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大きな仕事の面接を控えているとき、自分をどう見せるかがすべてだ。歯を磨こう。靴を磨こう。そして正しい時計を身につけることで、本気であることをアピールするのだ。
もしあなたがHODINKEEで働こうとしているなら、これは2倍(3倍、5倍)ためになる。ここでは「やあ」「おはよう」よりも「その時計は何?」のほうがよく交わされる挨拶だからだ。このページでは、我々がどんな時計でそのときに臨んだかをご紹介する。それぞれが違ったエピソード、違った時計、そして違った選択理由を持っている。そして我々は皆、採用された!
サンダース・ポー(Sanders Poe), クライアントサービスコーディネーター
「チューダー 75203 プリンス オイスターデイトを着用しました。これは私がウェディングウォッチと呼んでいるものです。結婚した日につけて、今でも特別な日にしかつけていません。だからHODINKEEの面接にも、この時計をつけなければならなかったのです。今、この時計を身につけるたびに、これまでで最高だったふたつの日を思い出します。結婚した日、そしてHODINKEEに入社した日です」
チェルシー・ビーラー(Chelsea Beeler), ビジネスオペレーションマネージャー
「ツートンのデイトジャスト Ref.1601(70年代後半のものと思われます)を着用しました。この時計は私の曾祖父のもので、2018年初めに私が本格的に時計に興味を持ち始めたときに、父から譲り受けたものです。魅力的な時計で真剣な印象を与えたかったので、面接につけていきました」
ジェレミー・ディアス(Jeremy Diaz), ロジスティクスコーディネーター
「オリスのビッグクラウン、スモールセコンド&リバースポインターデイトを着用しました。この時計は34mmの小さなケース(しかもシースルーバック)に詰め込まれた機能にいつも魅了されてきました。私の全コレクションのなかで、この時計は決して交換や売却をすることのない時計でしょう。息子が生まれたときに買ったので、いつか修理して受け継いでもらえるようにと思っています。バースイヤーウォッチでもあるので、いろいろな思いが詰まっているんです」
ヴィクター・ボッカロッサ(Victor Boccarossa), ブランドパートナーシップ担当セールスディレクター
「Apple Watchをつけました。家族や仕事以外で好きなこと(アクティブであること、スポーツをすることなど)と、私という人間を忠実に反映していると感じたのです。また営業職の面接だったため、もし聞かれたらスポーツ歴や負けず嫌いな性格を語れるようにと思って選びました。それ以外にも「exercise notifications」や「compete」機能で、大学にいる21歳の甥っ子や自分の大学時代の仲間と通じ合うことができるので、とても気に入っています。甥っ子と私はかなり仲がいいんです。また、私には娘が2人いるので(息子が2人のつもりだった)、甥っ子のワークアウトを見ることで、明らかに失いつつある若さを持ち続けるきっかけにもなっていますよ。私は女の子の父親であることが大好きですが、もっと深いレベルでは、彼は私の息子のようなものです。友人や大学時代の仲間とは、衰えつつある運動量や運動能力について、容赦なくからかい合うことができるんです」
テイラー・レックス(Taylor Lex), アカウントマネージャー
「私はカルティエのタンクをつけました。本当に品があると思うからです」
アリソン・ファレイ(Allison Farraye), ブランドマーケティングマネージャー
「ゴールドとスティールのカルティエ タンク フランセーズ を身につけました。以前勤めていた会社の初任給で購入したもので、(Fossil J12のコピー商品以外に)私が所有した初めての本格的な時計です。ほかの同僚が皆時計をしていて、自分だけ取り残されているような気がして購入しました。面接はビデオで行われ、誰も見ていない可能性がありましたが、私は自分が真剣だということを示したかったのです。私は時計の世界で働いたことはありませんでしたが、HODINKEEと、彼らが表現する時計愛好家の世界を尊敬していますという意思表示です。2回目もこの時計をつけて行きました。気が付くと、アンディ・ウォーホル、ジャクリーン・ケネディ、ダイアナ妃など、タンクを愛用した歴代のアイコニックな人物について話していました」
マーク・ハックマン(Mark Hackman), 時計バイヤー
「亡き義父のロレックス GMTマスター Ref.1675のブラックベゼルを着用しました。この時計は、私たちが付き合っていたころに妻からもらったもので、私を時計愛好家の世界に引きずり込むきっかけとなった時計です。面接で時計の話をするのは当然ですが、私は時計に対する情熱と知識をアピールし、ほかの候補者と差をつけたいと考えていました。この時計は、面接で話のタネになっただけでなく、面接官がこの時計の現代版を身につけていたのです。この時計が採用の決め手になったかはわかりませんが、つけてよかったと思います」
マイルス・クサバ(Myles Kusaba), バイヤー(ラグジュアリー部門)
「最初の面接では、ニック・マティス(Nick Mathis)という工業デザイナー/アーティストがまとめたクラウドファンディングのキャンペーンから2018年に購入した、このディック・トレーシーの腕時計を着用しました。私が腕時計を欲しがった最も古い記憶のひとつは、ウォーレン・ベイティが主人公の刑事を演じた1990年の映画『ディック・トレーシー』を見た後でした。黄色いフェルトの中折れ帽子とコートに加え、双方向通信のできる腕時計が彼の特徴的なスタイルでした。私がこの時計を身につけた理由は、現在、時計について私が愛し、評価していることすべてを包含しているからです。デザインの美しさだけでなく、機能的で、そして何よりノスタルジーを感じさせてくれるのです。この時計は、1946年1月、ディック・トレーシーのコミックに初めて登場しました。このキャラクターの作者でありイラストレーターのチェスター・グールド(Chester Gould)が、有名なエンジニアで双方向ラジオのパイオニアであるアル・グロスの工房で見た装置をもとに考案したのです。この時計が、AppleWatchの先祖にあたるという説もあるほどです」
「私はAppleWatchをほぼ毎日、主に健康のために着用しています。一方、普通の腕時計も、多少ばらつきはありますがつけています。現在はこのグランドセイコーのヘリテージ クォーツモデルをよくつけています。複数のブランドの製品を購入し、その担当者と定期的に打ち合わせをしているので、AppleWatchのおかげで中立の立場でいられるのです。例えるなら、子供が10人いて、財布にいつも10枚の写真を入れているか、代わりに愛犬の写真を1枚入れているか、ということです(今でも財布に写真を入れている人はいるのでしょうか?)」
ジェニーバ・ルイス(Geneva Lewis), オフィスマネージャー
「結婚式のときに夫から贈られたティソのカーソンをつけて行きました。夫は私に応募をすすめてくれた人なので、大事な面接のときは夫との思い出の品をつけようと思っていたのです」
ショーン・イーガン(Sean Egan), マーチャンダイジングアシスタント(ヴィンテージ)
「私が初めて時計の仕事に就いたのは、マルチブランドのブティックでした。ロレックスを扱う幸運な店として、ロレックスがビジネスの約50%を占めていました。つまり、自分の目標を達成しようとする販売員であれば、ロレックスのカウンターにいられるように全力を尽くすものです。しかし(少なくとも私の店では)、ロレックスを売るならロレックスをつけなければならないという方針だったのです。貸し出し用の時計は一組ありましたが、遅番の場合は望み薄です。そこで数ヵ月間、不満を募らせていた私は、ほかの人にはおすすめできないことをしました。腹いせに買ってしまったのです。ちょっと大げさに言いましたが、リネンダイヤルと小さめのロレックスのロゴが気に入っていました。それがここにあるデイトジャストです」
「HODINKEEの面接が決まったときのことです。どの時計をつけるか、ちょっと悩みました(当然だと思いますが)。デイトジャストに決めたのは、いくつかの理由があります。ディテールが豊富であること、ヴィンテージであること、そして私が持っているなかで“いちばんいい”時計だったことです。いずれにせよ、HODINKEEに転職してから、この時計は倉庫で眠っていたのですが、20年来の友人が結婚式の準備をしているときに、幸せな日に身につける時計を貸してほしいと頼まれました。私は喜んでデイトジャストを貸しました。結婚式の後、私はその時計を身につけていないことに気づき、あまりよくない仕事の思い出だということに気づきました。そこでカップルのイニシャルと日付を刻印してもらい、LAに送ったのです」
チャールズ・エムズリー(Charles Emslie), 時計職人
「時計学校在学中に作った時計を身につけました。時計職人として何ができるかを示す例として、それを身につけることを選びました。もっと上手くできたなと思いながらも、非常に誇りに思っています」
ライアン・ストッツ(Ryan Stotz), 時計技師II
「私が祖父の1938年製ハミルトン ドッドソンを着用したのは、この時計が機械式時計に興味を持つきっかけとなった最初の時計だからです。私はとても感傷的な人間なので、この時計は私にとって懐かしい思い出を思い起こさせてくれるものなのです。子供のころ、祖父のタンスの引き出しにしまってあったこの時計を見つけ、祖父が注意深く見守るなか、巻き上げ、動き始めた秒針に魅了され、カチカチと音がするのを聞き、艶消しダイヤルに映えるゴールドインデックスのシンプルな美しさに見とれたことを覚えています。このようにハミルトンとは深い、家族に関わるつながりがあります。面接に挑む際に身につけるのに本当に意味のある時計はハミルトンしかありませんでした」
マット・エルロッド(Matt Elrod), プライシングスペシャリスト
「1980年代のセイコークォーツを身につけました。私にとって特別なものです。祖父が亡くなったとき、祖母が祖父の腕時計の箱を開けて、私に欲しいかと聞いてきました。当時、私は時計に興味がなく、箱のなかも見ませんでした。祖父がどれをよくつけていたのかと聞くと、セイコーを渡されたんです。そのときは動いていませんでした。しかし、それから数年後、私が時計に興味を持ち始めると、結婚前の妻がそれを修理し、サイズを合わせて私にプレゼントしてくれたので驚きました。今でも祖父の時計箱にはほかにどんな時計があったのだろうと思い、いろいろと聞いて回りますが、誰も知らないようです」
ペドロ・ヴィダル(Pedro Vidal), 保険マネージャー
「2019年のセリカ W.W.W. WM ブラウンモデル をつけました。クラシックで、よくできた、控えめなツールウォッチで、ドレスアップしてもドレスダウンしても、どんなシーンにもふさわしいと思います。また、これはセリカとWMブラウン(マット・フラネック)、偶然にもHODINKEEの友人との限定コラボモデルだったのです」
エド・パナシオーネ(Ed Panaccione), プライシングスペシャリスト
「チューダーのノースフラッグを着用しました。品質や評判に妥協することなく、ちょっと異端的でファンキーな感じです。そういう意味では、自分も似ていると思いたいです!」
ヴェロニカ・ラドー(Veronica Rado), インテグレーテッドマーケティングマネージャー(ブランド・パートナーシップ担当)
「IWCのパイロット・ウォッチ マーク XVIII(Ref.IW327009)を着用しました。腕につけたときの、主張しすぎず、しっかりとした感じがとても気に入っています。私にとって初めての大きな投資となったこの時計は、いつまでも私の心に特別な位置を占めることでしょう」
ガイ・スミス(Guy Smith), 技術担当
「ヴィンテージのウィットナーを着用しました。シャープなスティールケースに、ゴールドのエンジンターンドベゼルで、ダイヤルには年季が入っています。個性があると思います!」
ダニー・ミルトン(Danny Milton), シニアエディター
「ロレックスのサブマリーナー Ref.5513です。祖父が持っていた時計なので、私にとっては思い入れのある時計です。HODINKEEでも何度か紹介していますが、その前にインタビューで着用したものです。この時計は私にとって迷いのない選択で、腕につけているものを聞かれたとき、誇らしげに見せたことを覚えています」
マーク・ヴンシュ(Mark Wunsch), エンジニアリング担当ヴァイスプレジデント
「入社前はほかの時計を持っておらず、時計についてもほとんど知らなかったので、Apple Watch Series 4をつけました。それをつけて俗人みたいに思われるのはすごく怖かったです。それでも、絶対に腕時計をしないといけないと思ったのです」
アマンダ・ブラウン(Amanda Brown), クライアントサービススーパーバイザー
「私はブライトリングのナビタイマー ツインシックスティを着用しました。それはいつも縁起が良くて、とても似合うと思うからです」
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