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私はテニスファンだ。だからこそ、今月の初めに個人的に気になっていたことを記事に書いた。それは、男子シングルスの史上最高選手ともいえるノバク・ジョコビッチが、時計の公式スポンサーを失ったことだ(「ノバク・ジョコビッチの次のウォッチスポンサーになるべきは?」)。彼の手首にはこれまでオーデマ ピゲとセイコーがあったが、2019年1月以降は何も身につけられていないままだった。
それは世界で最も価値のある手首ではないだろうか? ジョコビッチがセイコーとの契約を解消してすぐに、どこも彼と新たな契約を結ばなかったことが、私には不思議でならなかった。先の記事の中で私が選んだトップ5は、ロレックス、ロンジン、ラドー、タグ・ホイヤー、そしてグルーベル・フォルセイだった。結果的にはそのどれでもなく、ジョコビッチと時計業界の仲介人になろうと思った私はあまりいい仕事はできなかったようだ。
ノバク・ジョコビッチ + ウブロ ビッグ・バン メカ-10 ブルーセラミック = ゲーム、セット、いやマッチ?
ジョコビッチがカレンダーグランドスラム(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンの4大大会を1年で制覇すること)を達成しようとしている全米オープンの前夜にニューヨークで、ウブロがノバク・ジョコビッチの公式時計スポンサーになったことを発表した。
このニュースを聞いて前回の記事を見直してみたところ、9人の異なるコメントをくれた人物が、ジョコビッチの手首に重要な位置を占めるのはウブロが最も可能性が高いと言っているのを見つけた。どうやら私の目が曇っていたようだ。考えてみればとても納得のいく話だった。
ジョコビッチはタフなプレイヤーだ。一方、ウブロは過去15年間で、機械式時計の伝統的なヒエラルキーを確実に飛び越えてきた。さらに比較すると、ノバク・ジョコビッチが初めてツアーレベルのプロテニストーナメントに出場したのは2004年。同年、ジャン-クロード・ビバー氏がウブロのCEOに就任し、ウブロを現在のような時計業界における羨望の地位まで飛躍させる第一歩を築いていた。
昨年発売されたウブロのビッグ・バン インテグラル。
ウブロは有名人やスポーツ選手の起用で知られるが、そのなかでも最高レベルの人達としか仕事をしないことは称賛に値する。ペレはウブロのスターの一人であるし、ウサイン・ボルトもそうだ。2010年代初頭には、今は亡きあのコービー・ブライアントとコラボウォッチを製作している。ノバク・ジョコビッチは、ウブロの不動のスターリストにスムーズに溶け込むはずだ。
私はまず、世界で最も価値ある手首と契約したウブロに祝福を送りたいと思う。そして、ノバク・ジョコビッチに。今回の全米オープンでも優勝候補だが、今回は手首に何か新しいものがつけて臨むことになるわけである。
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