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わたしたちが知っていること
ウブロはこれまで、派手な色使いを避けてきたわけではない。例えば、最新のビッグ・バン クロノグラフの限定モデルであるビッグ・バン ウニコ・サマーがそれにあたる。夏をテーマにしたこのモデルでは、ケース、文字盤、プッシュボタン、そしてストラップにまでターコイズブルーが使用されており、まさに夏にふさわしい仕上がりとなっている。
興味深いのは、最近の色鮮やかな他のビッグ・バンと比較した場合、ウニコ サマーにはセラミックケースが採用されていないことだ。ケースとベゼルには、アルマイト処理を施したアルミニウムを採用している。ブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせたこのアルミニウムケースは42mm径、14.5mm厚で、内部にはウブロ自社製のコラムホイール式フライバック・クロノグラフムーブメントHUB1280を搭載。
この自動巻きムーブメントは4Hzで時を刻み、パワーリザーブは約72時間。ムーブメントには約354個のパーツが使用されており、その多くはスケルトン加工された文字盤やディスプレイケースバック(チタン製)から見ることが可能だ。
ウブロのワンクリックシステムが採用されたストラップは交換が容易で、本機には、同色のベルクロ付きニット地のストラップとラバーストラップが付属する。どちらもアルマイト加工されたアルミニウム製の金具がマッチしている。
ビッグ・バン ウニコ サマーは、ラグーンに射し込む夏の光からインスピレーションを得たとされており、200本限定、244万2000円(税込)で発売。販売は当初、ウブロのウェブサイトと、カプリ島、ミコノス島、イビザ島、サントロペ島、モナコなど地中海沿岸の一部のブティックに限定されている。日本では、ウブロ e-ブティックからの先行発売となる。
ファースト・インプレッション
僕はいつも、このような時計を実際にどこで見ることができるかを想像する。今回はモナコが思い浮かんだが、この限定モデルが似たような雰囲気の他のモデルと一緒に、モナコの市場に出回るのは理にかなっていると思う。
僕は以前、42mmのビッグ・バン ウニコとそのカラフルなバージョンの多くに好感を持っていることを認めたが、この限定モデルに使われている色についてはまだ考え中だ。この色が悪いと思っているわけではなく、実際に見てみたいのだ。特に、アルミニウムはセラミックに比べて色の出方が大きく異なる。最終的には、この問題を解決するために地中海で数週間過ごしたいと思っている、研究のためにね。
プレス用画像に同梱されているマクロの詳細画像をよく見ると、色の意味がわかると思うが、アルミニウムは独特の質感を持つ。画像から判断すると、この色は文字盤上で非常にうまく機能していると言える。判読性に優れ、光り輝くホワイトのアクセントや、スケルトンムーブメントの冷たくインダストリアルな雰囲気と相まって、素晴らしい仕上がりになっている。
結局のところ、このウブロを自分の腕にフィットさせるには20センチほどの太い腕と深い日焼けが足りないわけだが、このモデルは青くきらめくことで、カラフルな時計の夏を盛り上げてくれる。
基本情報
ブランド: ウブロ(Hublot)
モデル名: ビッグ・バン ウニコ サマー(Big Bang Unico Summer)
型番: 441.UB.5120.NR
直径: 42mm
厚さ: 14.5mm
ケース素材: アルマイト加工アルミニウム
文字盤色: ターコイズ、スケルトン
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ラバーストラップ、ニット地のベルクロストラップも付属(工具なしでクイックチェンジが可能)、チタニウム製バックル
ムーブメント情報
キャリバー: ウニコ HUB1280
機能: 時、分、秒、日付表示、フライバッククロノグラフ
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 43
価格&発売時期
価格: 244万2000円(税込)
発売時期: ウブロ e-ブティックにて先行販売中
限定: 世界限定200本
その他詳細は、ウブロ公式サイトへ。
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