trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing ティソからPRX スケルトン デイミアン・リラード スペシャルエディションが登場

バーガンディカラーを纏った、懐中時計としても楽しめるPRX初の手巻き式モデル。


クイック解説

ティソは本日、2021年からブランドアンバサダーを務めるNBA選手のデイミアン・リラード(Damian Lillard)氏とのコラボレーションモデル、PRX スケルトン デイミアン・リラード スペシャルエディションを発表した。本作は、リラード氏の競技復帰後初となるNBAレギュラーシーズンの開幕に合わせて登場した。

 本作はPRXコレクションを象徴する一体型デザインを受け継ぎながら、同コレクションで初めて手巻き式ムーブメントを採用したモデルだ。搭載するのは、パワーリザーブ52時間のETA 6497。スケルトン仕様のダイヤル側からもケースバックからもその姿を楽しむことができる。

 ステンレススティール製ケースは、リラード氏の好みのサイズであると同時に、大きめのムーブメントを収めるられるように、直径44mmを採用。ケース側面には“DAME TIME”と、試合の勝負どころで力を発揮するリラード氏を象徴する言葉をエングレービングし、秒針に彼のモノグラムをモチーフにしたデザインを、シースルーケースバックに彼のサインをあしらうなど、随所に本人とのつながりを感じさせる意匠が盛り込まれている。

 ストラップは2種類が付属する。どちらもダイヤルにも用いられている深みのあるバーガンディカラーだ。ひとつは、リラード氏が幼少期に親しんだ手作りのバスケットゴールに着想を得た、ミルククレート(牛乳ケース)の格子模様入りラバーストラップ。もうひとつは、使い込むほどに独自の風合いが生まれるバーガンディのレザーストラップだ。

 しかし、今回何といっても注目したいのは、本作が懐中時計としても使用できるということだ。インターチェンジャブルシステムでストラップを取り外し、時計本体を懐中時計専用のレザーケースに収め、付属のチェーンを装着することで、腕時計とは異なるスタイルで楽しめる。

 リラード氏は2021年にティソのアンバサダーに就任し、以来、ブランドとの関係を深めてきた。コラボモデルは今回が初めてではなく、2024年には、40mmのゴールドPVDケースに、背番号“0”をモチーフとしたブラックダイヤルを組み合わせたPRX デイミアン・リラード スペシャルエディションが登場している。本作のプレスリリースによると、彼は制作過程にも積極的に参加したという。ティソのチームと緊密に協力し、自身のアイデアをデザインに落とし込んだ。彼の歩みや考え方が細部に反映された、個人的な思い入れの深いモデルとなっている本作は、10月22日(木)から販売が開始され、価格は30万8000円(税込)だ。


ファースト・インプレッション

PRXのなじみのあるシルエットに、スケルトンムーブメントとバーガンディカラーを組み合わせた本作。PRXで初めて手巻き式ムーブメントを採用しているという点に加え、リラード氏本人の考えがデザインや仕様に反映されていることも、このモデルを理解するうえで重要な点だ。

 搭載されるETA 6497は、もともと懐中時計用に開発された。本作の懐中時計としても楽しめる仕組みとその来歴を結びつけたのは、ブランドが意図したものだという。また有名人とのコラボレーションでは、名前やサイン、シグネチャーカラーなどをデザインに取り入れる手法がしばしば見られるが、本作ではそれだけにとどまらない。幼少期に親しんだバスケットゴールを想起させるストラップに加え、リラード氏自身がクラシックな個性と機械的な美しさを評価した手巻きムーブメントを備えている。彼の経験や意思、ムーブメントの来歴を生かそうとするブランドの意図が、時計の具体的な仕様に反映されている点が興味深い。

 懐中時計としての使用方法もユニークだ。ストラップを取り外し、専用のレザーケースに時計を収め、チェーンを組み合わせることで、手首に着ける以外の選択肢が生まれる。試合前の会場入りなど、服装や状況によって腕時計を着けない場面でも時計を楽しめるようにするという考え方が、こうした仕様の背景にあるのかもしれない。

 実機でまず印象に残るのは、直径44mmというケースサイズがもたらす存在感だ。しかし、ラグレスデザインと斜めの角度がついたラグのおかげで、決して大きすぎるようには感じない。例えば、今回着用モデルとなってくれたエディターのように手首周り17cm前後の方であれば、無理なく楽しめるだろう。本作は、PRXらしい一体型デザインに施されたエッジの効いた造形は、力強く無骨な印象を与える。スケルトンムーブメントの機構美と深みのあるバーガンディの配色も、視覚的な個性につながっている。一方、ケースにはポリッシュ仕上げとサテン仕上げが組み合わされており、光を受けて艶めく面が、全体の印象にエレガンスを添えている。装着感が良くスポーティなラバーストラップからバーガンディのレザーストラップに付け替えれば、より落ち着いた表情となり、コートを離れたあとのディナーシーンにもなじむだろう。

 本作は、PRXの新たな方向性を示す手巻き式モデルであると同時に、懐中時計への変換機構やレザーストラップによって、コレクションの新たな楽しみ方を提案する1本だ。


基本情報

ブランド: ティソ(Tissot)
モデル名:PRX スケルトン デイミアン・リラード スペシャルエディション(PRX Skeleton Damian Lillard Special Edition)
型番:T137.405.17.371.00

直径: 44mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: スケルトン
インデックス:多面カットを施したアプライドインデックス
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット:ミルククレートパターンのラバーストラップ、フォールディングバックル付きのレザーストラップ。いずれもバーガンディで、インターチェンジャブルシステムを搭載
追加情報:懐中時計用のセット(レザーケースとチェーンストラップ)。反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル。特別ボックスが付属


ムーブメント情報

キャリバー:ETA 6497
機能: 時・分、スモールセコンド
パワーリザーブ: 52時間
巻き上げ方式: 手巻き


価格&発売時期

価格: 30万8000円(税込)
発売時期: 2026年10月22日(木)

詳細は、こちらをクリック。