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Introducing ギャレが人気ヴィンテージモデルを復活させ、新作“クラシックス” マルチクロンを発表

ヨッティング ビッグアイからマルチクロン 45まで、ヴィンテージウォッチ愛好家に向けた複数の新作をギャレが発表した。

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我々が知っていること

ギャレの再始動が発表されたとき、私は思わず少し身を乗り出した。というのも、私の再従兄弟(はとこ)のひとりがかつて大叔父が所有していたヴィンテージのギャレ ヨッティングを持っているからだ。大叔父は熱心なセーリング愛好家で、数年に一度、ボブおじさんのボートに乗り、グリーンベイの湾内をセーリングしたことを今でも懐かしく覚えている。まあ、私が操縦していて船酔いしなかった時の思い出だ。だからギャレに求めることはただひとつ、過去のヨッティングを忘れないでいてくれること(そして、できればそのレガシーをしっかりと受け継いでくれること)。それだけで、私は満足だった。ところが、実際にはそれをやってのけただけでなく、それ以上のことまでしてくれた。まずはほかのモデルから見ていこう。

Gallet

 現行ギャレのラインナップで最も高い価格帯に位置しながら、同じムーブメントを搭載するブライトリングのモデルよりは低価格に設定されて登場したのが(これはグループ内におけるギャレの重要なポジショニングでもある)、新作ギャレ クラシックスだ。同コレクションは、いわば復刻モデルとも言えるマルチクロンの3モデルで構成される。いずれもケース径38mm、厚さ12.5mm、ラグ・トゥ・ラグ46mmで、わずかにねじれたような形状とファセットを備えたステンレススティール(SS)製ケースを共通して採用している。

 ケースバックはSS製のねじ込み式で、サファイアクリスタル製のシースルーバックを採用している。サファイアクリスタルを採用しながらも、100mの防水性能を確保しており、ブライトリング製の手巻きムーブメント Cal.B09を保護している。オリジナルのマルチクロンよりやや厚みは増しているものの、ムーブメント、ケースバック、そして安心して使える防水性能は、いずれも大きな進化と言える。

Gallet Classic Silverlight

 ご覧のとおり、3モデルはダイヤルの仕上げのみが異なる。この記事の冒頭に掲載しているのが、唯一夜光を備えたトリビュート トゥ マルチクロン 45で、深いブラックダイヤルが特徴だ。次に紹介するのは、シルバーのダイヤルとインダイヤルを備えたトリビュート トゥ シルバーライト。そして私が待ち望んでいたモデル、トリビュート トゥ ヨッティング ビッグアイはホワイトダイヤル、太字の数字とさらに太い針、そして赤と白のヨッティングタイマー表示が特徴だ。インダイヤルはユニコンパックス配置で、9時位置にスモールセコンド、3時位置に30分積算計を配する。

 ご存じない方のために説明すると、ブライトリング Cal.B09は同ブランドが自社開発したCOSC認定の手巻きムーブメントで、振動数は2万8800振動/時。1/4秒単位で計測できるクロノグラフで、70時間のパワーリザーブを備えている。ストラップは複数のオプションが用意されており、購入時に選択できるようだ。

Gallet Classic Yachting

 さて、ここで少しややこしい点がある。ギャレは、ブライトリングへとつながるエントリー層のブランドとして位置づけられており、その先にユニバーサル・ジュネーブが続く。価格設定についてはその方針に沿っているが、今回の3モデルは、ほかの新作よりも少し上の価格帯に位置している。だが搭載されているのはブライトリングのCal.B09であり、セリタ製ムーブメントをベースとするほかのモデルよりも上位のムーブメントを搭載していることは覚えておきたい。ブライトリング プレミエ B09とクラシック アヴィ Ref. 765 1964 リ・エディションの正規価格は124万3000円。今回のモデルは、そこから約30万円低い91万8500円(すべて税込)に設定されている。


我々の考え

これらの新作は、新生ギャレのほかのモデルと比べて価格がかなり高いため、見過ごされたり、反発を招いたりする可能性もあると思う。しかし、この価格設定にはふたつの理由があると考えている。まず、搭載されるムーブメントは確実に製造コストが高く、先ほども触れたように、ブライトリングの他モデルの価格と比較すれば、十分にお買い得に感じる。もうひとつは、ギャレを単に手ごろな価格のブランドとして、それだけで完結させることが目的ではないという点だ。(もしそうすればマイクロブランド市場にも大きな影響を与え、より幅広い商業的な層に届く可能性は十分にある)。しかし最終的な狙いはギャレを入口として、いずれブライトリングを購入してもらうことにある。もちろん、この時計が4500ドル(約70万円)だったらと思う気持ちはある。それでも人によっては、この価格差を受け入れるだけの価値はあるのではないかと思う。仕上げや作りについては、実物を見るまで判断を保留したい。しかしかなり興味をそそられている。


基本情報

ブランド: ギャレ(Gallet)
モデル名: トリビュート トゥ ヨッティング ビッグアイ、トリビュート トゥ マルチクロン 45、トリビュート トゥ マルチクロン シルバーライト(Tributes to Yachting Big Eye, Tributes to Multichron 45, and Tributes to Silverlight)

直径: 38mm
厚さ: 12.5mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: トーン・オン・トーンのインダイヤルと、ダークブルー&レッドの大型ヨッティングタイマー用インダイヤルを備えたホワイト(ヨッティング)/トーン・オン・トーンのインダイヤルを備えたディープブラック(マルチクロノ45)/トーン・オン・トーンのインダイヤルを備えたシルバートーン(シルバーライト)
インデックス: プリント
夜光: あり、マルチクロン 45のみスーパールミノバを充填
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ストラップのみ。クイックリリース式のレザー、ラバー、フィールド、ファブリックを各種用意

Gallet Classic Tribute to Multichron 45

ムーブメント情報

キャリバー: ブライトリング B09
機能: 時・分表示、スモールセコンド、クロノグラフ(30分積算計)
直径: 30mm
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
クロノメーター認定: あり、COSC認定


価格&発売時期

価格: 91万8500円(税込)
発売: 発売中
限定: なし

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