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私が毎年ヴィンテージウォッチを見つけ、買い求めるお気に入りの場所のひとつが、オリジナル マイアミビーチ アンティークショーだ。今年もマイアミビーチ コンベンションセンターで1月11日(木)から15日(月)まで開催される。
昨年も参加してPhoto Reportをまとめたが、今年もまたコンベンションセンターの通路を歩き回り、ヴィンテージウォッチを探しながら見知らぬ人々に「あなたの時計の写真を撮ってもいいですか?」とぎこちなく尋ね回ることになるだろう。
ご存じない方のために2023年のマイアミビーチ アンティークショーについて説明しておくと、Instagramでおなじみのヴィンテージディーラー、イタリア人たち、そして魅力的なアンティークディーラーやエステートディーラー(遺品整理業者)を47thストリートにある蛍光灯が照らす倉庫に押し込んだものだった。
年に1度開催されるおそらくアメリカ最大のジュエリーショーであり、北米、さらにはヨーロッパの時計愛好家が集まる場でもある。2013年、2014年、2015年と続けて足を運び、昨年も訪れたので、今年もまたショーへの参加が恒例となりそうでわくわくしている。アンティークショーには実にさまざまな出展者がいる。そこには、計り知れないほど希少なパテックやポール・ニューマン、カルティエを展示する老舗ヴィンテージディーラーから、シーザーサラダのように金時計を山盛りにしているエステートディーラーまで、あらゆる業者が一堂に会している。
今年参加する、時計に特化した出展者は以下のとおりだ。Corrado Mattarelli、Excalibur、Jones & Horan、Louis & Company、Luxury Bazaar、Matthew Bain、Monaco Legend Group、Menta Watches、Wind Vintage、そして挙げればきりがないほど多くのエステートディーラーなどだ。また、気心の知れたコレクターや愛好家に出会うのも楽しい。昨年はTalking Watches出演者のうち少なくともふたり、アルフレッド・パラミコ(Alfredo Paramico)やフレッド・サべージ(Fred Savage)に会った。
もしあなたがマイアミビーチに近いところに住んでいるなら、あるいはこの長い冬ごもり中、単に1月のちょっとした逃避行先を探しているなら、1日か2日アンティークショーへ訪れることを考えてみてはどうだろう。そして、あなたや私のように時計に過度な執着を持っていない旅行仲間の説得を試みるなら、マイアミビーチはコンベンションセンターから2ブロックほどしか離れていないことを伝えよう。そしてもし会場に来たら、メガネをかけたこの男に必ず声をかけるよう伝えて欲しい。
また、1月13日(土)には、サザビーズ・アメリカズの時計部門責任者であるジェフ・ヘス(Geoff Hess)もしくはシニアスペシャリストのジョナサン・バーフォード(Jonathan Burford、調整中)と、Wind Vintageのディーラーであるエリック・ウィンド(Eric Wind)による30分間のパネルディスカッションの司会を務める予定なので、近くに来たらぜひ立ち寄って欲しい。このふたりには、大きなフォーラムでは決して話せないようなエピソードや見識を披露してもらうことを約束しよう。
オリジナル マイアミビーチ アンティークショーの詳細については、ショーのWebサイトをご覧ください。