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先日、私は初めてスリー・オン・スリーの動画企画に参加した。楽しかった。とても興味深い2人の時計仲間と、“成功 ”を象徴する時計について話をすることができた。そして、私は自分で選んだもの(ヴァシュロン・コンスタンタン パトリモニー)が特にお気に入りだったけれど、彼女たちが選んだものかなり素晴らしかった。3人によるスリー・オン・スリーだ。
また、これまでのスリー・オン・スリーのビデオとはかなり違っていて、主に靴を脱いでリラックスしていたからだが、それ以外にもいくつかの変化があった。これまで、このシリーズは厳しい基準や強い意見に焦点を合わせてきた。シリーズが復活したところで今回は、これまでHODINKEEチームが持ち寄ったみっつの話題と時計を見てみよう。
最初のスリー・オン・スリーは、2014年に3人が最高の自社製手巻きドレスウォッチを選ぼうと決めたときにサイトに登場した。しかも、200万円以下(当時の為替レート)という設定だった。
それ以来、スリー・オン・スリーは、話題の時計、インディーズ、格安時計などを取り上げてきた。ほぼすべてのエディターが登場し(ダニー・ミルトンの登場はまだ先だが)、それぞれが少しずつ異なる感想を持っていた。
Steal Vs. SplurgeやEntry Levelのように、ふたつの時計を比較したり、あるブランドの最も手に入れやすい時計を発見するのに役立ったりするレギュラーシリーズがある一方で、スリー・オン・スリーのストーリーにおける活発な議論、厳格さ、そして選択には、まるで会話を盗み聞きしているかのように楽しんでもらえると思う。
そこで、懐かしのスリー・オン・スリーを少し振り返ってみよう。また、今後取り上げて欲しいトピックも聞かせてもらいたい。
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2014年のスリー・オン・スリーの初回記事では、ベン・クライマー(Benjamin Clymer)、スティーブン・プルビレント(Stephen Pulvirent)、ポール・ブトロス(Paul Boutros)が集まり、2万ドル(当時の為替レートで約206万円)以下で最高の手巻きドレスウォッチを選ぶために議論を交わした。これはかなりの大金で、3人に多くの仕事を与えてくれた。この3本の時計はクラシックで風格のあるものであり、まだ2万ドル以下で手に入るという保証はない。
次は、手頃な価格と品質の交差点に焦点を当てたスリー・オン・スリーを紹介したい。ジャック、ジョン、ジェームズの3人が2018年に座談会を行い、ファンに人気の高いオメガ、グランドセイコー、ロレックスのなかから、最高のエントリーレベル・ウォッチを選ぶために心を込めて討論した。
ジャック、スティーブン、アーサー・トゥシェット(Arthur Touchot)の3人が集まり、ステンレススティール製の高級スポーツウォッチについて語り合ったのは2017年初頭のこと。当時はコメント欄が開放されたころで、今となっては想像するしかない。。このシリーズでピアジェが愛されているのを見れて嬉しい限りだ。
私たちは何年も前からインディーズにハマっている。スティーブン、ベン、ケリー・ジャスパー(Kelly Jasper)は2014年にサルパネヴァ、スピーク・マリン、ハブリング2の腕時計を比較するために集まった。昨年チームに加わった者として、どのブランドが今日のサイトに最も関連性があり、どのブランドが少しそうでないように感じられるかは興味深いことだ。このサイトのフォーマット(ウォーターマーク)だけでなく、インディペンデントウォッチ界全体の変化にも目を向けてみてほしい。
2020年のこのスリー・オン・スリーは個人的なお気に入りだ。ジャック、ジョン、コールの3人が、10万円以下の時計に真剣に向き合い、考察を深めた。時計の世界に足を踏み入れようとしている人、そして時計に大金を投じたくない人にとって必読の記事だ。
Lead illustration, Andy Gottschalk
オメガは最高峰のブランドのひとつであり、レガシーな高級ブランドへのエントリーモデルとしてアクアテラ150Mは、オメガらしい独特の美しさに包まれ、多くのものを提供してくれる。
– ジェームズ・ステイシー、オメガのアクアテラについて。「Three On Three: 自社製自動巻きムーブメントを搭載するグランドセイコー、オメガ、ロレックスのエントリーモデル」より
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