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Introducing アーモリー×Naoya Hida & Co.がTYPE 4A-2 “Floating Feathers”を発表

長年の友人であり、コラボレーター、そしてリテールパートナーである両者が、これまでで最も巧みなNaoya Hida & Co.のコラボウォッチを製作した。

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我々が知っていること

通常、Naoya Hida & Co.の新作発表は年に一度だけだ。同社は年間生産本数がきわめて少なく(その数は増えつつあるが)、毎年10モデル以上を発表し、各モデルにつき年間およそ10本程度を製造するのがほぼ限界だからである。だからこそ、最初の新作発表の波が過ぎたあとで、飛田氏とリテーラーであるアーモリーとの新たなコラボレーションに関するプレスリリースが届いたときには驚かされた。彼らは以前にもコラボレーションしており(彼らの“レターカッター”は今もNaoya Hida & Co.で愛されている1本だ)、今回の新作TYPE 4A-2 “Floating Feathers”は、これまでのラインナップのなかでも群を抜いてユニークで、想像力に富んだモデルと言えるだろう。

The Armoury x Naoya Hida Type 4A-2 "Floating Feathers"

 本作は、鏡面仕上げを施したステンレススティール(SS)製のTYPE 4ケース(直径36mm、ラグ・トゥ・ラグ42.9mm、厚さ11mm)を採用し、センターセコンドを備えることで、ダイヤルを芸術表現のための自由なキャンバスとしている。アーモリーの共同設立者であるマーク・チョー氏とデザイナーのエリオット・ハマー氏は、装飾的な鳥類学や植物のモチーフ、自然風景からインスピレーションを得たと語っている。

 鳥類学とは鳥の研究であることから、私はすぐに“シンギングバードボックス”を思い浮かべたが、この時計を作ったのは私ではないので、当然ながら誰にも意見は求められていない。頻繁に日本を訪れるというハマー氏は、日本人の空間と時代を超越した感覚へのこだわりに感銘を受けたと述べ、プレスリリースでは「羽根があるということは、かつてそこに鳥がいたということでもある」と語っている。

Hida
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 デザインコンセプトはさておき、Naoya Hida & Co.には社内に才能ある彫金師、加納圭介氏がいるという強みがある。ビーズブラスト加工を施したアルゲンティウムシルバー製のダイヤルをキャンバスに見立て、そこに3枚の羽根が舞い降りる様子を、羽軸や羽枝の細部に至るまで彫り込んでいる。両ブランドのロゴはダイヤルの縁に配置され、インナーベゼルにはハンドポリッシュ仕上げを施した18Kイエローゴールド(YG)製の球体インデックスを12個セット、そして分表示はダッシュマーカーで示されている。針もゴールド製で、切削後にポリッシュ仕上げが施されている。秒針はより控えめなブルースティール製で、“キャビアスプーン”型のカウンターウエイトが付いている。

The Armoury x Naoya Hida Type 4A-2 "Floating Feathers"

 搭載する手巻きムーブメント Cal.3020CSは、ETA 7750をベースとしており、サイズは直径30mm×厚さ5mm。センターセコンド仕様となっている(ETA 7750はスモールセコンドを備えた自動巻きクロノグラフなので、もちろん大きく異なる)。振動数は2万8800振動/時で、パワーリザーブは約45時間、22石を備える。これらすべてが、50m防水のねじ込み式ケースバックで保護されている。ストラップはジャン・ルソー製の手縫いによるチャコールグレーのカーフストラップ(ラグ幅20mm、尾錠幅16mm)が付属し、904Lステンレススティール製のピンバックルが装着される。

The Armoury x Naoya Hida Type 4A-2 "Floating Feathers"

 本作は申込制でのみ購入可能で、申込書(ブランドによれば簡単なアンケート)は、日本時間2026年5月18日の午前10時から5月21日の午前10時までにnyc@thearmoury.com宛にメール送信する必要がある。2026年応募者向けの生産本数はわずか10本。納品は2027年を予定しており、価格は3万3000ドル(日本円で約510万円)だ。


我々の考え

アルゲンティウムシルバーのような硬い素材に施された彫刻が、これほどまでにダイヤルに柔らかさをもたらすとは驚きだ。これまでのどのNAOYA HIDA & Co.の時計とも異なっており、飛田氏の時計づくりの系譜のなかでどのように位置づけられるのかはまだわからないが、確かな魅力がある。まるで、白い雪の上に羽根が舞い降りるような情景だ。

The Armoury x Naoya Hida Type 4A-2 "Floating Feathers"

 日本には、羽根というモチーフそのものに特別な感覚があるのかもしれない。鳥や羽根をモチーフにしたのは、彼らが初めてではないからだ。たとえばザ・シチズンは、シルバーホワイトダイヤルにイーグルの羽根モチーフを採用したことがあるし、グランドセイコーは孔雀から着想を得たモデルを手掛けている。そして、クレドールにはゴールドフェザーコレクションが存在する。しかしそれでも、本作は独自の解釈として成立している。個人的にもどこか引かれるものがある。というのも私自身、毎日首からシルバー(一部ゴールド)のフェザーを下げている。これもまた、日本の小さな工房の作品だ。もっとも、3万3000ドル(日本円で約510万円)という価格は、明らかに私の手の届く範囲を超えている。だから私は少し離れた場所から、それがふわりと舞い去るのをただ見守ることにしよう。


基本情報

ブランド: アーモリー×Naoya Hida & Co.(The Armoury x Naoya Hida)
モデル名: Type 4A-2 “Floating Feathers”

直径: 36mm
厚さ: 11mm
ラグ・トゥ・ラグ: 42.9mm
ケース素材: マイクロミリング加工後にポリッシュ仕上げを施した904Lステンレススティール
文字盤: 手彫りでモチーフがあしらわれたアルゲンティウムシルバー(ビーズブラスト加工)
インデックス: ハンドポリッシュ仕上げを施した60個の18KYG製の分目盛り
夜光: なし
ストラップ/ブレスレット: ジャン・ルソー製の手縫いチャコールグレーカーフストラップ、幅20mm-16mm、SS製のピンバックル付き

The Armoury x Naoya Hida Type 4A-2 "Floating Feathers"

ムーブメント情報

キャリバー: Cal. 3020CS
機能: 時・分表示、センターセコンド
直径: 30mm
厚さ: 5mm
パワーリザーブ: 45時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 22
クロノメーター認定: なし
追加情報: 18KYGから機械加工とハンドポリッシュを施した針、ブルースティール製の“キャビアスプーン”型カウンターウエイト付き


価格&発売時期

価格: 3万3000ドル(日本円で約510万円)
発売: 申込制で、日本時間2026年5月18日の午前10時から5月21日の午前10時までにnyc@thearmoury.com宛にメール送信。2027年納品予定
限定: あり、10本限定

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