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我々が知っていること
ドイツブランドのジンは、Watches & Wonders 2022に正式参加しないものの、フランクフルトの本社を飛び出し、ジュネーブで今年初めて開催される“Time To Watches”(失礼かもしれないが、ちょっと奇妙なネーミングに感じる)に参加した。ジュネーヴ造形芸術大学として知られるHEAD(Haute école d'art et de design)のキャンパスで開催されるTime To Watchesは、ジュネーブで開催される大規模な見本市と同時に開催される数多くの外部見本市のひとつだ。
Time To Watchesの一環として、ジンは今年最初のリリースをいくつか展示した。そのなかで、エントリーレベルの556シリーズにカラフルな新作が4モデル追加された。エメラルドグリーン、カーネリアンレッド、シトリンイエロー、そしてティファニーとのコラボレーションではないアクアマリンブルーの4色で、各色400本の限定生産となっている。
ダイヤルは、カラフルなバーニッシュ(ニス)で仕上げられており、メタリックな美しさが目を引く。典型的なジンの控えめなマットダイヤルとはまったく異なる仕様で、556のサテン仕上げが施された38.5mm×11mmのステンレススティールケースとコントラストを生み出す。ダイヤルの色合いを除けば、この新しい556は、あなたもよく知るおなじみのものだ。200m防水、ねじ込み式リューズ、ソード型の針、セリタ社製の自動巻きエボーシュが内部で時を刻み、フロントとバックにはサファイアクリスタルが採用されている。しかし、スタンダードな556との決定的な違いがひとつある。それは、この新しい限定モデルでは3時位置の邪魔な日付表示が取り除かれていることだ。
ジンも、ロレックス(オイスター パーペチュアル)やオメガ(シーマスター アクアテラ)に続いて、鮮やかな色のダイヤルを持つ日常使いのためのコレクションを拡充している。ただ、ロレックスやオメガとは異なり、この新しい556は限定生産のため、すぐに売り切れると思う。ジンは、4つの新しい556にそれぞれグレーのキャンバスストラップを組み合わせ、27万5000円(税込)という価格で提供する。
我々が思うこと
この4つの新作は、正直言って少し驚かされた。ジンは目的に応じたツールウォッチを製造することで知られており、556はその視認性の高さとミッドサイズのプロポーション、そして手の届きやすい価格から長いあいだフォーラムの人気者だった。これらの新しい時計は、視認性は少し落ちるものの、装着性と価格の面でその魅力はまったく損なわれていないのだ。
コメント欄には、オメガのアクアテラやロレックスのオイスター パーペチュアルと並んで、ジンもカラフルなダイヤルの流行に乗ったようだと批判する人がいるだろう。でも私は気にしない。ジンの奇抜なスポーツウォッチをかなり気に入ったからだ。この最新の556はジンのクラシックなツールウォッチスタイルをカラフルに進化させたものに過ぎないのだから。
どのダイヤルがあなたのお気に入りか、ぜひ下のコメント欄で教えてください。個人的にカーネリアンレッドのカラーリングに注目している。
基本情報
ブランド: ジン(Sinn)
モデル名: 556
直径: 38.5mm
厚さ: 11mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: エメラルドグリーン、シトリンイエロー、アクアマリンブルー、カーネリアンレッド
インデクス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: スティール製バタフライバックル付きキャンバスレザーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: セリタ SW200-1
機能: 時、分、秒
直径: 25.6mm
厚さ: 4.6mm
パワーリザーブ: 38時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 26
クロノメーター認定: なし
追加情報: 耐磁性、DIN 8309準拠、ねじ込み式リューズ
価格 & 発売時期
価格: 27万5000円(税込)
限定: あり、各色400本
詳細は、ジン公式サイトをクリック。
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