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新店舗のファサード。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、9月10日(木)に「ヴァシュロン・コンスタンタン 神戸店」をオープンしました。
兵庫県神戸市の三宮町に位置する同店は、西日本では同メゾンにとって初となる路面店のブティックです。
新店舗は大丸神戸店の向かいに位置し、外観にはメゾンを象徴するマルタ十字から着想を得たファサードを採用。
内外装はスイス本社のデザインチームが監修し、店内へ足を踏み入れると、中央には大理石のディスプレイテーブル、その奥にはマルタ十字をモチーフとしたブルーのパーティションが配されています。
木目を基調としたインテリアには、日本の職人技も随所に取り入れられている。壁面を彩るストローマルケトリーは、兵庫県の職人が一点ずつ手作業で製作したもので、ヴァシュロン・コンスタンタンが大切にするクラフツマンシップを空間全体で表現するディテールのひとつとなっている。
Photo Courtesy: Vacheron Constantin
Photo Courtesy: Vacheron Constantin
最新の什器が並ぶ。
ムーブメントの仕上げに用いられる治具などヴァシュロン・コンスタンタンのウォッチメイキングについて触れられる展示も。
またパーティションのさらに奥にはVIPルームも備え、ブランドの世界観を落ち着いて体感できる空間となっています。これまでの百貨店や時計店内のコーナーとは異なり、独立した店舗としてヴァシュロン・コンスタンタンの世界観を存分に感じられる空間で、じっくりと時計を楽しむことができる環境が整えられていました。
VIPルーム
ブティックでは、オーヴァーシーズをはじめ、パトリモニー、トラディショナル、フィフティーシックス、ヒストリークなど、メゾンを代表するコレクションを幅広く展開。最新モデルはもちろん、メンズ、レディスともにシンプルなモデルからコンプリケーションまで、多彩なタイムピースを取り揃えるほか、通常は目にする機会の少ない希少なモデルも取り扱う予定とのことです。
2026年新作のオーヴァーシーズ・デュアルタイム・カーディナルポイントも並んでいた。
近年、高級時計ブランド各社はブティック展開を強化し、時計そのものだけでなく、ブランドの歴史や価値観まで含めた顧客体験を重視する動きを加速させています。ヴァシュロン・コンスタンタンもその流れを象徴するブランドのひとつですが、その背景には、この数年で大きく変化したブランドを取り巻く環境があります。特にヒストリーク 222の復活を契機にブランドへの注目は一段と高まり、現在ではオーヴァーシーズだけでなく、レ・キャビノティエをはじめとするハイエンドモデルまで幅広いコレクションが話題を集めるようになりました。
1755年の創業以来、途切れることなく時計製造を続けてきたヴァシュロン・コンスタンタンにとって、神戸に独立した路面店を構えることは、西日本の顧客にメゾンの世界をより深く伝え、ブランドプレゼンスを高める重要な一歩と言えると思います。これまで以上に幅広いコレクションをじっくりと見ることができるようになったことで、神戸を訪れた際に足を運ぶ価値のある新たな時計スポットが誕生しました。
ヴァシュロン・コンスタンタン 神戸店
- 住所: 〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町3-1-16(Google Maps)
- お問い合わせ: 078-333-0222
- 営業時間: 11:00〜19:30(水曜日定休)
特に表記のない画像は、Photographs by Masaharu Wada
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