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Introducing ブヘラ、2025年の幕開けを飾る限定コラボレーション3部作を発表

ユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ、ショパールがスイスの高級時計小売店とタッグを組んだ。

スイスの高級時計小売店であるブヘラがユリス・ナルダン、ジラール・ペルゴ、ショパールというオートオルロジュリー界の名だたる3ブランドとのコラボレーションを発表した。その結果生まれたのが、最先端の革新技術と伝統的な職人技を融合させた限定のタイムピース3作だ。それぞれのモデルが独自の特徴を持ち、革新的なムーブメントや数世紀にわたって継承されてきた伝統技法も取り入れて、スポーティなものからドレッシーなものまで幅広いスタイルがそろっている。

 今回の特別なリリースは、3モデル合計でわずか34本のみの超限定生産となる。最近発表され、ブヘラ限定で展開されることになったこの3本のタイムピースを詳しく見ていこう。


ユリス・ナルダン フリーク X エナメル

ブヘラによる今回のコレクションのなかで最も多く生産されるのがこのユリス・ナルダン フリーク X エナメルで、18本限定となる。革新性を強みとするフリークコレクションは最新作においても一般的な針を使わず、文字盤の中央で回転するムーブメントが時刻を表示するという独創的な機構で時計製造の限界に挑み続けている。この革新的なメカニズムは特別なサファイアクリスタルをとおして、鮮明に視認できる仕様となっている。

bucherer limited edition trio
side view of UN X Freak
back view of UN X Freak

 中心には緻密に仕上げられたエナメルの時刻ディスクがあり、フリークの43mm径ケースからデザイン的にシームレスにつながっている。フリークの特徴ともいえるこのディスクの上では、通称“フライング・カルーセル”と呼ばれる機構が存在感を放つ。これは分針の役割を果たす回転機構であり、テンプが軸上で回転する様子を視認できる。従来の針が存在しないため、ダイヤルの中央に浮かんでいるかのように見えることから“フライング”と称されているのだ。

 ダイヤルのディスクは、伝統的なギヨシェ装飾に鮮やかなグリーンエナメルを何層にも重ねている。ユリス・ナルダンはエナメルの技術を極めるためスイスのル・ロックルに自社工場を設立し、エナメルパーツの完全自社製造を実現している。ブヘラ限定のフリーク X エナメルはチタン製ケースとベゼルを採用しており、ブラックのラバーストラップにグリーンのステッチを施すことでグリーンダイヤルとの統一感を生み出している。

本作は18本限定で価格は3万8500スイスフラン(日本円で約640万円)。詳細はこちら


ジラール・ペルゴ ロレアート トゥールビヨン

ジラール・ペルゴのロレアート トゥールビヨンは、1975年にミラノの建築家アドルフォ・ナタリーニ(Adolfo Natalini)がてがけたロレアートコレクションの伝統を受け継ぐモデルである。2016年の再ローンチを経て進化を遂げながらも、コレクションの核となる要素は変わっていない。八角形のベゼルと一体化したブレスレット、ダイヤルに施された特徴的なクル・ド・パリ装飾、そしてエレガントなプロポーションが象徴だ。

GP tourbillon
side photo of GP tourbillon
caseback GP tourbillon

 ひときわ視線を引きつけるのは、6時位置に配されたトゥールビヨンだ。大振りな43mm径のケースに収められたこの機構は、ジラール・ペルゴにとって特別な意味を持つ。1867年に発表されたスリー・ブリッジ トゥールビヨン以来、同社はこの機構の進歩に貢献し続けてきた。トゥールビヨンを引き立てるのは、クル・ド・パリ装飾を施した特別なアントラサイトグレーのダイヤル。ムーブメントにはジュネーブ・ストライプやペルラージュといった高度な仕上げが施されており、サファイアクリスタルのスケルトンバックを通してその美しさを堪能できる。

 ブヘラ限定のロレアート トゥールビヨンには、軽量なチタン製ケースとブレスレットを採用。自動巻きのCal.GP09510を搭載し、マイクロローターを採用することで、トゥールビヨン搭載モデルでありながら厚さわずか11mmのスリムなプロポーションを実現している。

本作は8本限定、価格は11万2000スイスフラン(日本円で約1865万円)。詳細はこちら


ショパール L.U.C. ストライク ワン

ブヘラによる新コレクションの締めくくりとなるのが、ショパール  L.U.C. ストライク ワンだ。今回の3本のなかで最もフォーマルな印象を持つモデルといえる。この洗練されたタイムピースにはショパールが特許を取得したソヌリ オ パサージュが搭載されており、1時位置には一体型のサファイア製ゴングを備えたパッシングストライカーが配されている。またストライク ワン コレクションでは初めて、ショパール独自の革新的な素材であるルーセントスティールをケースに採用した。80%以上がリサイクル素材からなる耐久性に優れた低アレルギー性合金で、環境にも配慮した素材となっている。

chopard top
chopard profile
chopard case back

 エシカルな18Kホワイトゴールド製の40mm径ケースには、手作業によるギヨシェ文字盤をセット。特徴的なライトブルーのハニカム模様が施されており、8時位置にはバゲットカットのダイヤモンドが配されている。これはブヘラの創業年である1888年を象徴する特別なディテールだ。さらにこのモデルはすべて“ジュネーブ・シール(Poinçon de Genève)”の認証を受けており、サファイアクリスタルのケースバックからは精緻に仕上げられた自社製ムーブメントを鑑賞できる。

 この3本のうち唯一ストラップを選択できるモデルで、ハンドステッチ仕上げのアリゲーターレザーストラップまたはグレーグレインカーフレザーの2種類が用意されている。どちらもライトブルーダイヤルとの相性がよく、時計全体のフォーマルな雰囲気をいっそう引き立てる。

本作は8本限定、価格は6万4000スイスフラン(日本円で1070万円)。詳細はこちら

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