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クイック解説
ブライトリングの中でも最も人気のあるコレクションのひとつであるクロノマットに、日本限定モデルとなるクロノマット JSP ローマン インデックス ブラック マザー オブ パール リミテッドが追加されました。最も特徴的なのは、文字盤にブラックMOPを採用している点です。ブライトリング好きな方であれば、既視感を感じられるかもしれませんが、それもそのはず、同社は毎年のようにMOPを採用した日本限定のモデルをリリースしています。日本限定のMOPは、強い人気を持ち、毎回早いタイミングで完売が続いているモデル。昨年は、ブラックMOPにバーインデックス仕様がJSPとして発売されました。
全体的なスペックは、前回の限定から変更はなく、ケース径44mm、厚さ16.95mmにライダータブ付きのベゼルを搭載したパイロットウォッチです。サファイアクリスタルのケースバックからは、自社製キャリバー01を鑑賞することができます。文字盤のブラックMOPは、天然のものであるため、個体差があり一つとして同じものはありません。私が手にとったモデルは、光の当たり方や角度によっては、ダークブルーのシンプルな文字盤のようにも見える個体でした。また、12時位置のロゴに現行の「B」ロゴではなく、かつて採用していた通称「ウィングロゴ」が採用されているのもポイントです。
ファースト・インプレッション
ブライトリングのクロノマットは、2017年に新CEOジョージ・カーン体制になった翌年に、アップデートがなされました。サイジングやムーブメントなどに変更はありませんでしたが、ケースとブレスレット全体にサテン仕上げが施され、全体的に控えめなデザインに生まれ変わりました。本作は、現行のクロノマット B01 クロノグラフ 44と同じサテン仕上げと鏡面仕上げの組み合わせからなるベゼルとライダータブはそのままですが、それ以外のケースとブレスレットには全面に鏡面仕上げが施されています。そのため、先代のクロノマット44を思い起こさせる光沢感の多いデザインです。大型のケースで、また鏡面仕上げを多用していることにより、手首の上で存在感を放ち、依然として力強い時計です。
先代を思い起こさせるといえば、ロゴもその一つです。パイロットウォッチであるクロノマットといえば、このウィングロゴを採用したものであるというイメージを持たれている方も多いでしょう(私もその一人です)。大型のクロノマットにおいて、非常に小さな部分ですが、大きな違いを生んでいるディテールです。
ブライトリングがこれまでリリースしてきた過去の日本限定モデルは非常に人気が高く、既に完売となっています。もしこの組み合わせ、特に旧ロゴなどかつてのアヴィエーション全盛期の意匠を気に入っていて、タイミングを逃していたという方であれば、本機はまたとないチャンスです。限定本数は500本で、価格は税抜で108万円です。
基本情報
ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: クロノマット JSP ローマン インデックス ブラック マザー オブ パール リミテッド(Chronomat JSP Roman Index Black Mother of Pearl Limited)
型番: AB01153A1B1A1
直径: 44mm
厚さ: 16.95mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブラック マザーオブパール
インデックス: ローマン数字
夜光: あり
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ステンレスブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: ブライトリング01
機構: 時間、日付、クロノグラフ(1/4秒、30分計、12時間計)
直径: 30mm
厚さ: 7.2mm
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 47
クロノメーター認定: C.O.S.C.
追加情報: コラムホイール、垂直クラッチ方式
価格・発売時期
価格: 108万円(税抜)
販売時期: 発売中
限定: 日本限定500本
詳細は、ブライトリング公式サイトをご覧ください。