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Editors' Picks ダイバーズウォッチ HODINKEEベスト15

夏の終わりには、深海の物語に浸ってみよう。

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HODINKEEの「Dive Watch Silverweek」へようこそ。これまでに掲載したダイバーズウォッチに関する記事のなかから15本をピックアップして皆様にお楽しみいただきたいと思う。

 この長い週末用に1日5本のベストヒット記事を再掲載し、あなたがダイバーズを想うきっかけを提供したい。我々はダイバーズウォッチが大好きだ。そして昔からの読者の皆さんでも、初期に見逃した作品を発見することがあるかもしれない。

 HODINKEEのダイバーズウォッチに関する記事では、「ツールとして使われ、ダイバーの命を預かっていた」というフレーズがよく出てくる。ダイブ・コンピューターが普及する前の50年代から80年代後半にかけては、ダイバーズウォッチが正常に機能することで、ダイバーは命を落とさずに済んだと言っても過言ではない。ダイバーズウォッチは、潜水時間、減圧停止時間、水面到達時間など、ダイビングの重要な要素を正確に計測することができた。

オランダの258フィートの貨物船Prins Willem Vを背景にジンのU1 プロフェッショナルを試すジェイソン・ヒートン

 機能性はダイバーズウォッチを便利にし、デザインはそれを美しくした。ダイバーズウォッチは、冒険、探検、勇気の強力なシンボルとなった(現在もそうだ)。ツールであると同時に象徴でもある。未知の世界への旅を意味する。他の時計にはない魅力を持っている。

米領ヴァージン諸島、セント・ジョンのグレート・ラメシャー・ベイにある「テクタイトI海底生息地」前にいるダイバーたち。

 ダイバーズウォッチは本物のキャラクターたちをも魅了する。以下に挙げる記事では、"深海の女王"として知られるシルビア・A・アール博士が登場。また、1万7000回以上のダイビングを経験したブレット・ギリアム氏は、金無垢のサブマリーナーをつけて潜ったという。オメガのプロプロフやセイコーのSKX007など、優れたダイバーズウォッチの詳細な技術情報も掲載している。そして、ダイバーズウォッチの分野で重要な研究を行っている素晴らしいコレクター、レザ・ラシディアン氏もご紹介したい。

 この休みが終わる頃には、陸上の世界を後にしてダイバーズウォッチ(何でもいい)を腕に、海のなかで我々と一緒に過ごしたいと思っていただけると期待したい。

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Hero illustration by Andy Gottschalk