Introducing: ハミルトン カーキ フィールド チタニウム オート クラシックなデザインを進化させた2022年新作 - Hodinkee Japan (ホディンキー 日本版) trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing ハミルトン カーキ フィールド チタニウム オート クラシックなデザインを進化させた2022年新作

それでも15万円アンダーだ。憧れと自分を紐付けるために、ぜひご検討を。

ADVERTISEMENT
我々が知っていること

デザインを仕上げるには時間がかかるものだ。最初のカーキ フィールド チタニウムは、カーキシリーズの新しい方向性を示すエキサイティングなモデルだったが、いくつかの面では的外れな部分もあった。ケースサイドに刻まれたチタンの刻印は、多くの購入希望者を苛立たせた。また、フェイクのエイジング加工が施された文字盤には異論もあった。しかし、内部に搭載されたムーブメントH-10には異論がない。80時間のパワーリザーブは、この価格帯の時計(税込13万2000円)としてはベスト・イン・クラスだ。

watch

 そして数年経った今、カーキ フィールド チタニウムはようやくその足場を固めた。これまでで最高の出来栄えだ。42mmもあるが、38mmが愛好家のあいだで人気になるのは間違いないだろう。H-10ムーブメントも健在で、サテン仕上げのチタンとPVDコーティングが施されたチタンから選択できる。サイドに刻まれた「Titanium」の文字もなくなり、夜光もニュートラルなトーンになった。そして2022年のベストは? 新しいダイヤルカラーが選べることだ。その内容はこうだ。

watch

 42mmはサテン仕上げのチタンモデルで、文字盤はカーキまたはブルーの2色。ハミルトンのカーキは、タン色ではなくグリーンだ。38mmバージョンには、3バリエーションある。サテン仕上げのチタンは、グリーンダイヤルとブラックダイヤルがあり、PVD加工のチタンモデルでは、月のようなテクスチャーが施されたグレーダイヤルがある。

watch
我々が思うこと

かつてアメリカブランドだったハミルトンは、今やスウォッチ・グループの一員だ。それはいいことである。このブランドは、グループのすべての専門知識とノウハウを活用することができるのだ。カーキはもともと40年代の陸軍兵器局の仕様、その後の60年代以降の「GG-W-113」や「MIL-W-3818B」の仕様に該当するように設計されている。そのため、ほとんど変わらない時計のデザインは、いかにもアメリカ的であり、無骨で、逞しい。シンプルで視認性が高く、ギミックなしに尊敬の対象となるのだ。

watch

 このデザインは、抑制を効かせつつも、十分に遊び心がある。落ち着いた色調とマットな仕上げは伝統を重んじながらも、カーキ(私たちはセージグリーンと呼んでいる)と月のような文字盤は新鮮だ。デザインは進化するものなのである。何十年も生産され続けている時計デザインは、ときに行き場を失ってしまうことがある。

 他のメーカーのように、カーキに標準的なグリーンのダイヤルを載せて終わりにするのが、予想された動きだっただろう。しかし、私たちが手に入れたのは、この時計が持つ本来の精神に沿った、思慮深いグリーンダイヤルだ。そして、コンクリートのようなグレーダイヤルは、斬新で控えめな印象を与える。自然界を彷彿とさせる、新しいカーキ フィールド チタニウムの居場所はアウトドアにある。

watch
watch

 カーキ フィールド メカニカルについてよく言われるのは、38mmのケースサイズに対するラグ幅の問題だ。この時計は特にラグが長く、手首の細い人にとっては、ラグが食い込んで時計が不快に感じられることがある。新しいチタンモデルでは、手首に食い込む90°の角度を緩めるために、ラグの形状が変更された。その代わりにラグは面取りされ、チタンケースと相まって、手首の上で文字通り消えるような感覚になっている。残念ながら、カーキ フィールド メカニカルのように貫通ラグではないため、比較するとストラップ交換は簡単ではない。

watch
watch
watch

 カーキ フィールドは、機械式、自動巻きともに、フィールドウォッチとして理想的なモデルだ。今回、文字盤の色とケースの仕上げを一新し、さらに選択肢を増やしたが、価格は15万円以下。選択肢が増えることは悪いことではないのだ。

watch
watch
ADVERTISEMENT

基本情報

ブランド: ハミルトン(Hamilton)
モデル名: カーキ フィールド チタニウム オート(Khaki Field Titanium Automatic)
型番:  38mm: H70205860 / H70205830(サテン仕上げのチタン)H70215880(PVDコーティング)、42mm: H70545560、H70545540(サテン仕上げのチタン)。

直径:  38mm, 42mm
ケース素材: チタン
文字盤色: グリーン、ブルー、ブラック、グレー
インデックス: 夜光が塗布されたアラビア数字
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: カーキ、ブラウン、またはグレーのヌバックストラップ

watch

ムーブメント情報

キャリバー: H-10
機能: 時、分、秒、日付
直径: 25.6mm
パワーリザーブ: 80時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3.5 Hz (2万1600振動/時)
石数: 25


価格 & 発売時期

価格: H70205860、H70205830 (brushed titanium) 11万9900円、H70215880 (PVDコーティング) 12万8700円
発売時期: 2022年4月
限定: なし、通常生産

詳細は、ハミルトン公式サイトへ。

ログイン もしくは 新規登録 をしてコメントしてください。
承認待ち

外装としてのチタンはあまり好きではないが、ツールウォッチに使うのは良いと思う。ムーブメント、価格、ブランド、デザイン全て含めて説得力のある時計だと思う。