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Introducing オメガ シーマスターダイバー 300M "北京2022" スペシャルエディション 2020の五輪開始前に2022年の五輪モデルを発表

この特別仕様のシーマスターは、極点降下準備完了だ。

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まだ2021年であるが、この夏、東京では昨年から延期されたオリンピック開催が予定されており、その一方でオメガは来年の北京オリンピックを記念した時計を発表した。そう、2020年の大会もまだ終わっていないのに、既に我々は2022年の記念ウォッチを手にしたというわけだ。

 オメガは1932年以来、ほぼ全ての大会の公式計時を務めてきており、オリンピックの長いパートナーだ。このブランドはまた、長年にわたり、オリンピックをテーマにした楽しい時計を数多く生み出してきており、この時計は、その遺産に加えられた1本だ。

 新たに発表されたオメガ シーマスター ダイバー300M "Beijing 2022" スペシャルエディションは、お馴染みのモデルにカラフルな装飾が施された。最も基本的なレベルでは、このモデルは、形状、サイズ、ブレスレット、一般的な文字盤のフォーマットを、非常にオリンピック的なデザインにし直した「ダイバー300M」となっている。

 本機のベゼルにはグレード5チタンを使用。オメガのスーパーファンであれば、昨年、同じベゼルを採用した「シーマスター ダイバー 300M ネクトン エディション」を思い出すだろう。

 ネクトンとは異なり、このオリンピックモデルにはクラシックなシーマスターブレスレットを装着。ネクトンがノンデイトモデルだったのに対し、このモデルはブラックとは対照的なブルーの文字盤を備え、日付窓も配されている。

 しかし、最も明白な差別化要因であるカラーリングについてお話しよう。オメガは、有名なオリンピックの五輪の色をこの時計の文字盤に採用。2時、4時、8時、10時、12時位置のアワーマーカーは、それぞれ異なる色(赤、緑、黄、青、黒)で囲まれている。対応する分マーカーも時間の色と一致しているのが分かる。

 文字盤の表面は、さらに興味深い。ブルーの「シーマスター ダイバー 300M」の文字盤(ジェームズ・ボンドからジョー・バイデンにまで選ばれてきたカラー)に目新しさはないものの、ブラッシュ仕上げが施されたセラミックにサンレイ加工が採用されている。

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 この時計は、ボンド・シーマスターのシグネチャーと共通するブルーベゼルではないが、前述のチタンを採用してモノクロ的外観を与えられている(それと本機はロレックス ヨットマスターとは似てつかないない - もちろん、悪いことではない)。

 ネクトン シーマスターと同様に、このモデルもクローズドケースバックを特徴とし、そこには2022年北京オリンピックのエンブレムがエングレービングされる。本機はMETAS認定のCal.8800を搭載しており、通常のシーマスターと同様、自社製ムーブメントを備えている。

 オメガが、大会のはるか前にオリンピック関連の時計を発表したのは、これが初めてではない(最後でもないだろう)。2018年には、多くの東京2020 スピードマスターを発表し、その1年後にはオールホワイトの東京2020 シーマスター プラネットオーシャンが登場。これらの時計は、2020オリンピックの行方次第で、コレクターズアイテムとなるかもしれない。

 いずれにしても、オメガ シーマスターダイバー 300M "北京2022" スペシャルエディションは今年の4月に発売され、価格は66万円(税抜)。冬季オリンピックを記念したダイバーズウォッチ…。まあ、最近では、それは他のものよりも理にかなっているかもしれない。

オメガ シーマスター ダイバー300M「北京2022」スペシャルエディション。ケース径42mmのSS製。ベゼルリングはグレード5チタン製。オメガ自社製コーアクシャル マスター クロノメーター Cal.8800、パワーリザーブ55時間。ブルーカラーの文字盤に、針とプロットにアプライドマーカーと夜光を配置。カラーリングを施した特別なアワーマーカー。300m防水。ケースバックにオリンピックエンブレムのエングレービング、SS製ブレスレット。価格:66 万円(税抜)

詳細はオメガ公式サイトをご覧ください。