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我々が知っていること
2022年末、ロレックスは独自のRLXチタン素材を使用したディープシー チャレンジを発表した。この時計は直径が50mmもあり、基本的に一般人には身につけることができないような仕様だった。今日、また新たな時計がRLXの争奪戦に加わった。ロレックス ヨットマスター42である。チタン製のヨットマスターを目にしたのは、有名なセーリング選手であるベン・エインズリー卿の腕に装着されていたのが最後である。それは数年前のことで、彼が身につけていたのはストラップ付きのプロトタイプだった。
この新作は、総チタン製のヨットマスター42だ。つまり、チタン製ケースとチタン製ブレスレットを持ち、ディープシー チャレンジと同じ仕様だ。審美性において、全体的なデザイン言語は最近リリースされたブラックセラクロムベゼルのYMでおなじみである。つまり、マットなセラミック製ベゼルのインサートを背景に、ブラックの数字が浮かび上がる、あの意匠である。しかし通常、ケース素材は貴金属であるところ、この時計はすべてチタンで作られているのだ。
チタン製のブレスレットは全面サテン仕上げで(でかした、ロレックス)、ブランド謹製の5mmのイージーリンク エクステンション機構による延長機能を内蔵している。
我々の考え
チタンモデルがもっと出てくる予感はしていたが、何年も先の話だとも思っていた。ディープシー チャレンジのわずか数カ月後に、2本目のチタン製ロレックスが登場するとは思いもよらなかったし、それがヨットマスターであるとも思っていなかった。しかし、プロトタイプが存在したことが知られていることを考えると、この時計が登場した今、予想できて当然だったとも思うのだ。
正直なところ、私にとっての魅力は、ロレックスがこれをチタン製ブレスレットに装着するという英断を下したことにある。オイスターフレックスに装着して終わりにするのは、あまりにも安直だっただろう。しかし、全面サテン仕上げのチタンブレスレットを選択したことで、ヨットマスターはツールウォッチのカテゴリーにしっかりと位置づけられ、私にとってこれまで以上の注目モデルに仕上がった。
オイスターフレックスにWG製のYM42を装着したことのある私にとって、このサイズ感はまったく怖くはないし、このブレスレットなら、さらに装着感が高いだろう。ハンズオン記事をお楽しみに。このモデルの軽さを早く実感したいものだ。
基本情報
ブランド:ロレックス(Rolex)
モデル:ヨットマスター 42(Yacht-Master 42)
型番:226627
直径:42mm
ケース素材:RLXチタン
ダイヤルカラー:ブラック
インデックス:アプライドアワーマーカー
夜光:あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット:チタン製ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー:3235
機能:機能 時、分、秒、デイト
パワーリザーブ:70時間
巻き上げ方式:自動巻き
価格&発売時期
価格:167万900円(税込)
限定モデル: なし
詳細については、ロレックスのウェブサイトをご覧ください。