※2024年撮影の動画です。
2017年、グランドセイコーはその歴史において初めて、セイコーウオッチの一部門ではなく、ひとつの独立したブランドとして位置づけられることとなった。
それから3年後の2020年、岩手県雫石町に同ブランドの機械式時計の製造を一手に担う新工房グランドセイコースタジオ雫石が完成する。
翌2021年には“時計界のカンヌ”とも称されるGPHG(ジュネーブ時計グランプリ)で、モデルSLGH005“白樺”がメンズウォッチ賞を受賞。さらに2022年にはKodo コンスタントフォース・トゥールビヨンがクロノメトリー賞を受賞するなど、グランドセイコーは国内外で高い評価を得る存在へと躍進している。
グランドセイコースタジオ 雫石
工房から臨む岩手山。
今回私たちは、近年のグランドセイコーの創作に多くのインスピレーションを与えている、雄大な自然に囲まれたグランドセイコースタジオ 雫石を訪問。ブランドの再興、型打ちダイヤルへの挑戦、そして新工房の設立に至るまでの軌跡を、ブランドの歴史を知るキーパーソン──盛岡セイコー工業 代表取締役社長・加藤幸則氏(2025年4月1日付で取締役副会長に就任)に伺った。
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