製ヒゲゼンマイ


価格 & 発売時期

価格: SSモデルのレザーストラップが43万6700円、ブレスレットが45万3200円、ツートンカラーのレザー&NATOスタイルストラップが60万3900円、SSブレスが61万9300円(すべて税込)

詳しくは、ロンジン公式ウェブサイトをご覧ください。

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