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クイック解説
モンブランは、ミネルバ高級時計工房にインパイアされた1858コレクションを拡充し続けており、新たにステンレスと限定のブロンズケースで提供される自動巻きモノプッシャークロノグラフを発表した。温かみのあるヴィンテージスタイルとマニアックな複雑機構を搭載した1858 モノプッシャークロノグラフは、サイズ感がよく、スポーティでクールなコンプリケーションを搭載しながらも、通常では見ない価格でリリースされた。
ファースト・インプレッション
ステンレス、またはブロンズの1858 モノプッシャークロノグラフは、直径42mm、厚さ14.7mmで、ソリッドケースバックによって100m防水を確保している。またドーム型のサファイア風防は、ドーム型で無反射加工が施されている。スタイリングは、1858コレクションの他のモデルと同様だが、ブロンズの限定モデルは、独特な雰囲気を醸し出している(経年変化が進めばかなり格好よくなるだろう)。しかも、モノプッシャークロノグラフを50万円台から手に入れることができるのはなかなか無いことだ。
1858 モノプッシャークロノグラフは、自動巻きムーブメントMB 25.12を搭載している。これは、MB 25.11と同様にセリタSW500をベースにしたムーブメントである。モノプッシャームーブなら、MB25.10(コラムホイールを搭載したIWCの自社製Cal.69370がベース)の方が、よかったという方もいるかも知れないが、カム式のセリタベースでも問題はないだろう。我々は、派生型であるSW510 MPがブレモンのアローで上手く使われているのを既に見ている。MB 25.12は、4Hzで駆動、48時間のパワーリザーブを備え、センターにクロノグラフセコンドを、さらに30分積算計と9時位置にはスモールセコンドを備えている。
前述のブレモンよりも少し薄い1858 モノプッシャークロノグラフは、同価格帯でありながら全く異なる見た目と質感をもつ。SSモデルは、レザーストラップが53万4000円で、ライスビーズブレスレットは56万8000円。経年変化を楽しめる1858本限定のブロンズモデルは、61万4000円だ。すべて税抜価格。
基本情報
ブランド: モンブラン(Montblanc)
モデル名: 1858 モノプッシャークロノグラフ リミテッドエディション(1858 Monopusher Chronograph Limited Edition)
型番: 125581 (ステンレス、レザーストラップ)、125582 (ステンレス、ブレスレット)、125583 (ブロンズ)
直径: 42mm
厚さ: 14.7mm
ケース素材: SS、またはブロンズ
文字盤色: ブラック
インデックス: プリント
夜光: あり
防水性能: 10気圧
ストラップ/ブレスレット: ステンレスブレスレットまたはレザーストラップ(SSモデル)、ブロンズ仕上げのSS製ピンバックル付きベージュNATOストラップ(限定のブロンズモデル)
ムーブメント情報
キャリバー: MB 25.12
機能: 時、分、スモールセコンド、30分積算計、センタークロノグラフセコンド
パワーリザーブ: 48時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
追加情報: モノプッシャークロノグラフ
価格&発売日
価格: 53万4000円(ステンレス、レザー)、56万8000円(ステンレス、ブレスレット)、61万4000円(限定のブロンズ)、いずれも税抜価格。
限定: ブロンズモデルのみ1858本限定
発売時期: 発売中
詳細は、モンブラン公式サイトをご覧ください。