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Introducing ジャガー・ルクルト マスター・コントロール、クロノメーター認定の3モデルで展開する新たな一体型ブレスレットのスポーツウォッチ

ジャガー・ルクルトが、新たな超薄型モデルコレクションを展開し、一体型ブレスレットのスポーツウォッチ市場において確固たる地位を確立する。

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我々が知っていること

ジャガー・ルクルトは、1970年代にスイスウォッチメイキングを象徴する存在となった一体型ブレスレットのスポーツウォッチの隆盛において重要な役割を果たした。厚さわずか2.45mmの極薄自動巻きムーブメント Cal.920は、1972年に発表されたオーデマ ピゲ ロイヤル オーク、1976年のパテック フィリップ ノーチラス、そして翌年のヴァシュロン・コンスタンタン 222に搭載された。

 これらの時計は一体型スポーツウォッチというカテゴリーを確立し、そのいずれもが、薄くかつ堅牢なムーブメントを供給できる“ウォッチメーカーズ・ウォッチメーカー”に依存していた。その結果、洗練されたスリムなケースが、この分野を定義する特徴となった。しかし皮肉なことに、ジャガー・ルクルトは自社モデルにCal.920を採用することはなく、また一体型ブレスレットのスポーツウォッチ市場においても大きな存在ではなかった。マスター・マリナーは条件を満たしていたものの、コレクターの目にはロイヤル オークやノーチラス、222と同列には見なされていなかった。 

 今回発表されたマスター・コントロール クロノメーターは、3モデル・2種類のケース素材で登場し、同ブランドがこの一体型ブレスレットのスポーツウォッチというカテゴリーにおいて正当な地位を取り戻すことを示すものだ。さらに今回初めて、新たなクロノメーター精度基準も提示されている。

 新作の主役となるのは、ステンレススティール(SS)とピンクゴールド(PG)で展開されるマスター・コントロール・クロノメーター・パーペチュアルカレンダーだ。直径39mm×厚さ9.2mmのケースは、シャープな角ではなく緩やかなカーブを描く点が特徴だ。ポリッシュ仕上げのベゼルとエッジが、サテン仕上げのケースと対比をなす。 

 SS製モデルでは、サンレイ仕上げのダイヤルはクールトーンのブルーグレーのグラデーションで、同色のアジュール仕上げの4つのインダイヤルが配される。オパーリン仕上げの文字や目盛りがそれらを縁取る。12時位置のインダイヤルには月と年、3時位置には曜日、9時位置には日付、6時位置上のインダイヤルには槌目加工により刻まれたムーンフェイズとジャガー・ルクルトのロゴが配置される。針とインデックスはSS製のドーフィン型で統一されている。

 PGなどの貴金属仕様は、サンバースト仕上げのブロンズトーンダイヤルと同じレイアウトを採用。インデックスとインダイヤルのアクセントはPGで統一され、ムーンフェイズにはハンマー仕上げのゴールドを用いている。両モデルとも自社製のCal.868によって駆動し、その姿はシースルーバック越しに確認できる。このパーペチュアルカレンダー(QP)ムーブメントは厚さわずか4.72mmで、月ごとの日数の違いやうるう年にも対応しており、時計が巻き上げられた状態であれば2100年まで調整の必要はないとされる。カレンダー表示はすべて同期しており、ケース左側のコレクターを使って調整することができる。

 テーパードした3連の一体型ブレスレットも新しく、このデザインにおける大きな進化だ。中央リンク列ではフラットなバーティカルサテン仕上げの面と、三角柱状のポリッシュ仕上げのリンクが交互に配置される。外側のリンク列にもV字型の面取りが施され、高い研磨仕上げによってコントラストを生み出している。これらの角度はドーフィン針とアプライドインデックスから着想を得たものだという。

 本作は、PG製モデルが7万2500ユーロ(日本円で約1300万円)、SS製モデルが800万8000円(税込)だ。

 続いて、SS仕様のクロノメーター・デイト・パワーリザーブモデル。QP搭載モデルとケースサイズと仕上げは同じで、バランスの取れたふたつのインダイヤルで日付とパワーリザーブを表示する。このデザインは1951年に登場したフューチャーマティックへのオマージュであり、9時位置と3時位置にあるふたつのインダイヤルはパワーリザーブと日付を表示している。この新作は、70時間のパワーリザーブが残り少なくなると、パワーリザーブ側に赤いインジケーターが現れる。ほかのモデルと同様に、中央が明るく、端に向かって暗くなるブルーのグラデーションダイヤルを採用している。

 自社で設計・製造された新ムーブメント Cal.738を搭載しているが、これはブランドがこれまでに製造してきた1000種類以上のムーブメントに加わるものだ。厚さは4.97mmとQPムーブメントよりわずかに厚く、70時間のパワーリザーブと2万8800振動/時の振動数を備えている。39mmのケースとテーパードの一体型ブレスレットは、ほかのSS製モデルと同様の仕上げが施されており、価格は299万2000円(税込)だ。

 最後に、マスター・コントロール クロノメーター・デイトは最小のプロポーションで、新作のなかで最もシンプルで純粋な表現を体現している。時刻・日付を表示する本作はSSとPGの2種類で、ケース径は38mm、厚さはわずか8.4mmだ。

 SS製モデルのブルーダイヤル、PG製モデルのブラウンダイヤルにはそれぞれグラデーションが施され、3つのアラビア数字インデックスと3時位置に日付表示窓が配置されている。ケースとブレスレットの仕上げは統一されており、価格はSS製モデルが248万6000円、PG製モデルが924万円(両モデルとも税込)だ。

 これらの時刻・日付表示モデルを含め、新しいMCCコレクションのすべての時計はCOSC認定を取得している。さらに、ジャガー・ルクルト独自の新たな厳格な試験と認証シール、HPG(High Precision Guarantee、高精度保証)も付与されている。

 HPGという名称は、1970年代にCal.916を搭載したモデルのダイヤルに初めて登場した。2万8800振動/時という高精度を実現するムーブメントとして革新的な存在だった。新しいHPG認証では、高度での性能、耐衝撃性、装着姿勢、温度範囲といった、日常的な時計着用における4つの要素が評価される。

 ジャガー・ルクルトは、新しいHPG試験基準についての詳細を以下のように発表した。

  1. 高度: キャリバー単体で、大気圧の変化を受ける試験が行われ、海面から標高1004mまでの条件でシミュレーションする(なお、そのほかの項目についてはケースに組み込まれた状態で評価する)。
  2. 多方向衝撃: 25Gから50Gの衝撃が、複数の標準的な姿勢で加えられる。
  3. 姿勢: 複数姿勢と固定姿勢を交互に繰り返す試験を実施する。
  4. 温度: 休止状態を想定した18℃から、活動状態を想定した35℃までの大きな温度変化が試験に含まれる。

我々の考え

ジャガー・ルクルトが競争の激しい一体型スポーツウォッチ市場に本格的に参入したのは喜ばしいことだ。マスター・コントロール クロノメーターは、ブランドのムーブメント製造技術とユニークなダイヤルデザインを前面に押し出し、QPのような洗練された複雑機構を備えながらも、薄くエレガントで日常使いしやすい時計を実現している。

 SS製モデル、特に時刻・日付表示モデルの価格は比較的競争力があり、同じリシュモングループのIWC インヂュニアと比較されるだろう。一方、QP搭載モデルはオーデマ ピゲなどのハイブランドと価格面で競合するはずだ。スイス製のブレスレットは美しいが、残念ながらマイクロアジャスト機構は付いていない。

 ムーブメントの精度と信頼性を裏付ける新たな認証を取得したジャガー・ルクルトは、ラインナップの空白を埋める、堅実で印象的な時計を生み出した。


基本情報

ブランド: ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)
モデル名: マスター・コントロール クロノメーター・パーペチュアルカレンダー、マスター・コントロール クロノメーター・デイト・パワーリザーブ、マスター・コントロール クロノメーター・デイト(Master Control Chronometre Perpetual Calendar, Master Control Chronometre Date Power Reserve, Master Control Chronometre Date)
型番: Q4178180(SS製のパーペチュアルカレンダー)、Q417216J(PG製のパーペチュアルカレンダー)、Q4168120、Q4158120(SS製)、Q415216J(PG製)

直径: 39mm(パーペチュアルカレンダーと、デイト・パワーリザーブ)/38mm(デイト)
厚さ: 9.2mm/8.4mm
ケース素材: 18Kピンクゴールド、ステンレススティール
文字盤色: ブルーグレー、ブロンズ
インデックス: SS製またはPG製のアプライド
夜光: なし
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SS製または18KPG(750/1000)製のテーパードされた3連の一体型ブレスレット、ダブルフォールディングバックル付き


ムーブメント情報

キャリバー: 自社製の868(パーペチュアルカレンダー)/自社製の738(デイト・パワーリザーブ)/自社製の899
機能: 時・分表示、センターセコンド、年・月・曜日・日付表示、ムーンフェイズ/時・分表示、センターセコンド、日付表示、パワーリザーブインジケーター/時・分表示、センターセコンド、日付表示
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
クロノメーター認定: あり、COSC認定と自社独自のHPG(High Precision Guarantee、高精度保証)


価格&発売時期

価格: 7万2500ユーロ(日本円で約1300万円/PG製のパーペチュアルカレンダー)、800万8000円(SS製のパーペチュアルカレンダー)、299万2000(デイト・パワーリザーブ)、248万6000円(SS製のデイト)、924万円(PG製のデイト)
発売時期: 発売中
限定: なし

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