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我々が知っていること
ウブロがやってくれたようだ。スクエアケースの時計を発表したのだ。舷窓からインスピレーションを得たベゼルデザインや、大型のクラシック・フュージョンで知られるブランドが、ビッグ・バンのクリエーションを受け継ぎ、新たなサブコレクションを作り上げようとしている。ウブロの世界へようこそ。新作のスクエア・バンをご覧あれ。
このモデルは、ウブロが長年にわたってビッグ・バンやクラシック・フュージョンに吹き込んできたクラシックなDNAを受け継いだ、初のスクエアウォッチだ。
スクエアケースは、中央のハウジングに上下のプレートを組み合わせたモジュール構造になっている。この形状は当初、時計の防水性を確保する上で問題となったが、ウブロはその課題を克服し100m防水を保証している。ケースモジュールと同様に、文字盤もサンドイッチ構造となっている。
ウブロは、文字盤の内部構造とウニコ・ムーブメントを見せるために、サファイアケースバックを選択した。ベゼルには、ビッグ・バンと同じように6つの機能的なネジが配置されており、ケースサイドにはビッグ・バンのケースにあった耳が付いている。
スクエア・バンのケースサイズは42mm(オーバーモールド成形されたラバー製のリューズ付き)で、ワンクリックで交換可能なストラップシステムを採用。バリエーションは5つ。ソリッドチタン、ブラックセラミック、キングゴールドケースの3モデルと、チタニウムもしくはキングゴールドにブラックセラミックベゼルを組み合わせた2モデルがある。各モデルには、ケースと同素材のブラックラバーストラップとフォールディングクラスプが付属。搭載するマニュファクチュールムーブメントには、354個の部品で構成され振動数4HzのHUB1280ウニコである。
スクエア・バン オールブラックは、250個の限定生産となる。この新コレクションのなかで唯一の限定モデルだ。
我々が思うこと
もし私が今年のWatches & Wondersに期待することのリストを作っていたとしたら、これはきっとそのなかには入っていなかっただろう。だから、そう、驚いているのだ。非常に特殊な時計、非常に特殊な形状の時計で知られるブランドであるウブロにとって、これはまったく新しいフォームファクターなのだ。
スクエアケースの時計といえば、カルティエやタグ・ホイヤーを連想し、ウブロは浮かんでこない。少なくとも、かつては。このたび、このスクエア・バンが登場したことでそう思わざるを得なくなったわけだ。この42mmの時計が手首にどうフィットするのか楽しみだ。角張ったデザインではないため、違和感なくつけられると感じていて、ケースデザイン的には、Apple Watchに対する機械式の答えのような気がする。
もちろん、ウブロはクラシックなビッグ・バンのルック&フィールを維持しながら、自社製ウォッチの形を文字通り作り直したことに脱帽だ。ベゼルからラグに至るまで、そのすべてが揃っている。この時計を見たことがなくても、ウブロの時計であることは一目瞭然だ。
私はウブロのシースルーダイヤルが大好きで、これは特に楽しめそうだと思っている。限定のオールブラックも魅力的だが、私はチタンモデルに注目している。このケースの形とチタンの軽さに引かれた。近々、実際に触ってみて、またレポートしたいと思う。
基本情報
ブランド: ウブロ(Hublot)
モデル名: スクエア・バン(Square Bang)
型番: オールブラック 821.CX.0140.RX 250本限定、チタニウムセラミック 821.NM.0170.RX、チタニウム 821.NX.0170.RX、キングゴールド セラミック 821.OM.0180.RX、キングゴールド 821.OX.0180.RX。
直径: 42mm
厚さ: 14.5mm
ケース素材: サテン仕上げのブラックセラミック、チタン、サテン仕上げのキングゴールド
文字盤色: サファイア
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: HUB1280ウニコ
機能: 時、分、秒、クロノグラフ
パワーリザーブ: 72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 4Hz
石数: 43
クロノメーター認定: なし
価格 & 発売時期
価格: オールブラック 305万8000円、チタニウムセラミック 281万6000円、チタニウム 268万4000円、キングゴールド セラミック 465万3000円、キングゴールド 501万6000円(すべて税込)
発売時期: 今すぐ
限定: オールブラックモデルのみ250本限定