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我々の知っていること
21世紀のF.P.ジュルヌの時計は、2001年にデビューしたオリジナルの自動巻きムーブメント「オクタ」を中心に構築されている。クロノメーター・ブルー、クロノメーター・スヴラン、オクタ・カレンドリエなど、すべてのモデルがオクタ キャリバー1300、あるいはそれをベースにして作られている。昨年のムーブメント誕生20周年を記念して、F.P.ジュルヌは100本のオートマティックを限定生産。キャリバー1300.3は、キャリバー1300にわずかに手を加え、ロジウムメッキを施した真鍮製のムーブメントを搭載し、初期のF.P.ジュルヌのタイムピースと同様の外観を有している。
F.P.ジュルヌが今回発表したものは、昨年限定発売され、瞬く間に完売したものの後継機である。メゾンのカタログにCal.1300.3が正式にメインラインとして追加されたわけだ。
新しいオートマティックは、40mmまたは42mmのプラチナまたは18K 6Nゴールドケースで、Cal.1300シリーズが備えるすべての明確な利点も当然盛り込まれる。Cal.1300は、ジュルヌの他のムーブメントと同様に18Kローズゴールド製で160時間のパワーリザーブを備え、最初の120時間は精度までが保証されている。オフセンターローターは、従来の両方向巻き上げから片方向巻き上げに変更された。これはオートブロック機能を持つボールベアリングの採用により、より効率的な巻き上げが可能になったためだ。
新しいオートマティックシリーズは、お近くのF.P. ジュルヌブティックですぐにお求めいただける。価格はお問い合わせを。
我々が思うこと
F.P.ジュルヌといえば、まず本機のような時計を思い浮かべる。コレクターのなかには、レゾナンスやトゥールビヨンを搭載した時計に引かれる人もいるかもしれないが(実際、F.P. ジュルヌのトゥールビヨンウォッチについては、Reference Pointsに詳細を書いた)、私は、オフセンターの時・分、秒、パワーリザーブ、日付表示による明確なデザインセンスと視認性を高く評価している。
実際、これらは非常に魅力的で、よくできた、批判されにくい時計だと思う。もし、あなたがF.P.ジュルヌが過去30年間に時計製造のためにしてきたことを少しでも理解しているなら、この時計を気に入らない理由はないだろう。
私の個人的なお気に入りは、18K 6Nゴールドケースの40mmモデルで、5Nゴールド製の美しい質感を備えたマットな文字盤が特徴。 これはまさにF.P.ジュルヌならではのものだ。
基本情報
ブランド: F.P.ジュルヌ(F.P. Journe)
モデル名: オートマティック(Automatique)
直径: 40mm、42mm
厚さ: 10.7mm
ケース素材: プラチナ PT950 または 18K 6N ゴールド
文字盤色: ホワイトゴールドまたは5Nゴールドとホワイトニング・ギヨシェ・シルバー、スティール製サークルフレームタイムサブダイヤル
インデックス: ローマ数字
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブラックのレザーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: 1300.3(18Kゴールド製)
機構: オフセンターに時・分・秒、パワーリザーブ表示、日付表示
直径: 34.6mm
厚さ: 5.9mm
パワーリザーブ: 160時間
巻上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動 / 時(3 Hz)
石数: 37
クロノメーター認定: なし
追加情報: 部品点数 260、22K 5Nゴールド製ローター(オフセンター、ギヨシェ彫り)、自動巻き、4つの調整可能な慣性モーメントを備えたフリースプリングテンプ、アナクロ製ヒゲゼンマイ、ブリッジに円形のストライプ、地板の一部に円形のグレイン、面取りした溝を持つ磨き上げられたネジ山、丸く磨き上げた端面付きのペグ、面取りをしたスティール製部品など
価格 & 発売時期
価格 : 未定。決まり次第アップデート
発売時期 : F.P.ジュルヌブティックにて販売中
限定 : 通常モデル
Images, Tiffany Wade, unless otherwise noted.
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その他、詳細はF.P.ジュルヌ公式サイトで詳細をご覧いただけます。
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