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2018年のバーゼルワールドでオリスがリリースしたモデルの中で、僕はブルーダイヤルのビッグクラウン ポインターデイトを気に入っており、今年は、ラインナップにレッドダイヤルが追加された。昨年の大きな成功からか、大きなデザイン変更は見られないが、この新色ダイヤルをぜひオススメしたい。
本機は、ステンレススティールのブレスレットとレザーストラップ、2つのバリエーショがある。化学物質を一切使わず、ベジタブルタンニンでなめした鹿革ストラップは環境にやさしい。また、40㎜のSSケースにドーム型のサファイア風防、シースルーバックと若干大型化したリューズが特徴だ。 ムーブメントにはセリタの自動巻きSW200をオリスがカスタマイズしたものを搭載。振動数4Hzでポインターデイト機構を備え、約38時間のパワーリザーブを持つ。
全体的なデザインはクラシカルで、コブラ針を用いた中3針だ。ポインターデイト針の先端部分には赤いアクセントが施されている。このようなロマンティックなデザインと機構は、個人的には大胆なカラーリングと良く合うと思う。初期からグリーンダイヤルのトレンドを取り入れていたオリスにとって、明るさを抑えたボルドー色が持つ迫力はこのラインナップの中でも唯一無二の存在である。
さて、僕みたいなレザーストラップファンにとって、鹿革に勝るものはないかもしれない。けれどSSブレスレットのバリエは、このレッドダイヤルが持つ情緒と針の金属感が際立っている。緩くテーパードされたジュビリースタイルブレスレットが持つ汎用性、折り畳み式クラスプの簡便さもまた、 日常使いに適した本機をより特別な一本へと昇華させてくれる。
鹿革製レザーストラップモデルは17万5000円(税抜)、SSブレスレットモデルは19万5000円(税抜)。オリス ビッグクラウン ポインターデイトは、レッドダイヤルが新トレンド化する試金石になるかもしれない。
詳細はオリスの公式サイトへ。
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