ADVERTISEMENT
我々が知っていること
我々のお気に入りの良心的なブランドのひとつ、パリを拠点とするメルシーが、ボーマルシェコレクションと名付けた6つの新作を発表した。そのフォルムには見覚えがあるかもしれない。おそらく、彼らと我々のコラボモデル、メルシー インストゥルメンツ ボーマルシェ H02 リミテッドエディション FOR HODINKEEでご覧になったことがあるだろう。今回、1970年代のデザインに着想を得た、きわめて幾何学的なクッションケースが、ウォッチメイキングの歴史に残る象徴的なダイヤルデザインをいくつか取り入れたカプセルコレクションとして復活を遂げた。ステリーナダイヤル、バックリーダイヤルなど、この新作にはあらゆる要素が少しずつ取り入れられており、ブランドによれば古代ローマ、ギリシャ、エジプト文明にも敬意を表しているという。
時計職人から作家に転身したピエール=オーギュスタン・カロン・ド・ボーマルシェ(Pierre-Augustin Caron de Beaumarchais。およびメルシー パリの旗艦店がある大通り)にちなんで名付けられたこのモデルは八角形のベゼルを備え、サテン仕上げとポリッシュ仕上げが施された直径36mm×厚さ10mmのコンパクトで角張ったクッションケースを持つ。内部には40時間のパワーリザーブを備えたミヨタの自動巻きムーブメント Cal.9039を搭載。バリエーションはダイヤル(そしてストラップ)によって展開されている。本稿で紹介するのは6つのダイヤルオプションだ。そのうち5つのダイヤルはHODINKEEバージョンと同様に、中央が盛り上がったサークルと外側のリングを備えているが、ひとつは八角形のセンターを特徴としている。カラーはブルー、グレー、さらにはグリーンまでさまざまだ。際立っているのはダイヤルの奥行き感を巧みに表現し、ファセットカットされたインデックスや星形のアプライドインデックスといった、さまざまなインデックスと組み合わせている点だろう。
詳細は公式サイトで確認できるが、この時計の素晴らしい点は、創業者アルチュール・ジェルビ(Arthur Gerbi)氏の“性能を追求するのではなく、堅牢で手ごろな価格の優れたデザインの機械式時計を作る”という情熱がほかのすべての製品と同様に反映されていることだ。そう考えると、小売価格470ユーロ(日本円で約8万6000円)は妥当な価格と言えるだろう。
我々の考え
これらはメルシーからの楽しいリリースであり、デザインも秀逸だ(今回のリリースとHODINKEEバージョンのプロジェクトを手伝ってくれた我々の友人、エリオット・ハマー/Elliott Hammer氏に賛辞を贈りたい)。私はインデックスやテクスチャーによって立体感が生まれた奥行きのあるダイヤルに目がない。下の写真にある“コスモラ(Cosmora)”グリーンダイヤルのような、いくつかの時計に見られるグレイン仕上げのテクスチャーは本当に美しい。個人的に身に着けるなら、このモデルか、あるいはアラビア数字を備えた“イオンブルー(Æon Blue)”ダイヤルだろうか。しかしロレックスの歴史上最もクールな時計のいくつかを生み出した往年のスターインデックスをブランドが採用したのは素晴らしい。全体的に見て、素晴らしいリリースだ。
基本情報
ブランド: メルシー インストゥルメンツ(Merci Instruments)
モデル: ボーマルシェ(Beaumarchais)
直径: 36mm
厚さ: 10mm
ケース素材: ねじ込み式ケースバックを備えた316Lステンレススチール
文字盤: 6種類
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: モデルによってカラーが異なるコードバンストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: ミヨタ 9039
機能: 時・分表示、センターセコンド
パワーリザーブ: 40時間
巻き上げ方式: 自動巻き
価格&発売時期
価格: 470ユーロ(日本円で約8万6000円)
発売時期: 販売中
限定: なし
詳しくはこちらをご覧ください。
話題の記事
Introducing メルシー インストゥルメンツが幾何学的なデザインの新作、“ボーマルシェ”の6モデルを発表
Hands-On シチズン プロマスター ランド エコ・ドライブ GMTを実機レビュー
Essays 2026年、ウォッチメイキングの最も革新的なイノベーションは“絵筆”になるのでしょうか?