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Introducing チャペックの新しいケ・デ・ベルクとプラス・ヴァンドーム コンプリシテ

同ブランドは、既存モデルにひねりを加えたふたつの新作を発表し、ジュネーブに新設されたブティックをオープンした。

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我々が知っていること

180年以上の歴史を持つチャペックは7年前、1839年に構えたブランド最初の工房のすぐ隣に、ジュネーブ初の現代的なブティックをオープンした。その後まもなく、パリのヴァンドーム広場にも初のブティックを開設。最初のコレクション、“ケ・デ・ベルク”はそのブティックの開設を記念したもので、もうひとつのコレクションはフランスのブティック開設を記念するものだった。そして今回、ブランドはジュネーブのブティックを新たな装いでリニューアル。その記念として、各コレクションから1本ずつ新作を発表した。

 新作のケ・デ・ベルク “ミッドナイト・イン・ジュネーブ”には、ブランド独自開発の手巻きムーブメント Cal.SXH1を搭載。40.5mm×11.9mmのステンレススティール(SS)製ケースに収め、サンドブラスト仕上げを施した中抜きラグを組み合わせている。きわめてエレガントなフォルムのなかに、見応えのある時計製造技術を凝縮した1本だ。パワーリザーブインジケーター、曜日表示、スモールセコンドを備え、パワーリザーブはなんと7日間にも及ぶ。美しいダークブルーのアベンチュリンダイヤルに加え、シルバーパウダーでコーティングしたステンレススティール製のフルール・ド・リス針、細長いローマ数字のプリントインデックス、そして外周のシュマン・ド・フェール(レイルウェイ)トラックがエレガントな佇まいを際立たせている。50mの防水性能を備えた本作は18本限定で、価格は2万8600ドル(約440万円)だ。

Czapek
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 プラス・ヴァンドーム コンプリシテ グレイシャーブルーは、ベルナルド・レデラー氏とのコラボレーションによって誕生した、ダブルエスケープメントを搭載したオープンワーク仕様の時計に新たな仕上げを施したモデルだ。以前のモデルは技術的には見事でありながら、見た目は控えめだった。それに対し、プラス・ヴァンドーム コンプリシテでは、その複雑さを前面に押し出している。ふたつの可変慣性テンプが互いに反対方向へと振動し、それぞれに4本の調整ネジと4つのウェイトを備える。さらに、ダブルエスケープメントからの動力はディファレンシャルギアへ伝わり、そこからセンターセコンドへと伝達される。これらすべての機構を、オープンワークによって余すところなく見ることができる。ベースとなる地板にはライトブルーのPVD加工とグレイン仕上げを、時・分表示の外周トラックにはライトブルーのPVD加工とサーキュラーグレイン仕上げを施している。

Czapek
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 プラチナ製のケースを持つ本作は、直径41.8mm×厚さ14.3mm(ドーム型ガラスを除くと8.8mm)、ラグ・トゥ・ラグは48.2mm。ブランドは、この時計は高価ではあるものの、ブリッジとメインプレートに手作業による面取りが施され、18カ所の内角に手作業で面取りが施されていると述べている。本作はシリアルナンバーが入った10本限定で、価格は14万4200ドル(約2200万円)だ。


我々の考え

おそらく、読者の皆さんの多くがチャペックと聞いて思い浮かべるのは、アンタークティックコレクションだろう。これは一体型ブレスレットを備えたスポーツウォッチへの需要が急増した時期に、その議論の中心にあったモデルだ。私自身も、おそらくこのコレクションに注目しすぎていたし、その後に登場した派生デザインにも目を向けてきた。そのせいもあって、チャペックのほかのモデル、なかでもケ・デ・ベルクは、もっと評価されてもいいのではないかと思う。

Czapek

 チャペックのほかの時計にも言えることだが、実際の寸法以上に、写真では大きく見えることが多い。ケ・デ・ベルクは直径40.5mmでサイズと厚みのバランスがきわめて良く(38.5mmの小型モデルではやや重心が上向きに感じられるかもしれない)、7日間のパワーリザーブも印象的だ。アベンチュリンダイヤルに、シルバーの針とインデックスを組み合わせているのも良い。プラス・ヴァンドーム コンプリシテもかなりクールだが、見た目(そして素材)はやや重厚感がある。しかし技術面での確かな実績、特に才能あるベルナルド・レデラーの名前が冠されていることから、時計の深いところまで愛する人には、たまらない1本だろう。


基本情報

ブランド: チャペック(Czapek)
モデル名: ケ・デ・ベルク “ミッドナイト・イン・ジュネーブ”、プラス・ヴァンドーム コンプリシテ―グレイシャーブルー(Quai des Bergues "Midnight in Geneva" and Place Vendôme Complicité – Glacier Blue)

直径: 40.5mm(ケ・デ・ベルク)/41.8mm(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
厚さ: 11.9mm(ケ・デ・ベルク)/14.8mm(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
ラグ・トゥ・ラグ: 47.67mm(ケ・デ・ベルク)/48.22mm(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
ケース素材: ステンレススティール(ケ・デ・ベルク)/プラチナ950(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
文字盤: ダークブルーアベンチュリンダイヤル(ケ・デ・ベルク)/ライトブルーPVD加工のオープンワークダイヤル(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
インデックス: プリントの細長いローマ数字(ケ・デ・ベルク)/ファセット加工とミラーポリッシュ仕上げのロジウムプレートインデックス(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
夜光: なし(ケ・デ・ベルク)/あり、非公表(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
防水性能: 50m(ケ・デ・ベルク)/非公表(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
ストラップ/ブレスレット: アリゲーターストラップ、SS製ピンバックル付き(ケ・デ・ベルク)/アリゲーターストラップ、プラチナ950製ピンバックルとチタン製フォールディングクラスプ付き(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)

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ムーブメント情報

キャリバー: SXH1(ケ・デ・ベルク)/8(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
機能: 時・分表示、スモールセコンド、パワーリザーブインジケーター、曜日表示(ケ・デ・ベルク)/時・分表示、センターセコンド、ディファレンシャルを備えたダブルエスケープメント(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
パワーリザーブ: 168時間/7日間(ケ・デ・ベルク)/72時間(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時(3Hz)
石数: 31(ケ・デ・ベルク)/44(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)
追加情報: 18カ所の内角、手作業による面取り、互いに反対方向へ振動するふたつの可変慣性テンプ、4本の調整ネジと4つのウェイト(プラス・ヴァンドーム コンプリシテ)


価格&発売時期

価格: ケ・デ・ベルクは2万8600ドル(約440万円)/プラス・ヴァンドーム コンプリシテは14万4200ドル(約2200万円)
発売: 発売中
限定: あり、ケ・デ・ベルクは18本限定、プラス・ヴァンドーム コンプリシテは10本限定

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